iPhone向けOSである「iOS」の次期メジャーバージョンとなる「iOS18」でAirPods Pro(第2世代)に新機能が追加されます。
新しいOSで便利に使えるのはiPhoneやiPadだけでなく、AirPods Proも大きく進化します。
この記事では、iOS18を通じてAirPods Pro(第2世代)に追加される新たな機能をまとめました。
AirPods Proの新機能について知りたい方、購入を検討されている方は参考にしてください。
AirPods Pro(第2世代)の新機能まとめ
AirPods ProはファームウェアのアップデートやiOSのアップデートをすることで、新たな機能や性能強化を実現することがでるので非常におすすめのワイヤレスイヤホンです。
WWDC24でのiOS18などの発表とともに、オーディオ関連としてAirPods Proの新機能についても発表されました。
主なところは、Siriの大幅なアップデートにより使い勝手の向上や、声の分離機能の追加です。
一般向けのアップデートについては、2024年秋にソフトウェアアップデートの提供が予定されています。
リリーススケジュールは下記のとおりです。
スケジュール
ベータ版配信開始:2024年6月11日
パブリックベータ版:2024年7月以降
リリース日:2024年9月中旬ごろ
2024年秋に追加されるAirPods Pro(第2世代)の新機能について詳しく解説していきます。
新たなハンズフリー機能
バーチャルアシスタント(音声認識)機能である「Siri」の大幅なアップデートにより、新たなハンズフリー機能が追加されます。
手のふさがった状況や、声をだしにくい環境でも「Siri」の問いに対して首を振るだけで応答することができます。
ポイント
「はい」なら頷き、「いいえ」なら首を振るだけで応答可能となり、混雑した場所や静かな場所で声を出したくない場合に便利です。
AirPods Proを装着していて着信があると「○○さんからの電話です。応答しますか?」と問われますが、それに対してハンズフリーで対応できます。
また、「ワークアウトを検出しました。記録しますか?」、「ワークアウトを終了しましたか?」などの問いかけにも対応できます。
AirPods Proに搭載されているH2チップの機械学習により、電話に応答や拒否、メッセージ送受信、通知の管理などをハンズフリーで行えるようになります。
「声を分離」機能に対応
「声を分離」機能は、通話相手に自分の声を聞き取りやすいように、周囲の雑音を除去してくれる機能です。
iPhoneやiPad、Macなどとペアリングすることで利用可能になります。
ポイント
周囲の環境音と音声を分離して音質を向上することができます。
この機能を使うことで、屋外にいても部屋にいるような聴こえ方になります。
例えば、ショッピングモールや街中で通話した場合に、ほとんど声しか相手に聞こえなくなるため「いま家?」と言われることもあるレベルです。
設定から「声を分離」のオンオフが可能となります。
音声のレイテンシー低減
AirPods Proは空間オーディオに対応していて、臨場感溢れる立体的なオーディオ体験ができます。
ヘッドトラッキング機能などもあり、頭を動かしても正面側から音が聞こえてくるなど臨場感が増し、まるで映画館にいるような体験ができます。
空間オーディオが圧倒的に進化し、音の距離感を楽しめて音に包まれるような、これまで以上にリアルなサウンドを聴くことができます。
iOS18では、空間オーディオがゲームにも対応し音声のレイテンシーも大幅に低減され、より臨場感のあるサウンドで楽しめます。
また、iOS18で追加される「ゲームモード」でゲームにおける低遅延性もさらに向上し最高のワイヤレス音声のレイテンシーを体験できます。
まとめ
これらの新機能に対応したことにより、AirPods Pro(第2世代)の人気がさらに向上しそうです。アップデートでここまで進化できるのはApple製品の強みと言えます。
AirPods Pro (第2世代) は、Appleユーザーにとって最高のワイヤレスイヤホンです。音楽だけでなく様々なコンテンツを楽しめるようなイヤホンはAirPods Proの魅力となります。
一段と進化したAirPods Proの性能や音質を試してみる価値は大きいです。
是非、AirPods Proで最新のオーディオを体験してみてください。
Source:Apple