2段シンセ

音楽

【経験者が語る】シンセサイザー2台目の購入『メリットとデメリット』とは

シンセを始めてずっと同じ鍵盤で弾いていると冒険したくなるものです。

慣れてきてもっと新たな音色を鳴らしたり、鍵盤2台持ちになりたいという気持ちが出てきます。

鍵盤を2台(2段)にするとどのようなメリットがあるのか?

逆にデメリットはあるのか?

 

上記の疑問に答え、解説していきます。

 

2台目のシンセ(キーボード)を購入した後のイメージをしっかり持っていることが大切です。

 

どういうことかと言うと、自分が「欲しい」と思った目的を明確にする必要があるということです。

いろんな目的、理由があってよいと思います。(あとは、お財布と相談ですね。)

 

目的は明確だけど購入で悩む時には

” 欲しいと思った時が買い時 ”

私は、いろいろなリスクを考えることもありますが基本的にはこの考えです。

趣味なら尚更で、先に進むことが大切です。

" 買わないで後悔するより買って後悔した方がいい "

どうせ短い人生、たくさんの経験をして楽しんでプラスに生きた方が良いと思います。

上記のとおりです。

悩む時間はもったいないので先に進みましょう。という私の考えです。参考になれば幸いです。

 

2台目のシンセを導入するメリット

2台目のシンセ

 

結論から言うと、鍵盤弾きからしたらメリットがとても大きく感じます。

私も2台にした際にはメリットを深く実感しています。

私は、ライブで2段シンセにして2台使う他に、家でも活用できるようにもう1台導入したという2つの理由がありました。

 

2台にすることで、多彩な音色を鳴らせて演奏幅が広がる

言うまでもなく、鍵盤の領域が拡張されますよね。

2台だとレイヤーやスプリット機能を十分に使えます。

 

例えば、ライブなどで演奏する際には複数の音色を使いたいのに鍵盤が足りなくて、思うように音色を出せないときがあると思います。

そんな時は2台の鍵盤があると便利です。

 

シンセのスプリット

 

1台で、ストリングスとピアノのスプリットを構成した上で2台目で更にスプリット機能やレイヤー機能を使えます。

シンセ(キーボード)によってはスプリットできる数が決まっているので2台鍵盤があれば音色の引き出しが広がります。

1台のシンセには無い他の表現を出せますね。

 

音色切り替え操作を少なくできる

ライブでは複数の音色を使うと思いますが、音色数が多い曲だと音色切り替えが必要となります。

しかしながら2台鍵盤があると、鍵盤上に音色を複数設定して鳴らせるので音色切り替えの操作を少なくできます。

 

ポイント

音色切り替えは、物理ボタンの押し間違い音色切り替え時の一瞬の無音状態が発生しますが、そのリスクを軽減できます。

シンセ(キーボード)によっては音色切り替え時の無音状態が発生しない機種もあります。

ハイテンポなディスコ系の曲やテクノ系、ピコピコ音がたくさんある曲だと音色が豊富で音色切り替えが複数回発生するので2台あれば便利です。

 

「2段シンセ持ち」という称号を得られる

2台のシンセ(キーボード)を所有していると、シンセについて精通しているように感じられます。

2段鍵盤があると存在感が増しますし、カッコイイです。

ようは見た目の問題ですね。

 

ライブなどでも、2段シンセを持ち込みしていると「すごい!」「あの人、2段だ」「すごい演奏しそう」などと他の方からも好印象です。

もっとも良い演奏をすることが大切ですが、形も大切ですよね。

 

鍵盤スキルが向上する

1台目の鍵盤とまた違う機種を導入するということで、他の機種についての知識や新しいシンセの操作をするのでスキルアップします。

1台目には無かった機能というのはたくさんあると思います。

 

1台目がデジタルシンセサイザー

2台目がアナログシンセサイザーであれば

音の出し方から音作りからほとんど異なってくるので間違いなくスキルアップします。

 

2台目のシンセを導入するデメリット

階段

 

メリットもあればデメリットもあります。

良かったり悪かったりですね。

ただ、基本的には2台目のシンセ導入はメリットでしかありません。

 

 デメリットも知った上で購入が大切です

実際に私が2台のシンセを活用してみて、デメリットと感じる点を挙げていきます。

 

荷物が増えるので運搬が大変になる

鍵盤が2台に増えるということは、当然荷物が増えます。

キーボードスタンドの2台用を強くおすすめします。

ライブやスタジオでの移動の際は、スタンド×2は運搬で辛いです。

 

私が鍵盤2台で運ぶ持ち物は以下のとおりです。

鍵盤2台の持ち物

  • シンセサイザー本体×2
  • 電源コード×2
  • ケーブル類×4(LR)
  • ペダル×2
  • ミキサー
  • ヘッドホン

 

単純に持ち物が2倍になるのではなく、鍵盤が2台になると音をミックスするミキサーを導入する必要があります。

(ミキサー導入に関してはライブ会場やスタジオにミキサーがあるとはいえ、手元で音を調整できるのはメリットです)

また、音のバランスの調整や確認をするためのヘッドホンもあった方が便利です。

 

荷物が多いため、階段や持ち運びが長距離の場合はかなり疲労します。

 

シンセのセッティングに時間がかかる

ライブ会場やスタジオでは2台の鍵盤をセッティングするのに、鍵盤を設置してケーブルを繋げて設定をして音を鳴らせるまで時間が掛かるようになります。

他のパートよりあきらかに準備時間が長く、ライブ終了後なども時間がかかり疲労します。

 

持ち運びはしないという方にはセッティングや運搬のデメリットはありませんね。

 

自宅でケーブル類を外して鍵盤をケースにいれて運ぶ

ライブ会場やスタジオでセッティング

演奏終了後、ケーブル類を外して鍵盤をケースにいれて運ぶ

自宅で再度セッティング

私は上記のように、何度もセッティングしていますが慣れてきますね。しかし大変は大変です。

61鍵盤のように軽量シンセなら少しは軽減されます。

 

おわりに:2段シンセは良いサウンドに繋がる

2段シンセの写真

シンセサイザー2台目の購入は非常にメリットが多く感じられます。

ステップアップするチャンスですのでおすすめです。

 

ちなみに私は現在、3台の鍵盤を所有し3段シンセとなっていますがやはりデメリットよりもメリットの方が大きいです。

最大のメリットは音の表現力を増やせることですね。

 

以上、参考になれば幸いです。


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