iPad Airが2年ぶりにアップデートして新型モデルが登場しました。
新しい13インチモデルは、iPad Proほどの高性能を求めずに大画面を使いたい人には最適モデルな印象です。
この記事では、2024年モデルの新型iPad Airと2022年モデルのiPad Air(第5世代)の違いを比較してまとめました。
2024年モデルのiPad Airが気になる方、購入を検討されている方は参考にしてください。
目次
新型iPad Air(第6世代)とiPad Air(第5世代)を比較
従来のiPad Air(第5世代)から2024年モデルの新型iPad Airの進化ポイントは以下のとおりです。
ポイント
- 11インチと13インチモデル
- M2チップ搭載
- 空間オーディオ対応
- フロントカメラが横向きに対応
- センターフレーム対応
- 2倍の低音で音質が向上(13インチ)
- 最大1TBストレージ
- カラーは4色展開
- 価格は98,800円~
- 発売は2024年5月15日(水)
新型iPad Airは13インチモデルが登場し、M2チップを搭載するなど大幅に進化していて、買い替えには最高のタイミングであると言えます。
2024年モデルのiPad Airと従来の2022年モデルのiPad Airの比較は以下のとおりです。
iPad Air 2024 | iPad Air 2022 | |
価格 | 11インチ:98,800円~ 13インチ:128,800円~ |
74,800円~ |
画面 | 11インチ/13インチ | 10.9インチ |
解像度 | 11インチ:2360x1640(264ppi) 13インチ:2732x2048(264ppi) |
2360x1640(264ppi) |
画面の明るさ | 11インチ:最大500ニト 13インチ:最大600ニト |
最大500ニト |
リフレッシュレート | 60Hz | 60Hz |
SoC | M2 | M1 |
性能 | 8コアCPU 10コアGPU 16コアNeural Engine |
8コアCPU 8コアGPU 16コアNeural Engine |
メモリ | 8GB | 8GB |
ストレージ | 128GB/256GB/512GB/1TB | 64GB/256GB |
フロントカメラ | 超広角カメラ(横向き) 12MPの写真 |
12MP超広角カメラ 12MPの写真 |
カメラ機能 | 12MP広角カメラ ƒ/1.8絞り値 最大5倍のデジタルズーム 写真のスマートHDR 4 4Kビデオ撮影 3倍ビデオズーム |
12MP広角カメラ ƒ/1.8絞り値 最大5倍のデジタルズーム 写真のスマートHDR 3 4Kビデオ撮影 3倍ビデオズーム |
スピーカー | 11インチ:ステレオ(横向き) 13インチ:低音2倍ステレオ(横向き) |
ステレオ(横向き) |
バッテリー | 最大10時間 | 最大10時間 |
端子 | USB-C | USB-C |
通信 | Wi‑Fi 6E Bluetooth 5.3 |
Wi‑Fi 6 Bluetooth 5.0 |
カードスロット |
eSIMのみ | 物理SIM |
空間オーディオ | ○ | ー |
センターフレーム | ○ | ー |
Apple Pencil Pro 対応 |
○ | ー |
重量 (Wi-Fiモデル) |
11インチ:462g 13インチ:617g |
462g |
機能や性能が向上し、iPadで出来ることが増えていてさらに使い勝手が良くなりました。
2つのサイズから選べる
新型iPad Airは、初の13インチモデルが登場しました。性能と価格のバランスが良く1番コスパの高いiPadです。
再設計された11インチモデルと、まったく新しい13インチモデルの2つのサイズから選べるようになりました。
ポイント
13インチモデルは、iPad Proほどの高性能を求めずに大画面を使いたい人には最適モデルです。
13インチモデルは、11インチモデルと比較して30%広い画面領域を搭載しており、iPadOSのSplit Viewを使って快適に複数のアプリを表示できます。
M2チップ搭載でパフォーマンス向上
2022年モデルのiPad AirはM1チップを搭載していましたが、2024年モデルのiPad AirはM2チップを搭載しています。
より高速な8コアCPUと10コアGPUを搭載しているため、iPad Airのパフォーマンスが大幅に向上します。
M1と比較してCPUは15%、GPUは25%、Neural Engineは40%高速化しました。
ポイント
M1チップを搭載した2022年モデルのiPad Airよりも50%ほど高速です。
フロントカメラが横向きに対応
新型iPad Airは、フロントカメラの位置が横向きに変更になりました。
12MPセンサーと122度の視野角を搭載した横向きの超広角フロントカメラは、センターフレームに対応しているためユーザーの動きに合わせて自動的に画角を調整してくれます。
ポイント
iPad Air本体が横向きのときに、上部中央になる位置にフロントカメラが配置されました。
多くの人はiPadを横向きにして動画鑑賞をしたり、操作をすることがあるとのことで使い勝手が向上するとして変更が加えられました。
オンライン会議をする際にも、自然な画角で撮影が可能になります。
ストレージ容量が最大1TB
従来のiPad Airのストレージは64GB/256GBとなり最大256GBでしたが、最小が128GB、最大が1TBまで選択可能になりました。
ポイント
ストレージ容量が128GB/256GB/512GB/1TBとなりました。
近年、動画や画像の高品質化のため、ストレージ容量も最小が128GBに引き上げられ1TBまで選択できるのでiPad Airでも大容量ストレージを持てます。
Apple Pencil Proに対応
新型iPad Airは、M4チップ搭載の新型iPad Proと同じ新型のApple Pencilが使えます。
Apple Pencil Proは、新しい機能を搭載し「探す機能」にも対応するなど、さらに使い勝手が向上しました。
ペン先を指で強く持つとツールパレットを表示でき、ペンの太さなどを簡単にコントロールすることができます。
ポイント
- スクイーズ(つまむ)機能搭載
- 触覚フィードバック搭載
- 探すネットワーク対応
- 傾き検知対応
- 価格は21,800円
- 発売は2024年5月15日(水)
Apple Pencil Proはこれまでにない多数の機能を搭載し、新感覚のApple Pencilとなって登場しました。
価格は98,800円~
11インチiPad AirのWi-FiモデルおよびWi-Fi+セルラーモデルは下記のとおりです。
11インチ(Wi-Fi) | 11インチ(Cellular) |
128GB:98,800円 256GB:114,800円 512GB:150,800円 1TB:186,800円 |
128GB:124,800円 256GB:140,800円 512GB:176,800円 1TB:212,800円 |
13インチiPad AirのWi-FiモデルおよびWi-Fi+セルラーモデルは下記のとおりです。
13インチ(Wi-Fi) | 13インチ(Cellular) |
128GB:128,800円 256GB:144,800円 512GB:180,800円 1TB:216,800円 |
128GB:154,800円 256GB:170,800円 512GB:206,800円 1TB:242,800円 |
まとめ
新型iPad Airの注目ポイントは、大画面の13インチモデルです。
120Hzに対応したProMotionテクノロジーやLiDARスキャナー、有機ELディスプレイなどの機能の搭載を必要としていない人が低価格で大画面のiPadを手にすることができます。
iPad Proほどの高性能を求めずに大画面を使いたい人には最適モデルとなります。
Source:Apple