Airdog moi気化式加湿器レビュー

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Airdog moi気化式加湿器レビュー【象印を超える】

Airdog moi(エアドッグモイ)は高性能な気化式加湿器です。

多機能で圧倒的な使いやすさを誇り、値段は高いけど買って後悔しない加湿器といった印象です。

今まで使っていた象印の加湿器を超える機能性と使い勝手だったので徹底レビューしていきます。

この記事では、気化式加湿器「Airdog moi」を実際に使って分かった便利機能、使い勝手、加湿能力などをまとめています。

Airdog moiの購入を検討している方、どの加湿器にすべきか悩んでいる方は参考にしてください。

Airdog moiレビュー

Airdog moi 実機レビュー

Airdog moiは、他にはないデザイン性に優れた加湿器で、タンクの水をオゾン除菌できるため雑菌が繁殖しにくいのが最大の魅力です。

水を含んだフィルターに風を送り気化させる「気化式」のため、壁際に置いても結露が起きにくく、さらには電気代も安くなります。

乾燥しやすい時期である10月から3月頃まで乾燥対策として、Airdog moiは大活躍します。

スペックは以下の通りです。

公式価格 49,500円
加湿タイプ 気化式
容量 3.2L
連続加湿時間 最大40時間
運転音 18dB~39dB
消費電力 8.5W~18W
モード オート
スリープ
集中除菌
フィルター乾燥
モニター 温度/湿度/タンク水量
タイマー
Wi-Fi
リモコン
コードの長さ 1.5m
高さ×奥行×幅 42cm×25.8cm×24.6cm
重量 約3Kg

デザイン性だけでなく、機能性や安全性に優れていて長く使っていきたい方にはおすすめのモデルです。

Airdog moiを実際に使ってみて分かった特徴や注意点を細かく解説します。

デザイン性に優れた加湿器

Airdog moi review

Airdog moiは、斜めにねじれたような多角柱の形状で近未来的なデザインとなっています。

象印の加湿器のような電気ポットに似たデザインや、アロマ加湿器のような可愛くお洒落なデザインとは違います。

まるでApple製品の次世代Mac Proのようなハイテク感で、目を奪う美しいデザインとなっているためリビングや寝室に置いても馴染みます。

ポイント

無駄を省いたスタイリッシュでデザイン性に優れた加湿器で、大人っぽいインテリアが好みな方には最適です。

Airdog moiと象印の加湿器 比較

Airdog moiは本体前面にボタンなどがなくスタイリッシュなデザインです。

象印の加湿器と比べるとデザイン性に優れているのが分かります。

しかしながら象印の壁まで結露させるレベルの加湿力と、フィルターなしのメンテナンス性には負けるのは事実です。

温湿度表示ディスプレイ搭載

Airdog moiのディスプレイ操作パネル

Airdog moiには、ディスプレイパネルが搭載されていて室内の温度や湿度が表示されます。

また、風量モードやタンク内の水の残量を%表示してくれるので非常に便利です。

ほとんどの加湿器が温湿度を表示する機能がなく、象印の加湿器に関しても温度や湿度を表示してくれません。

ポイント

部屋の温度や湿度を常に把握できて、より快適な部屋を維持することに役立てることができます。

温度や湿度は他の温度計、空気清浄機やSwitchBotハブ2などのスマートデバイスに表示される温湿度とほぼ一致しており、正確な印象です。

タンク水残量が一目で分かる

Airdog moi インジケーター

本体正面にインジケーターを搭載しているため、タンク内の水の残量を部屋のどこからでも一目で確認できるのは便利です。

また、Airdog moiは本体上部から直接水を入れられるので、インジケーターを見ながら給水することができます。

ポイント

インジケーターで常にタンク内の水残量を確認でき、給水も簡単に行えます。

Airdog moi 給水

タンクの容量は3.2Lで40時間の連続加湿が可能です。タンクの容量が大きいと加湿器が稼働できる時間が長くなり、給水頻度が少ないので非常に快適です。

本体上部は水はねがしない構造になっており、水が滴り落ちることもなく周囲にこぼれた水をふき取る手間もありません。

給水時には水量レベルが80%に達するとアラームが鳴るため、水が溢れることを防止してくれます。

さらに、タンク内の水が10%以下で停止し60分間給水されないと自動的に「フィルター乾燥モード」が120分間稼働し自動で電源オフになります。

湿度60%を維持する加湿力

Airdog moi 湿度

Airdog moiは、室内の湿度に応じて最適な加湿量のコントロールを行います。

湿度が60%を超過すると自動で風量を弱くしたり停止して、過剰な加湿を防止してくれるため結露が発生しないので夜に稼働していても問題ありません。

しかしながら、水をヒーターで加熱し水蒸気に変えて放出する「スチーム式」である象印の加湿器のほうが室内の湿度が上がるスピードは速い印象です。

ポイント

十分な加湿能力で常に部屋の湿度を60%に維持してくれて、結露の心配もありません。

エアコン(暖房)と併用し、6畳の部屋で使用すると1時間あれば湿度30%から60%へ加湿してくれますが、16畳の部屋では4時間稼働して湿度30%から50%でした。(気密性の高い鉄骨造マンション)

エアコンと併用しない場合は、すぐに湿度50%を超え加湿効果を体感できました。

象印の加湿器のほうが加湿の即効性はありますが、パワーがありすぎて湿度が70%になり窓が結露していました。室内の過剰な加湿はカビやダニの発生や結露の原因になります。湿度は40%から60%に維持することが大切です。

音が静かで夜も安心

Airdog moi 夜 就寝時

気化式の加湿器は大きなファンが搭載されていて、稼働音が大きいモデルが多いですがAirdog moiは静音性に優れています。

稼働音が18dB~39dBとなっていて、一般的な扇風機の弱モードより静かです。

自動モードで部屋の湿度が安定するとほとんど音はしませんが、湿度が低い環境での使用や最大風量で稼働するとそこそこファンの音はします。

ポイント

静音設計で就寝前や寝ている時も気にならない印象です。

スチーム式の象印はお湯を沸かすコポコポ音やシューと蒸気が出る音があったため、稼働音は非常に気になりました。

加湿器の購入条件に静音性を重視している方にはAirdog moiは最適です。

タンクの水をオゾンで除菌

Airdog moi オゾン除菌

Airdog moiは雑菌の繁殖防止機能として、「集中除菌モード」が搭載されています。

加湿器は常に水がタンクにある状態なので、お手入れをしていても少量の雑菌やカビが繁殖する恐れがあります。

Airdog moiは本体にオゾン発生装置が搭載されており、雑菌の繁殖を抑えてくれます。

ポイント

清潔な水で部屋の加湿を行うことができます。

「集中除菌モード」は40分間タンク内の水をオゾンで集中的に除菌します。さらに通常モードで稼働している際にも自動で1時間毎に5分間の除菌を行ってくれます。

それでももちろん、加湿器を衛生的に使うためには毎日の水の入れ替えやフィルターのお手入れなどは必要になります。

電気代が安い

Airdog moi 電気代計測

Airdog moiを稼働させて実際にワットチェッカーで計測してみました。

気化式のため、主な消費電力はモーターとなりスチーム式や超音波式の加湿器よりも電気代が安くなります。

消費電力は6W(最大風量では20W)程度で1時間あたりの電気代は約0.5円となり、1ヵ月24時間使用した場合は約360円となり電気代を気にせず使えるのが魅力です。

実際にワットチェッカー(1kWh31円設定)で計測して電気代の目安を算出しました。

  1時間 1ヵ月
(1日8時間)
Airdog 約0.5円 約120円
象印 約7円 約1,680円

スチーム式の象印のときは消費電力が湯沸かし時が800W前後で、通常時は350W以上となり、1ヵ月の電気代請求が1,000円単位で上がっていました。

加湿器は長い時間使用するものなので、省エネ性能も非常に重要だと感じました。

切タイマー機能なし

Airdog moi 画面表示

多くの加湿器が切タイマーなどがある中で、Airdog moiにはタイマー機能が搭載されていません。

そのため水が無くなるまで稼働し続けます。就寝時に少しだけつけてタイマーで切りたいと思った場合にはデメリットに感じます。

ポイント

オフタイマーが搭載していないため、就寝時の切タイマーができず、切り忘れ防止としてタイマーを使うこともできないので注意が必要です。

加湿器は基本的には就寝時は停止することが好ましいですが、Airdog moiは夜つけっぱなし(自動モード)で寝てしまっても、最適な湿度制御により問題なく、翌朝の部屋の湿度は60%は超えていませんでした。

Airdog公式ページにも、24時間ずっと稼働し続けても問題ないことを謳っています。

フィルターのお手入れが必要

Airdog moi お手入れ メンテナンス

Airdog moiはメインフィルター、プレフィルター、タンクフィルターと3つのフィルターがあります。

メインのフィルターは洗剤を使い手洗いできる他、洗濯機で洗うことも可能です。

ポイント

気化式の中では日常のお手入れは簡単です。

Airdog moi フィルター乾燥モード

加湿器を長時間使用しない場合には、「フィルター乾燥モード」で乾燥することで、カビや雑菌を防ぐことができます。

また、Airdog moiは定期的なお手入れが必要となり、大体5~10分程度で掃除できます。

ただし、タンク内にカルキが発生した場合には、クエン酸を入れて1~2時間以上付け置きする必要があります。

お手入れ時期

各パーツ 推奨時期
タンク 2週間に1回
フィルター 2週間に1回
プレフィルター 1~2ヵ月に1回
タンクフィルター 1~2ヵ月に1回

お手入れに関しては、フィルターの無い象印のほうが圧倒的に簡単です。

価格が約5万円と高い

Airdog moi 値段

Airdog moiは公式価格で49,500円と加湿器としては非常に高価な製品となります。

加湿器は1万~2万円前後が多い印象ですが、Airdog moiは約5万円と手が出しにくい価格帯になっています。

ポイント

価格は高いですが、高性能さや使い勝手の良さを考慮すると、それ相応の価値がある製品です。

普段の生活に取り入れて毎日のように使う家電は、価値が還元されて元が取れ生活満足度が格段に上がります。

Airdog moiがおすすめな人

Airdog moi 部屋

Airdog moiを買うべき人は以下のとおりです。

こんな方におすすめ

  • 清潔に加湿したい
  • 常に部屋を加湿し続けたい
  • 結露やカビを抑えて加湿したい
  • 電気代を抑えて使いたい
  • お手入れが簡単な加湿器が欲しい

部屋を常に湿度60%に保ってくれる高性能さは魅力的です。乾燥する時期には居心地の良い空間を作り上げてくれます。

購入を迷う理由が値段なら買って損はないです。

まとめ

Airdog moiは、デザインだけでなく性能や機能、使い勝手の良さなど満足度の高い一台と言えます。

今まで象印の加湿器を使用していて、安心感と安定感を誇る加湿器ですがポットの沸騰音のような稼働音と加湿時500Wという常時電子レンジ稼働レベルの消費電力にやや悩まされていました。

Airdog moiを購入してみて音と結露問題と電気代が改善されました。

もっと早めに買っておけばよかったと後悔する素晴らしい製品でした。

この機会にAirdog moiを導入してみてはいかがでしょうか。

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