Apple Watch Series 12が、2026年9月のAppleイベントで正式に発表されました。
2026年モデルのApple Watchでは、外観を大きく変更するのではなく、内部性能やヘルスケア機能を中心に大幅なアップデートが行われています。
Apple Watch Series11の基本デザインを引き継ぎながら、新しいS11チップやヘルスセンシングシステムを搭載。心拍数やHRV(心拍変動)の測定頻度が大幅に向上したほか、新機能「準備度」やAudio Intelligenceにも対応しました。
この記事では、Apple Watch Series 12のデザインや新機能、スペック、価格、発売日について詳しく解説します。
Apple Watch Series 12の購入を検討している方や、旧モデルから買い替えるべきか迷っている方は参考にしてください。
Apple Watch Series 12に関する最新情報

Apple Watch Series 12は、現地時間2026年9月9日に開催されたAppleイベントで正式に発表されました。
Series 12では、Series 11までの薄型デザインをベースにしながら、新しい「S11」チップやヘルスセンシングシステムを搭載しています。
特に健康管理機能が大きく進化しており、新しい光学式・電気式心拍センサーによって心拍数やHRVをこれまで以上に高い頻度で測定できるようになりました。
さらに、新機能「準備度」やAudio Intelligence、Siri AIなど、Apple Intelligenceを活用した機能も追加されています。
主な特徴
- Series 11をベースにしたデザイン
- 新しいS11チップを搭載
- 新しい光学式心拍数センサーを搭載
- 新しい電気式心拍センサーを搭載
- 心拍数を5秒ごとに測定
- 心拍数の測定頻度がSeries 11比で60倍に向上
- HRVを5分ごとに測定
- HRVの測定頻度がSeries 11比で24倍に向上
- 新機能「準備度」に対応
- 日中のバイタル表示に対応
- 「Health Age」に対応
- 「Longevity」タブを追加
- Audio Intelligenceに対応
- Sound Recognitionに対応
- Live Rewindに対応
- Siri Recapに対応
- Siri AIに対応
- 歩数測定の精度を向上
- 屋外ワークアウトで最大10時間駆動
- 通常使用で最大24時間駆動
- 低電力モードで最大38時間駆動
- 15分の充電で最大12時間使用可能
- セラミックケースが復活
- Ceramic Shield 2を採用
- 42mmと46mmを展開
- 日本価格は71,800円から
- 2026年9月10日(木)から予約注文開始
- 2026年9月18日(金)発売
新型Apple Watch Series 12予約注文完了!!
9月18日発売開始!楽しみ🤗#AppleEvent pic.twitter.com/tiTIMAl6vN
— もちふゆ / motifyublog (@motifyu_blog) September 9, 2026
私はすでにApple Watch Series 12を予約注文しており、発売後に届く予定です。
届き次第、実際に数日間使いながら、装着感や操作レスポンス、バッテリー持ち、新しいヘルスケア機能などを確認していきます。スペック表だけでは分かりにくい部分についても、実際に使って感じた違いを本記事に追記する予定です。
また、YouTubeでも実機を使ったレビュー動画を公開予定なので、Apple Watch Series 12の購入を検討している方は参考にしてください。
ここからは、Apple Watch Series 12の主な新機能や変更点を詳しく見ていきます。
デザインはSeries 11を継承

Apple Watch Series 12では、Series 11までの基本的なデザインが継承されています。
ケースサイズは42mmと46mmで、大幅なサイズ変更はありません。
一方で、ケース素材のラインナップが拡大され、アルミニウムとチタニウムに加えて、セラミックケースが復活しました。
ポイント
Apple Watch Series 12はSeries 11の基本デザインを継承しながら、セラミックケースが復活し、ケースカラーの選択肢も増えました。
アルミニウムモデルでは、新たにCeramic Shield 2も採用されています。
Appleによると、従来のIon-Xガラスと比較して60%頑丈になっており、ディスプレイの耐久性も強化されました。
Apple Watchの主なデザイン変更を振り返ると以下の通りです。
| モデル | 発売 | 主な変更 |
|---|---|---|
| Series 4 | 2018年 | ケース・ディスプレイを大型化し、ベゼルを縮小 |
| Series 7 | 2021年 | ベゼルをさらに細くし、表示領域を拡大 |
| Ultra | 2022年 | 49mmチタニウムケースやアクションボタンを採用 |
| Series 10 | 2024年 | 本体を薄型化し、より大型のディスプレイを採用 |
| Series 12 | 2026年 | 基本デザインを継承し、セラミックケースを追加 |
Series 12は外観を全面的に作り直したモデルではありませんが、ケース素材や耐久性など細かな部分がアップデートされています。
新しいS11チップを搭載

Apple Watch Series 12には、新しい「S11」チップが搭載されています。
発表前にはチップの正式名称が明らかになっていませんでしたが、正式発表によってS11であることが判明しました。
S11は64ビットデュアルコアプロセッサと4コアNeural Engineを搭載し、ストレージ容量は64GBです。
新しいヘルスセンシングシステムの処理に加えて、Audio IntelligenceなどのオンデバイスAI機能にもS11チップが活用されています。
ポイント
Apple Watch Series 12には、新しいS11チップが搭載されています。ヘルスセンシングシステムやAudio Intelligenceなど、新機能を支える重要なアップデートです。
Series 12では単純なアプリの処理性能だけでなく、センサーから取得する大量のデータやAI処理など、Apple Watchで利用する機能そのものが強化されています。
新しいヘルスセンシングシステムを搭載

Apple Watch Series 12で特に大きく進化したのが、ヘルスケア機能です。
新しい「ヘルスセンシングシステム」を搭載し、光学式心拍数センサーと電気式心拍センサーが刷新されました。
心拍数はバックグラウンドで5秒ごとに測定されます。
これはSeries 11と比較して60倍高い頻度となっており、Apple Watch史上最も高い頻度で心拍数を記録できます。
HRV(心拍変動)も5分ごとに測定され、Series 11と比較して測定頻度が24倍に向上しました。
HRVはストレスや回復状態を把握するための指標として利用され、Series 12では夜間だけでなく日中のバイタルデータとしても確認できます。
ポイント
Apple Watch Series 12では新しいヘルスセンシングシステムを搭載し、心拍数やHRVをこれまでより高い頻度で測定できるようになりました。
一方、事前に噂されていたような最高血圧・最低血圧を数値で表示する血圧計機能は搭載されていません。
高血圧パターンの通知機能には引き続き対応していますが、一般的な血圧計のように血圧の数値を直接測定する機能とは異なります。
新機能「準備度」に対応

Apple Watch Series 12では、新しい「準備度」機能が追加されました。
準備度では、最近のアクティビティやトレーニング負荷、バイタルデータ、睡眠スコアなどを分析し、その日の体の状態を0〜10のスコアで表示します。
スコアに応じて、休息を優先するべきか、普段通り過ごすべきか、積極的に運動できる状態なのかを確認できます。
また、準備度は朝に表示されるだけでなく、その後のワークアウトやバイタルデータの変化に応じて一日の中でも更新されます。
ポイント
新しい「準備度」では、睡眠や運動、バイタルデータなどから、その日のコンディションをスコアで確認できます。
睡眠や心拍数など個別の数値を見るだけでなく、それらをまとめて現在のコンディションとして確認できるのが大きな特徴です。
Health Age・Longevityに対応

Appleは健康管理機能をApple Watch単体だけでなく、iPhoneのヘルスケアアプリでも強化しています。
2026年後半に登場する新しいヘルスケアアプリでは、「Longevity」タブが追加されます。
さらに「Health Age」では、Apple Watchで取得した健康データなどをもとに、自分の健康状態が実年齢に対してどのような状態なのかを確認できるようになります。
ポイント
「Health Age」と「Longevity」によって、日々の測定値だけでなく長期的な健康状態も確認しやすくなります。
Health AgeやLongevityはSeries 12本体だけで完結する機能ではなく、新しくなるヘルスケアアプリと組み合わせて利用する機能です。
Audio Intelligenceに対応

Apple Watch Series 12では、S11チップを活用した新しい「Audio Intelligence」に対応しています。
Audio Intelligenceでは、周囲の音や会話をAIで処理し、日常生活をサポートする複数の機能が利用できます。
主な機能は以下の通りです。
- Sound Recognitionに対応
- Live Rewindに対応
- Siri Recapに対応
- Shazamによる自動楽曲認識に対応
Sound Recognitionでは、サイレンやアラーム、ドアベル、赤ちゃんの泣き声などをApple Watchが認識して通知できます。
Live Rewindでは、直前に聞き逃した会話を振り返ることができます。
Siri Recapでは、会話の内容からタイトルや要点を自動的に生成し、あとから確認できます。
ポイント
Apple Watch Series 12ではAudio Intelligenceに対応し、周囲の音や会話を活用した新しいAI機能が追加されています。
また、watchOS 27ではSiri AIにも対応します。
Siri AIはまず英語から提供され、日本語にも対応予定です。Appleの発表では、日本語を含む追加言語への対応拡大が案内されています。
歩数測定の精度が向上

Apple Watch Series 12では、歩数測定もアップデートされています。
新しい機械学習アルゴリズムによって歩数計モデルが再設計され、屋内でのウォーキングやランニングにおける距離測定の精度が向上しました。
S11チップによって、一日を通した歩数の測定精度も強化されています。
さらに、新しい「歩数」コンプリケーションにも対応し、文字盤からリアルタイムで歩数を確認できます。
ポイント
Apple Watch Series 12では歩数測定のアルゴリズムが刷新され、歩数や距離をこれまで以上に正確に記録できるようになりました。
日常的なウォーキングやランニングでApple Watchを利用している方にとって、実用性の高いアップデートです。
バッテリーは最大24時間・高速充電を強化

Apple Watch Series 12の通常使用時のバッテリー駆動時間は最大24時間です。
低電力モードでは最大38時間となり、通常使用時の公称バッテリー駆動時間はSeries 11から大きく変わっていません。
一方、ワークアウト時のバッテリー性能は向上しています。
屋外ワークアウトでは最大10時間使用でき、Series 11から25%向上しました。
高速充電も強化されています。
Series 12では、わずか15分の充電で最大12時間使用可能です。
Series 11では15分の充電で最大8時間だったため、短時間の充電で利用できる時間が50%増えています。
ポイント
通常使用時は最大24時間ですが、屋外ワークアウト時の駆動時間と高速充電性能がSeries 11から向上しています。
睡眠記録やワークアウトなどで長時間Apple Watchを装着している方にとっては、特に高速充電性能の向上が使いやすさにつながりそうです。
Apple Watch Series 12 発売日

Apple Watch Series 12は、現地時間2026年9月9日に正式発表されました。
日本ではイベントが開催された9月10日(木)から予約注文を受け付けており、2026年9月18日(金)に発売されます。
発売スケジュール
- 発表:2026年9月9日(水)※日本時間9月10日(木)午前2時
- 予約注文開始:2026年9月10日(木)
- 発売:2026年9月18日(金)
Apple Watchは近年、新型iPhoneとは異なり、製品発表後すぐに予約注文が始まるスケジュールが続いています。
Series 12でも同様に、イベント終了後から予約注文が開始されました。
日本価格は71,800円(税込)からで、米国価格は399ドルからとなっています。
2026年7月の価格改定後、Series 11は71,800円から販売されていたため、Series 12は直前のSeries 11と同じ開始価格となりました。
ケースは42mmと46mmを用意し、アルミニウム、チタニウム、セラミックから選択できます。
まとめ
Apple Watch Series 12は、2026年9月のAppleイベントで正式に発表されました。
Series 11までの基本デザインを継承していますが、内部では新しいS11チップとヘルスセンシングシステムを搭載し、健康管理機能を中心に大きく進化しています。
心拍数は5秒ごと、HRVは5分ごとに測定できるようになり、Series 11と比較して測定頻度が大幅に向上しました。さらに、新しい「準備度」によって、睡眠や運動、バイタルデータなどをもとに、その日のコンディションをスコアで確認できます。
また、S11チップを活用したAudio Intelligenceに対応し、Sound RecognitionやLive Rewind、Siri Recapなどの新しいAI機能も追加されています。
バッテリーは通常使用で最大24時間を維持しながら、屋外ワークアウトでは最大10時間へ向上。高速充電では15分の充電で最大12時間使用できるようになりました。
デザイン面では大幅な変更はありませんが、セラミックケースが復活し、パールホワイトやナイトブルーを含む新しい仕上げも登場しています。
Apple Watch Series 12の日本価格は71,800円からで、すでに予約注文を受け付けています。発売日は2026年9月18日(金)です。
Series 11からの買い替えでは、新しいヘルスセンシングシステムや準備度、Audio Intelligenceをどこまで活用するかが判断材料になりそうです。
一方、Series 9以前のモデルを利用している場合は、チップやバッテリー、健康管理、ディスプレイなど複数世代分の進化をまとめて得られるため、より買い替えを検討しやすいモデルといえます。
Source:Apple