65インチ4Kテレビに買い替えたので選ぶときのポイントをまとめました。
現在では、有機ELパネルを採用したモデルや低価格なモデルなど様々なテレビが登場しています。
高い買い物なうえに長く使うなら失敗したくないので、多くのことを調べ多くのテレビに触れて自分にピッタリの1台を購入しました。
この記事では、65インチ4Kテレビ「ブラビア XRJ-65X90L」購入で選んだポイントや体験談を紹介していきます。
今回は実際に購入検討時の悩みや、購入の経緯を解説します。これから65インチのテレビの買い替えを検討している方は参考にしてください。
目次
65インチ4Kテレビを選んだポイント
テレビを買い替える前は、10年前の32インチ東芝REGZAのテレビを使っていました。もちろん4KではなくフルHDでインターネットにも接続できないモデルです。
もともとテレビを観ることが少なく、テレビも壊れていたわけではありませんでした。
今よりも大画面が欲しい。YouTubeやAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスをテレビで快適に観たい。が買い替える目的でした。
実際に65インチ4Kテレビを購入するときに選んだポイントを解説していきます。
4K液晶テレビでコスパ重視
テレビのパネルの種類には大きく2つの種類があり、現在最も主流な光源にバックライトを採用した液晶テレビと、バックライトを搭載せず自発光素子を採用した有機ELテレビがあります。
購入時に、液晶か有機ELかで悩むポイントとなります。液晶テレビと有機ELテレビの違いは以下のとおりです。
液晶 | 有機EL | |
価格 | 安い | 高い |
画質 | 黒も発光するので 色のメリハリが弱いが 全体的に明るい |
黒が発光しないので コントラストが優秀で 明暗差が優れている |
視野角 | ○ | ◎ |
応答速度 | ○ | ◎ |
本体の薄さ | ○ | ◎ |
電気代 | 安い | 高い |
寿命 | 約60,000時間 | 約30,000時間 |
本体の薄さ | 有機ELより厚みがある | 液晶より薄型 |
画面の映り込み | 少ない | 多い |
画面焼け | 少ない | 多い |
家電量販店で隣り合わせで見比べると有機ELの方が、画質は圧倒的に優れていますが、同じ65インチテレビでも液晶と比べて10万単位で価格が変わってしまうモデルもあります。
有機ELと比較してしまうと、画質は劣りますが今の液晶テレビは相当綺麗だと感じました。
液晶でも十分満足できる画質で4K HDR(ハイダイナミックレンジ)、HDR10、HLG、DOLBY VISIONに対応した液晶テレビを購入するに至りました。
大画面でYouTubeを楽しみたい
普段はiPhoneやiPad、パソコンのモニターで観ていたYouTubeやAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスを大画面で観たいと思ってテレビの買い替えを検討する方も多くいるはずです。
部屋の広さに合った画面サイズで選ぶと、11畳では視聴距離が約1.2mなので60インチ~75インチを検討していました。
ポイント
動画配信サービス(VOD)機能が豊富で快適に視聴できる性能を備えたテレビを選ぶ。
アプリの起動速度が速く、動作にラグがなくサクサク操作できるモデルはストレスなく快適に楽しめます。
地上波のテレビをあまり観ないのに買い替えるメリットがあったのかと言うと、動画配信サービスを4K画質の大画面で楽しめるのはかなり満足度が高いことを実感しました。
大画面でゲームをプレイしたい
PS5などのゲームの迫力を発揮するには、4Kテレビは欠かせません。
また、PS5の性能を最大限に発揮したい場合には、4K/120fps、ALLM、VRR、倍速(120Hz)に対応したテレビが必要となります。
ポイント
ゲーム向けに特化した「HDR機能搭載」「低遅延」「倍速液晶」などのテレビを選ぶ。
大画面ではRPGやみんなでプレイできるパーティー系のゲームが向いているといえます。
大画面で迫力のあるゲーム体験ができますが、大画面だと視線を動かす範囲が広がるためプレイするゲームによっては注意が必要です。
機能性を重視
現在のテレビは、最上位モデルでなくてもスタンダードの標準モデルでも高機能を実現しているモデルが多くあります。
スマホのコンテンツをテレビに投影できたり、多くのネット動画が楽しめるなどの機能の豊富さも選ぶときのポイントとなりました。
テレビに搭載していたら便利な機能は以下のとおりです。
ポイント
- 4Kアップスケーリング機能
- ドルビーアトモス対応
- Google TVなどのOS搭載
- 外付けハードディスク録画対応
- 4K放送2番組同時録画(3チューナー)
- Apple AirPlay対応
- Bluetoothオーディオ機器対応
- アレクサ対応(音声操作対応)
- LAN端子/無線LAN内蔵
- USB端子搭載(写真・音楽・動画ファイル再生)
4Kアップスケーリング機能は、フルHD画質などの4Kではない映像を4Kに自動的に変換して表示する機能ですが家電量販店で見比べてみると、ソニーと東芝のテレビが高精細できめ細やかな映像を表示していました。
操作感を重視
テレビの各メーカーによって、搭載しているプロセッサも異なればユーザーインターフェース、操作感も異なります。
実際に使ってみて、リモコン操作した際にラグやフリーズがあるとストレスに繋がります。
次のようなポイントをクリアしていると快適な操作ができると感じます。
ポイント
- テレビ起動速度が電源投入して1~2秒(待機時)
- チャンネル切り替え、番組表の表示が速い
- YouTubeなどのアプリの表示、動画再生が速い
- アプリの切り替えや録画機能でラグやフリーズがない
家電量販店で実際にリモコンで操作してみると、各メーカーの良し悪しを体感することができました。
ソニーはテレビの起動速度が爆速ですが、チャンネル切り替えが2秒ほどあって気になりましたが、アプリの切り替えが滑らかで使いやすいインターフェースを採用していて操作がしやすくラグやフリーズもなかったので購入を検討しました。
65インチと75インチ
65インチと75インチの購入で悩みましたが、部屋の広さ、家具の配置やテレビスタンドの位置などを考慮し65インチを選びました。
画面の大きさは大きければ大きいほど迫力が増し、圧倒的な満足感と所有欲を満たします。10畳以上で設置スペースがあるのなら、75インチを選択することもおすすめします。
ポイント
サイズに迷ったら大きい画面を選択。ただし、設置スペースを十分に配慮する。
テレビを設置した当初は、65インチの大きさに驚きましたが数ヶ月経つと画面の大きさには慣れてしまいます。
空間の違いで家電量販店で見る65インチは小さく感じましたが、自宅で見る65インチは大きく感じるのは当然のことです。テレビのサイズはもちろん、テレビスタンドの寸法も測ることが大切です。
価格が安い時期に購入
テレビを買い替えるタイミングは非常に重要で、数万単位で変動するため安い時期に購入をしました。
テレビがお得な購入時期は以下のとおりです。
ポイント
- 新型が発売される時期
- ボーナス時期
- Amazonの大型タイムセール時
- 年末年始
今回は、モデルチェンジとして新型が発売されたタイミングでAmazonの大型タイムセール(ブラックフライデー)に狙っていた製品が登場し、家電量販店などと比べて価格が安くなっていたので購入に至りました。
Amazonで購入した場合には、テレビ設置サービスや古いテレビの回収サービスの他に5年の長期保証などの保護プランもあり、家電量販店でなくても安心です。
まとめ:ブラビア XRJ-65X90を購入
購入したのはソニーの65インチ ブラビアXRJ-65X90Lでした。
長く使っていくので、必要な機能や性能を重視しつつも価格についても考慮しました。
初期投資は痛みを伴いますが、欲しい機能を搭載してストレスも感じず日々の生活の中に溶け込む家電となり満足度が高い印象です。
65インチの有機ELモデルでは60万円クラスなど、手を出しにくいモデルもいくつかありましたが選択を重ね自分にピッタリの1台を購入することができました。