外出先でスマホをかなり使用する方はモバイルバッテリーは欠かせません。
モバイルバッテリーは充電切れを防ぐ強い味方です。
これから新しく購入される方は、モバイルバッテリーを調べるとかなりの種類があり、どのモバイルバッテリーを買えば良いのか悩むのではないでしょうか。
この記事では、選び方や買い方のポイントがあるので詳しく解説していきたいと思います。
モバイルバッテリーの選び方で大切なポイント
様々なモバイルバッテリーがありますが、選ぶときの大切なポイントがあります。
しっかり考えて購入しないと後悔しやすいのがモバイルバッテリーです。
では、どのような観点からお気に入りの1台を選べばよいか解説します。
バッテリー容量が大きいものを選ぶ
モバイルバッテリーを選ぶ参考値で最大のポイントが「バッテリー容量」です。
モバイルバッテリーの容量を示すのは「mAh (ミリアンペアアワー)」です。
「大容量10,000mAh」などと書いてある製品がありますが、まずは実際にその数字が示す意味を理解しておく必要があります。
ポイント
mAh (ミリアンペアアワー)とはバッテリーに蓄えられる電気量であり、数字が大きいほど、バッテリーにためる電気量が大きくて一度に充電できる量が多くなります。
10,000mAhのバッテリーは1時間あたり10,000mAの電流を流すことができる容量です。
注意ポイント
iPhoneXSのバッテリー容量は2,658mAhです。なので「10,000mAh (モバイルバッテリー) ÷ 2,658mAh (スマホ)= 3.76」約3.5回充電ができるように思えますが、これは違います。充電ロスというものが存在するので考え方が違うのです。
正しくは、
10,000mAh (モバイルバッテリー) × 0.7 (充電ロス係数) ÷ 2,658mAh (スマホ)= 2.63
つまり2回フル充電できることになります。
ただし、これは計算値で実際は異なります。
何が言いたいかというと、電圧変換ロスを見越して必要な容量のモバイルバッテリーを選ぶことが大切ということです。
バッテリー容量のおよその基準は以下のとおりです。
2,500mAh~5,000mAh | 最近のスマホ自体のバッテリー容量も大きくなってきたので、0.5~1回フル充電できる程度です。 |
8,000mAh~10,000mAh | およそ2~3回フル充電ができるので、ネット、SNSをよく使う方はおすすめです。 |
15,000mAh~20,000mAh | スマホは4回以上フル充電できるうえにタブレットも複数回充電できます。スマホでかなりゲームをプレイしている方はおすすめです。 |
ココがポイント
スマホを2~3回以上フル充電できる10,000mAh~がおすすめです。
スマホのバッテリー容量は時代とともに変化します。
充電速度が速いものを選ぶ
スマホの充電にかかる時間は速いことにこしたことはありません。
出力で示す「A (アンペア)」とは、電気が流れる量です。
よくあるモバイルバッテリーは2口ポートがあり、片方が1~1.5A(低出力)、もう片方が2A以上(高出力)のポートだったりします。
急速充電(PD対応)
PD対応と明記されているモバイルバッテリーは通常の2倍くらいの速度で充電できます。
より快適性を求めるなら、PD(Power Delivery)対応をおすすめします。
しかし急速充電(PD対応)のデメリットがあります。
急速充電のデメリット
バッテリーの寿命を縮める恐れがあります。
しかしこのデメリットはそこまで気にする必要はありません。
PD性能を十分に発揮させるには、ケーブルや充電する機器もPD対応している必要があります。
※iPhone8以降は対応しています。Androidもハイエンドモデルで「QuickCharge」に対応していれば可能です。
軽量で安価なものを選ぶ
携帯性はとても大切です。
外出時に持ち運ぶのに便利なモデルがおすすめです。
しかしながら、バッテリーはリチウムイオン電池が使われているため基本的にはバッテリーの容量が大きいと重さも増えます。
ポイント
携帯性を求めるなら、スマホより大きさは小さいもので重量も同等なモデルが良いです。
スマホの重さを基準に重さを考えると良いです。
バッテリーの余裕は心の余裕
出かけるとき、特に旅行に行くときは重宝する便利アイテムです。
モバイルバッテリーは大きさも違えば重さも違ったりと、見た目だけでは分からない出力も違います。
それぞれいろんな特徴があります。
安価なモバイルバッテリーとはいえ、後悔しないようにしっかり考えて購入することが大切です。