iPhone12 mini、iPhone12、iPhone12 Pro、iPhone12 Pro Max
と登場しましたが、実際に買うべきなのか。
iPhone13を待つべきなのか悩むかと思います。
この記事では、iPhone12はどこが進化したのか。iPhone11と比較して違うポイントを解説しつつ、iPhone12を買うべきかを徹底解説していきます。
iPhone12シリーズの購入を検討している方は必見です。
目次
iPhone12シリーズの主な特徴
iPhone12シリーズは5G対応となりました。外観デザインも大きく刷新されました。
また、iPhone12 miniの追加とMaxとのスペックの差別化が図られました。
主な特徴を簡単にまとめてみました。
- 外観デザインの刷新(エッジの効いたデザイン)
- CPUチップがA14 Bionic(5nmプロセス/トランジスタ40%向上)
- カメラ性能の向上(広角f1.6で暗所撮影強化/Dolby Vision撮影対応など)
- 全モデル有機ELディスプレイ(Super Retina XDR)
- ディスプレイがCeramic Shield搭載(強度向上)
- 耐水性能向上(水深6mで最大30分間)
- バッテリーの持続時間はiPhone11と比べ変化なし
- 5G対応(ミリ波非対応)
- MagSafe対応(ワイヤレス充電方式)
ポイント
iPhone12シリーズはデザインが変更となり、新しいiPhoneという印象が非常に強いです。
【スペック比較】iPhone11と違う8つのポイント
iPhone12シリーズが登場して購入するか悩んだり、iPhone13を待つべきか悩む方が多いと思います。
今回は、iPhone12とiPhone11とどこが違うのか比較して解説していきます。
是非、iPhone選びの参考にして頂きたいと思います。
外観デザインの違い
iPhone12では、外観デザインが大きく変更となりました。
また、デザインやサイズ感などのパフォーマンスが向上しました。
ポイント
iPhone12シリーズは今までの丸いデザインとは異なり、初代iPhoneSEやiPhone4、5シリーズのようなエッジの効いたフラットデザインになりました。
ノッチ(フロントカメラ,接近センサー,スピーカー部分)はiPhone11同様となりますが、
ディスプレイからエッジまでの距離がやや少なくなっています。
垂直な側面で非常にシャープな印象です。
iPhone12 miniはフルディスプレイなので本体は小さくても画面は大きくなります。
ここは非常にメリットと言えますね。
サイズと重量の違い
iPhone12とiPhone11のサイズと重量の比較は以下のとおりです。
ポイント
iPhone11と比較して高さ4.2mm・幅4.2mm・厚さ0.9mm小さくなり、重量も32g軽量化
体積は15%小さくなって重量は16%軽くなりました。
全体的に非常にコンパクトとなりスタイリッシュなモデルになっています。
iPhone12 miniはiPhoneSEや8と比較すると非常に軽くなりました。
また、iPhone12 (6.1インチ)とiPhone12 Pro(6.1インチ)のサイズ感は同等となります。
カラーバリエーションの違い
カラーバリエーションについてはiPhone11は6色でしたが、iPhone12は5色展開となりました。
また、ハイエンドモデルは4色展開となっています。
ポイント
- iPhone12/iPhone12 miniが5色
- iPhone12 Pro/iPhone12 Pro Maxが4色
iPhone11ではあったカラーのイエローとパープルがなくなり、新色のブルー系が追加となっています。
ディスプレイの違い
iPhone12シリーズのすべてのモデルに有機ELディスプレイが搭載され、解像度が向上しました。
詳細は以下のとおりです。
ポイント
- ディスプレイ種類が液晶⇒有機EL
- コントラスト比が1400:1⇒2000000:1
- 解像度ppiの向上
- セラミックシールドの搭載(耐落下性能4倍)
iPhone11と比較して、圧倒的なコントラスト比となりました。
より美しいディスプレイです。
参考
コントラスト比とは、白(最大輝度):黒(最小輝度)です。
数値が大きいほど、くっきりと鮮明な画面になります。
iPhone12シリーズで初の搭載となるセラミックシールドは、セラミックをガラスに結晶化で組み込むことでガラスの耐久性を向上する技術です。
カメラの違い
iPhone11と比べカメラも格段に進化しています。
カメラレンズの種類は変わっていませんが、メインレンズのスペックが向上しました。
ポイント
- 12MP広角レンズがf1.8⇒f1.6
- 暗い場所での撮影性能が87%向上
- スマートHDR 3に対応(繊細で鮮やかな写真撮影が可能)
- Deep Fusion対応
- ナイトモードでのタイムラプス撮影対応
- 5倍の光学ズーム対応
- HDRビデオ・10ビット撮影に対応
- Dolby Vision撮影対応
広角レンズのF値がf1.8からf1.6になり27%光を多く取り込めるようになりました。
つまり、iPhone11よりさらに明るく綺麗な写真が撮れるようになったということですね。
ナイトモードはiPhone11では広角レンズのみにしか使用できませんでしたが、超広角レンズでも使用でき暗い場所での撮影が非常に強いカメラになりました。
プロセッサの違い
iPhone12シリーズではA14 Bionicチップが搭載されています。
iPhone11シリーズではA13 Bionicチップでした。
ポイント
- ほかのスマホよりも最大50%高速なCPUとGPU搭載
- 最大80%高速になったNeural Engine搭載
- iPhone11と比べCPUパフォーマンスが20~27%向上
- iPhone11と比べGPUパフォーマンスが最大72%高速化
Neural Engineとは、生体認証「Face ID」などの処理をするエンジンです。
さらに高速処理をするようになりました。
同じ消費電力でも高い計算能力を発揮するCPUとなり、スペックが大幅に向上しています。
5G対応(超高速ではない理由)
注意ポイント
iPhone12シリーズは全モデル5Gに対応していますが、Sub6波のみでミリ波は未対応となります。
参考
5Gの周波数は「Sub6」と「ミリ波」の2種類があります。
4Gは3.60GHz未満の周波数帯
Sub6(4Gより高速)は3.6GHz~6GHz未満の周波数帯
ミリ波は30GHz~300GHzの周波数帯
5Gのミリ波は超高速通信が可能となります。iPhone12シリーズではその帯域には対応していないので今後、日本でミリ波が利用できる時にiPhone12では利用できません。
5Gに対応しましたが、超高速ではなく、4Gよりやや高速と言ったところです。
今回、5Gを目的とした買い替えはあまりおすすめしません。
5Gを意識した購入なら来年のモデルだと感じます。
新しい充電方式『MagSafe』
iPhone12シリーズはiPhoneの内部にマグネットを搭載しています。
ワイヤレス充電端子をiPhoneの背面に装着するだけで充電が可能となります。
ポイント
MagSafeは手軽に充電ができ、15Wの急速充電にも対応しています。
iPhone11急速充電7.5W⇒iPhone12急速充電15Wへ向上
簡単に充電ができ、充電時間も短くなり、
非常に便利な仕様となりました。
まとめ:iPhone12は買うべきか?
デザインも大幅に変わりスペックも向上しているiPhone12。
iPhone12 miniのサイズはiPhone12(6.1インチ)と同等の性能であることもポイントが高いです。
iPhone12 Pro Maxの圧倒的なカメラ性能の向上については魅力の一つと言えます。
価格比較については以下のとおりです。
ポイント
iPhone11は値下げされて販売されています。iPhone12と比べると2万円ほど安くなっています。
iPhone11と比較するとスペックが向上していますが、iPhone11をお持ちの方は買い替えをせずにiPhone13を待つのも良いかもしれません。
カメラ性能をフル活用したい方や、さらにハイスペックな端末を持ちたい方には非常におすすめのモデルとなります。
以上、参考になれば幸いです。