Appleが年に一度開催するWWDC25(世界開発者会議)の最新情報をまとめました。
今年は、iOS19をはじめとする次世代メジャーバージョンOSの発表だけでなく、新製品の発表も予測されています。
特に注目されるのは、AI機能が大幅に強化され、史上最大のアップデートとなるiOS19です。しかし、新製品の登場にも期待が高まっています。
この記事では、WWDC25で発表が予想される新製品や最新情報をまとめました。
WWDC25での発表内容や、今後のApple製品に興味がある方は、ぜひご参考ください。
WWDC25はいつ?
WWDC(Worldwide Developers Conference)は、Appleが毎年開催する最大の発表イベントであり、主に開発者を対象としています。
このイベントでは、新しいソフトウェアやハードウェアの発表が行われ、Appleの最新技術やイノベーションが披露されます。
Appleの恒例イベントであるWWDCは、毎年6月の第1週または第2週に開催されます。このイベントでは、Appleの最新技術や製品が発表されるため、多くの開発者やファンにとって大きな関心を集めています。
Appleは、2025年のWWDC25を2025年6月9日から13日にかけて開催することを公式発表しました。この世界的に注目されるイベントでは、Appleの最新技術や製品の発表が期待されます。
開催日時
日本時間2025年6月10日(火)
過去のWWDC開催日(日本時間)は以下のとおりです。
参考
2016年:6月14日
2017年:6月7日
2018年:6月6日
2019年:6月4日
2020年:6月23日
2021年:6月8日
2022年:6月7日
2023年:6月6日
2024年:6月11日
WWDC25で発表されそうな新製品
海外メディアMacworldは、Mac Proの次世代モデルなどが登場する可能性があると予測しています。
WWDCは開発者向けのイベントであり、主にソフトウェア(新機能・新技術)の発表が中心です。iOS、iPadOS、macOS、watchOS、VisionOSなどの各種OSや新機能に関する情報が主な内容ですが、新たなハードウェアが発表される年もあります。
過去のWWDCで発表された新製品は以下の通りです。
参考
2017年:iPad Pro、iMac Pro
2018年:新製品発表なし
2019年:Mac Pro、Pro Display XDR
2020年:新製品発表なし
2021年:新製品発表なし
2022年:MacBook Air/Pro、USB充電器
2023年:15インチMacBook Air、Mac Studio、Mac Pro、Apple Vision Pro
2024年:Apple Vision Pro(日本国内)
最新の新製品発表に関する情報や予想を詳しく解説していきます。
Mac Pro
海外メディアMacworldによると、WWDC25でMac Proが発表される可能性があると予測されています。
Mac ProはMacBook Proよりもパフォーマンスが大幅に向上し、より高度なプロフェッショナル用途に適しています。
次期モデルのMac Proは、多くの噂はありませんが、これまでにないパフォーマンスと拡張性を備えた究極のデスクトップコンピュータとして登場することが期待されています。
次世代のAppleシリコンを搭載し、プロフェッショナルユーザー向けに最適化された設計が施され、拡張スロットの数や対応するアクセサリの種類も増加し、ユーザーのニーズに合わせたカスタマイズが可能になると予想されます。
また、冷却システムの改良により、長時間の高負荷作業でも安定したパフォーマンスを維持できることが期待されます。
最新情報まとめ
- 新しいデザイン
- M5またはM4 Ultraチップ搭載
- 拡張スロットのアップデート
- 冷却システムの改良
- 発売は2025年6月または2025年後半
性能と効率が大幅に向上する見込みで、デザインの変更はないものの、内部の変更が主なものとなる可能性があります。
M4チップをスキップしてM5チップを搭載する可能性もあり、その場合は発売が2026年になることも予測されています。
iMac Pro
海外メディアMacworldによると、WWDC25で32インチ iMac Proが発表される可能性があると予測されています。
以前、海外メディアBloombergのマーク・ガーマン氏も、2025年にデザインが刷新され、24インチiMacよりも優れた拡張性を備えるiMac Proが登場すると述べていました。
ディスプレイ業界に詳しい調査会社「DSCC」のロス・ヤング氏によると、iMacとはデザインが大きく異なり、Proモデルとして重厚感のある洗練されたデザインになると予測され、画面のサイズは32インチとなりPro Display XDRと同じサイズになるとしています。
最新情報まとめ
- デザインの大幅アップデート
- 32インチディスプレイ搭載
- 120HzのProMotion対応
- ミニLEDディスプレイ搭載
- M4チップ搭載
- 高性能かつ省電力なパフォーマンス
- Face ID搭載
これらの予想が実現すれば、iMac Proはさらに魅力的なワークステーションとなるでしょう。
Mac StudioやStudio Displayなどの新製品が次々と登場したため、大画面iMacシリーズは今後発売されないという噂がありましたが、アップデートされたモデルが登場する可能性があるとのことです。
AirTag(第2世代)
iPhoneの「探す」アプリと連携し、紛失物や忘れ物を簡単に見つけ出せる便利なデバイス「AirTag」の新型モデルが登場する可能性が報じられています。
AirTagは、2021年4月30日に発売されており、発売から3年以上が経過しています。
アップルの内部事情に精通している著名なアナリスト、ミンチー・クオ氏によると、「AirTag 2」は2025年に発売される可能性が高いとのことです。
WWDC25での発表はやや可能性が低いと見られていますが、発売が間近に迫っているという噂も根強く広まっています。
最新情報まとめ
- U2チップ搭載
- バッテリー持続時間の向上
- Vision Proとの連携機能搭載
- プライバシー機能の強化
デザインに関する具体的な予想はまだ言及されていませんが、多くのユーザーから本体の厚みに対する指摘が寄せられています。
そのため、第2世代モデルでは「さらに薄く、軽い」設計へのアップデートが期待されています。
まとめ
6月に開催予定のWWDC25では、iOS19を含む次世代OSのメジャーバージョンが発表されるだけでなく、新型モデルの発表も予想されています。
さらに、全く新しい製品が発表される可能性もあり、これからの情報の展開に目が離せません。
WWDC25までにはまだ時間があるため、今後さらに多くの情報が出てくると考えられます。
新たな噂やスペックが判明次第、随時情報を更新していきます。
これらは予想情報で、最終スペックや日程は変わる可能性があります。
Source:Macworld , Macrumors , Appgefahren , Apple