近年、ワイヤレスイヤホンを使っている人が増えつつある今、
使いやすさや音質以外にも、様々な機能がイヤホンに搭載されてきました。
いまだに世界で一番売れている、人気のワイヤレスイヤホンである「AirPods」の新型モデル登場の情報が続々出てきました。
この記事では、AirPods第3世代モデルとAirPods Pro第2世代モデルの最新情報を解説していきます。
ワイヤレスイヤホンの購入を検討している方や、AirPodsの新モデルやAirPods Proが気になっている方は必見です。
目次
AirPodsシリーズとは
AirPodsは、主にiPhoneなどで使われているワイヤレスイヤホンです。
ポイント
AirPods第1世代、第2世代は「耳からうどん」と言われつつも注目を浴びていました。
AirPods Proは大幅なデザイン変更と性能向上が図られた新型モデルです。
AirPods Proは「ノイズキャンセリング」や「外部音取り込みモード」が非常に優れています。
充電ケース併用で24時間以上の音楽再生、最大18時間の連続通話が可能です。また、IPX4の耐汗耐水性能を備えています。
ペアリングも非常に高速で、高性能マイク搭載による高音質な通話も可能です。
iOS14でさらにAirPodsの機能が進化して、イヤホンなのにホームシアター感覚の音が味わえる「空間オーディオ機能」が使えるようになったり、連携機能が向上しました。
OSのアップデートでここまで進化するのは非常に素晴らしいイヤホンだと感じます。
現在のラインナップは以下のとおりです。
AirPods(第1,第2世代) | AirPods Pro | |
イヤホン形状 | インナーイヤー型 | カナル型 |
イヤーチップ | 1種類 | 3種類 |
サイズ | 53.5×44.3×21.3mm | 45.2×60.6×21.7mm |
ノイズキャンセリング | × | 〇 |
防水耐水性能 | × | 〇 |
急速充電 | 15分充電で最大3時間 | 5分充電で最大1時間 |
重量(ケース含む) | 40g | 45.6g |
そして今後、新たに次世代モデルとして、AirPods 第3世代とAirPods Pro 第2世代モデルの登場が期待されています。
AirPods Proの機能やスペック、AirPodsとの違いについては以下の記事を参考にしてください。
新型AirPods 3 / AirPods Pro 2 発売日
AirPodsのラインナップ、発売・発売予想時期は以下のとおりです。
AirPods 発売・発売予想時期
AirPods:2016年9月発売
AirPods 2:2019年3月発売
AirPods 3:2021年7月~9月(予定)
AirPods Pro:2019年10月発売
AirPods Pro 2:2021年後半(予定)
Appleに詳しいアナリストのミンチー・クオ氏によると、2021年第3四半期(7〜9月)に登場すると予想しています。
Proモデルについてもまだまだ発売は先なので、現時点でAirPods Proが欲しい方は現行モデルを購入しても良さそうです。
新型AirPods 3の特徴と仕様
AirPods 2の後続モデルであるAirPods 3は機能やパフォーマンスが向上します。
AirPods 第3世代の外観はAirPods Proに非常に近いです。さらに、現行のAirPods Proよりも小型化されます。
AirPods Proはカナル型イヤホンですが、AirPods 第3世代はインナーイヤー型となります。
現時点のAirPods 第3世代の最新情報は以下のとおりです。
最新情報まとめ
- 次世代H2チップ搭載
- ノイズキャンセリング非搭載
- バッテリー持続時間の向上
- 連携機能・音質の強化
- 耐水機能搭載
- 空間オーディオ機能搭載
- 価格は19,000円~25,000円
新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
次世代H2チップ搭載
AirPods 第3世代には次世代のH2チップが搭載されることが期待されています。
現行モデルはH1チップとなります。
ポイント
さらに音質が強化され、連携機能はより精度が高くなり全体的にパフォーマンスが向上します。
自動接続機能(他のデバイス間とシームレスに切替える機能)も、よりスムーズに切替わるようになります。
また、最先端のサラウンドサウンドシステムで臨場感溢れるサウンドを体験できます。
現行のAirPods Proでも、5.1サラウンド、7.1サラウンド Dolby Atmosのコンテンツで空間オーディオ機能が使用できます。
ノイズキャンセリング非搭載
AirPodsシリーズではAirPods(第1,第2世代)はノイズキャンセリング機能がなく、AirPods Proではノイズキャンセリング機能があります。
ポイント
ノイズキャンセリング機能はAirPods 第3世代は非搭載となります。
高性能なノイズキャンセリング機能を搭載しているのはProモデルのみとなるようです。
バッテリー持続時間の向上
バッテリー持続時間は現行モデルのAirPods Proよりも向上すると言われています。
AirPods Pro
- 音楽連続再生(ノイズキャンセリング機能オン):4.5時間
- 音楽連続再生(ノイズキャンセリング機能オフ):5時間
AirPods 第3世代は小型化により、バッテリーも上記の時間よりもやや短くなることが予想されると言われていましたが、チップの性能向上、本体のアップデートにより持続時間が向上します。
充電ケース併用で24時間以上の音楽再生、最大18時間の連続通話が可能ですが単体だと、他社のイヤホンは24時間以上使えるモデルもあり、やや短く感じます。
連携機能・音質の強化
様々なAppleのデバイスとの連携機能が強化されます。
また、接続がより高速になって安定性が向上します。
ポイント
デバイスの切り替え:最大2倍高速化
ゲームのレイテンシ:最大30%低減
耐水機能搭載
現行のAirPodsは耐汗耐水機能は搭載されておらず、AirPods Proのみに搭載されています。
ポイント
AirPods 第3世代では、耐汗耐水性能(IPX4)に対応します。
雨の日やワークアウトでも安心して使用することができます。
空間オーディオ機能搭載
AirPods Proに搭載されている空間オーディオ機能に対応します。
空間オーディオ(Spatial Audio)とは、サラウンド(立体)音響です。
最近では、前後左右に配置した複数のスピーカーを駆使して没入感に満ちた音の環境を作る音響システムを導入している映画館が増えましたが、それと同様の音場をAirPodsでも体感できる機能です。
ポイント
AppleミュージックやビデオなどDolby Atmosなどに対応していると臨場感のあるサウンドで聴こえます。
新型AirPods 3の価格
価格については、19,000円~25,000円ほどになると予想されています。
AirPods Proよりも安い価格帯が設定されるとしています。
新型AirPods Pro 2の特徴と仕様
The next generation AirPods Pro are expected to feature a new design and could launch as early as March/April pic.twitter.com/GaDJtpduai
— Apple Hub (@theapplehub) February 2, 2021
AirPods Proの第2世代モデルは、AirPods Proの性能や機能を引継ぎ、さらに強化されたワイヤレスイヤホンになります。
現時点のAirPods Pro第2世代の最新情報は以下のとおりです。
最新情報まとめ
- 次世代W2チップ搭載
- ノイズキャンセリング機能の強化
- デザインの大幅アップグレード
- 充電ケースの薄型軽量化
- 耐水性能の強化
新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
次世代W2チップ搭載
初代のAirPodsではH1チップでしたが、処理能力や連携機能がW2チップ搭載によりさらにパワーアップします。
空間オーディオ機能や外部音取り込みモードなどのパフォーマンスも向上します。
さらに、いくつかの追加機能が搭載される可能性があります。
ノイズキャンセリング機能の強化
W2チップ搭載によりノイズキャンセリング機能が強化され広い帯域のノイズをカットし、周囲の音がうるさい環境でもより無音に近くなります。
デザインの大幅アップグレード
現行モデルのAirPods Proに比べ、次期モデルのAirPods Proは丸いデザインとなります。
また、AirPods Pro本体の持ち手部分が無くなると言われています。
充電ケースの薄型軽量化
現行モデルのAirPods Proよりも薄型化軽量化して登場すると言われています。
AirPods Pro本体自体も現行モデルよりも小さく軽くなると言われています。
まとめ
新型AirPods 第3世代については、部品画像などの情報が続々と出てきていて、登場がより鮮明になってきています。
発売時期はリーカーやメディアによって異なりますが、以下のとおり予想されています。
発売時期
AirPods 第3世代:2021年7月~9月
AirPods Pro 第2世代:2021年後半
AirPods(第1,第2世代)を持っていて買い換えを検討している方は、待ってみてもよいと思います。
現時点で、カナル型イヤホンでノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスイヤホンが欲しい方はAirPods Proを購入することをおすすめします。
今回解説した内容、最終スペックは変わる可能性があります。
また、新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
Source:Appledsign, AppleHub