高温の温風によって、布団の湿気を取って乾燥させてくれたり、ダニ対策もできる布団乾燥機。
定期的に掛け布団などを天日干しする機会があるとはいえ、雨の日が続いたり湿度が高い部屋で、カビやダニの発生が心配になる方は多いのではないでしょうか。
そんなときに効果的なのが便利家電である「布団乾燥機」です。
この記事では、布団乾燥機は本当に買うべきか、ダニ退治や梅雨時期、夏の湿気取りに効果的なのか徹底レビューしています。
布団乾燥機を買うべきか悩んでいる方、購入を検討中の方は参考にしてください。
目次
アイリスオーヤマ「カラリエ」レビュー
毎日使う布団だからこそ、清潔に保って快適に過ごしたいものです。
布団の湿気やダニ対策、天日干しをする際に布団に付着する花粉や虫などが家に侵入することを回避したいため、多機能で小型なコスパ最強のアイリスオーヤマ「カラリエ」を購入しました。
アイリスオーヤマの「カラリエ」はマットを使わないタイプの布団乾燥機です。
実際に使ってみて感じた使い勝手や効果などを詳しく解説していきます。
持ち運びに最適なサイズ
アイリスオーヤマ「カラリエ」はサイズが小型なのにくわえて、重量が約2Kgと軽く、片手で簡単に持ち運びができます。
場所を取らない省スペース設計モデルなので、収納場所に困りません。
ポイント
コンパクトで設置と収納が簡単で非常に便利です。
本体サイズは幅約16.6cm×奥行約19.6cm×高さ約32cmとなります。
500mlペットボトルを並べた場合、収納したホース含めて高さは約2本分、横幅は約2.5本分、奥行は約3本分といったサイズ感です。
小型軽量設計のため、使用時も収納時も使い勝手が非常に良いです。
2本ノズルで使いやすい
アイリスオーヤマ「カラリエ FK-W2」は、ツインノズルタイプで伸縮するホースが2本搭載されています。
布団が2組ある場合も一気に同時乾燥が可能です。
布団が1組の場合は2本のホースの長さを変えたり、2本のホースを布団の枕側と足元側にセッティングすることで布団の隅々まで温風を届けることが可能です。
立体ノズルにサイドフラップが搭載されていて、効率的に広範囲を乾燥できます。
また、付属の靴アタッチメントを取り付けるとスニーカーやブーツなどの靴を2足同時に乾燥できます。
ポイント
- しっかり布団の隅まで温まる
- 大きい布団にも対応
- 靴を2足同時に乾燥可能
ホース(ノズル含む)の長さは伸ばすと約80cmとなり、敷布団の場合は十分な長さですが、ベッドの場合はやや短いと感じます。
乾燥モード機能が豊富
一年を通して使うことができる便利な自動乾燥モードや保温、手動温度モードが搭載されています。
自動乾燥モード
- 冷えた布団を短時間で温める「あたためモード」
- 温風を60分送り布団をふんわり仕上げる「冬モード」
- 温風で60分乾燥後に20分送風して熱を逃がす「夏モード」
- 高温風を100分送りダニを死滅させる「ダニモード」
保温ボタンを押すと、温めと停止を繰り返して温かい布団を保つことができるため冬に最適です。
温度ボタンを押すと、高温(約65℃)、低温(約50℃)、送風(室温)の3段階を調節可能です。
時間ボタンを押すと、15分から最大180分まで設定可能です。
ポイント
自動モードで簡単に操作できますが、手動モードで細かく温度や時間を設定することも出来て使い勝手が良いです。
ダニ退治や湿気に効果的
布団に湿気がたまると、カビやダニの発生の原因となります。
ダニは温度が20~30℃、湿度が約60%で繁殖し温度が50℃以上で死滅します。つまり、人間が好む温度がダニにとって活動しやすい環境ということです。
アイリスオーヤマ「カラリエ」は、ダニモードで60~70℃程まで布団を温められるためダニ退治が可能です。
本体はコンパクトですが、しっかりと温度が上昇して良く乾燥できています。
ポイント
布団全体の温かさにムラはなく、湿気も除去されふっくらした布団に仕上がります。
天日干しした布団よりも、カラっと乾燥して非常に快適です。
注意ポイント
布団乾燥機使用中は、布団から出た湿気が空気中に放出されるため換気がおすすめです。また、乾燥終了後はダニの死骸などが残るため布団を掃除機で掃除する必要があります。
音は掃除機より静か
アイリスオーヤマ「カラリエ」は、静音性に優れていて音は想像よりも静かです。
布団乾燥機は稼働音がうるさいイメージがありましたが、掃除機やドライヤーの弱モードよりも静かで問題なく使えています。
Apple Watchの「ノイズ」アプリで測定した結果、運転中は55dB程でした。
ポイント
音はほとんど気にならず、アパートなどの集合住宅でも十分利用できる印象です。
布団乾燥機の電気代は1回17円
アイリスオーヤマ「カラリエ FK-W2」の消費電力は760W(高温風時)です。
週1回の頻度で高温使用した場合、目安として月80円ほど電気代がかかります。
実際に使用中にワットチェッカーを使って、消費電力などを計測しました。
ポイント
- 1時間あたりの電気代は約14円
- 毎日使用で約600~800円/月
- ダニモード(高温風100分)の電気代は17.64円
- 使用中は190W~760W
仕上がりと効果を考えると価値が還元されて元が取れていると感じます。
布団乾燥機を買うべき人・買う時期
布団乾燥機は、布団に含まれた湿気を取り除くだけでなくダニ退治もできます。
また、天気に左右されることなく、布団を快適にできる便利家電です。
定期的に布団を乾燥させると、ダニやカビの繁殖を抑えられて嫌な臭いなども防げます。布団の状態は寝心地の良さに直結します。
こんな方におすすめ
- 布団の湿気やダニが気になる方
- 手軽に布団を清潔に保ちたい方
- ベランダに布団が干せない方
- 布団を外に干すのが面倒な方
布団乾燥機は、梅雨から夏の台風シーズンはもちろん、花粉が飛ぶ春、寒い冬の季節まで一年中大活躍します。
買う時期
- 春夏秋冬いつ買ってもOK
- Amazonタイムセールなどのセール時
- 常に布団を衛生的に保てるので、購入は早ければ早いほどお得
まとめ
一年を通して使うことができる布団乾燥機は、一家に一台あると便利な家電です。
アイリスオーヤマ「カラリエ」は、使い勝手が良く電気代や動作音も気にならず、圧倒的な乾燥能力があるコスパ最強モデルです。
毎日使う布団だからこそ、常に清潔に保って快適にしたいものです。そのため、導入する価値は大きいと言えます。
価値が還元されて元が取れる家電は生活満足度が格段に上がります。
日々の生活をより快適にしたい方は是非チェックしてみてください。