2026年に登場予定の新型iPad Air(M4)に関する最新情報が続々と明らかになってきました。
Appleの最新チップ「M4」や有機ELディスプレイの搭載が噂されており、性能面での大幅な進化が予測されています。
現行モデルのiPad Airが備える高性能や多彩な機能を継承しながら、さらなる進化を遂げたフルモデルチェンジ版の登場が期待されています。
M5チップを搭載したiPad Proはすでに登場していますが、今後登場するiPad AirはM4チップを搭載する見込みで、M5は当面のあいだiPad Pro専用になると予想されています。
この記事では、新型iPad Air(M4)についての最新情報や噂を解説していきます。
次期モデルのiPad Airに興味をお持ちの方や、新型の発売を待つべきか迷っている方は、ご参考ください。
目次
新型iPad Air(M4)に関する最新情報

Appleは最近、iPad Airシリーズのモデル名に「第○世代」という表記を使わず、搭載チップや画面サイズで識別するスタイルに移行しています。
現行モデルには、13インチと11インチの2種類のiPad Air(いずれもM3チップ搭載)があり、2025年3月12日に発売されました。
さらに、次期モデルは2026年春に登場する可能性が高いと予測されています。
Apple M4チップの搭載やOLEDディスプレイの採用など、性能面でも大幅な進化が期待されており、「Air」の軽快さを保ちつつ、よりプロ仕様に近づくアップグレードになると噂されています。
新型iPad Air(M4)はどのようなモデルになるのか最新情報および予想をまとめていきます。
最新情報まとめ
- デザインのアップデート
- 有機EL(OLED)ディスプレイ搭載
- ベゼルのさらなる狭小化
- M4チップ搭載
- バッテリー持続時間の向上
- カメラ性能やマイク性能の強化
- 新色の追加
- 予想価格は104,800円~
- 発売は2026年春(3月〜5月)
現時点での最新情報および予想を詳しく解説していきます。
デザインのアップデート

2026年に登場予定の新型iPad Air(M4)は、11インチと13インチの2サイズ展開が継続される見込みで、ユーザーのライフスタイルに合わせた柔軟な選択が可能です。
ポイント
筐体デザインは前モデルを踏襲しつつも、より洗練されたフォルムが期待されており、視覚的な魅力がさらに高まると予想されます。
注目すべきは、有機ELディスプレイの採用可能性です。従来のLiquid Retinaディスプレイと比べて、色彩の鮮やかさやコントラストが大幅に向上し、映像体験が格段に進化すると予想されています。
また、横向き配置のフロントカメラやさらなる薄型化など、日常の使いやすさを意識した細部のアップデートも加えられる可能性があります。
さらに、Apple Pencil Proや新型Magic Keyboardとの連携強化により、クリエイティブ用途や学習・ビジネスシーンでも活躍できる、デザインと機能性を兼ね備えた次世代モデルとして注目されています。
学生からプロユーザーまで、幅広い層にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
有機EL(OLED)ディスプレイ搭載

新型iPad Air(M4)では、有機EL(OLED)ディスプレイの採用が進められていると報じられています。
韓国メディアThe Elecによると、AppleはSamsung Displayを主要サプライヤーに選定し、11インチおよび13インチモデル向けにOLEDパネルの供給を計画しているとのことです。
また、アップルの内部情報に詳しいアナリストのミンチー・クオ氏も次期iPad Airでは有機EL(OLED)ディスプレイの搭載が計画されていると予測しています。
OLEDディスプレイは、従来の液晶(LCD)に比べて色彩の再現性やコントラストが大幅に向上し、特に黒の表現力に優れているため、映像体験の没入感が格段に高まると期待されています。

さらに、薄型化や省電力化にも貢献するため、筐体のスリム化やバッテリー持続時間の向上にもつながる可能性があります。
ただし、The Elecによれば、iPad Airに搭載されるOLEDは1層構造のLTPS方式であり、iPad Proに採用されている2層構造のタンデムOLED(120Hz対応)とは異なる仕様になる見込みです。
そのため、最大リフレッシュレートは60Hzにとどまる可能性があるとされています。
ポイント
- Samsung Displayがパネル供給を担当予定(The Elecによる報道)
- 11インチ・13インチモデルの両方にOLED採用予定
- 従来のLCDよりも色彩の再現性・コントラストが向上
- 黒の表現力に優れた高画質な映像体験を提供
- iPad Airでは1層構造のLTPS方式のOLEDを採用(Proモデルは2層構造)
- 最大リフレッシュレートは60Hzになる可能性がある
このような仕様の違いにより、iPad Airは高品質な映像体験を提供しながらも、価格を抑えたバランス型モデルとして位置づけられることが期待されています。
Proモデルとの差別化を図りつつ、より多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となることが予想されます。
ベゼルのさらなる狭小化

新型iPad Air(M4)は、画面のベゼル(縁)がさらに細くなると見られています。
これは、より没入感のある表示体験を提供するだけでなく、筐体サイズを保ちながら画面領域の拡張を図るAppleのデザイン哲学を反映したものです。
ポイント
- 画面周囲の縁(ベゼル)がさらに細くなる設計に進化
- 表示領域の拡大により、没入感のある映像体験が実現
- 筐体サイズはほぼ維持しつつ画面の大型化を可能に
- 左右・上下のベゼル幅が均一化される可能性あり
- 13インチモデルでは特にベゼル狭小化の効果が大きい
特に13インチモデルでは、広いディスプレイをより引き立たせるために左右・上下のベゼル幅が均一化される可能性が高く、見た目のバランスが向上すると考えられます。
また、Apple Pencil使用時の描画領域の広さや、マルチタスク時の操作性にも良い影響を与えるでしょう。
この狭小化されたベゼルは、iPad Proのようなフルスクリーンに近い洗練された見た目と、軽量で薄型な筐体との相性も抜群。デザイン面の進化だけでなく、使い勝手にも直結する重要な改良ポイントとなりそうです。
M4チップ搭載

海外メディアBloombergのマーク・ガーマン氏によると、次期モデルのiPad AirにはM4チップを搭載する可能性があると予測されています。
M5チップ搭載iPad Proが登場しましたが、現時点(2025年10月)では iPad AirはM4チップを搭載する予定で、M5チップはiPad Pro専用と予想されています。
ポイント
2026年モデルのiPad AirはM4チップ搭載が濃厚であり、M5チップはProモデルやMac製品から先に採用される流れになりそうです。
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 製造プロセス | 第2世代3nmプロセス(N3E)採用で高効率・高性能 |
| CPU構成 | 最大10コア(高性能+高効率コアの組み合わせ) |
| GPU性能 | グラフィック処理能力が大幅向上、4K動画編集や3Dレンダリングに対応 |
| Neural Engine(AI処理) | 最大38兆回/秒の演算能力でApple Intelligenceとの連携に最適 |
| 電力効率 | M3よりも省電力性が向上し、バッテリー持続時間が改善 |
M4チップの搭載により、処理性能・AI対応力・電力効率が大幅に向上し、Apple Intelligenceとの高い親和性を実現することが期待されます。
性能と価格のバランスを重視するAirシリーズにとって、M4は最適な選択肢といえるでしょう。
バッテリー持続時間の向上

iPad Air(M3)は、従来モデルと比較してバッテリー持続時間が大幅に改善されていると報じられています。特に13インチモデルでは、Appleが公式に発表している仕様を上回る駆動時間を記録するケースもあるようです。
次期モデルのiPad Airでは、有機ELディスプレイの採用により、バッテリー効率がさらに向上すると期待されています。
ポイント
ディスプレイ性能の向上とM4チップの効率的な電力消費によって、より長時間使用可能なiPad Airに進化する可能性があります。
有機ELが搭載された場合、液晶に比べて発光効率が高く、バックライトを必要としない構造のため、消費電力を抑えながらも鮮やかな映像表現が可能になります。
これにより、長時間の使用でも充電の頻度が減り、モバイル環境での利便性が大きく向上することが予想されます。
カメラ性能やマイク性能の強化

次期iPad Air(M4)では、カメラとマイクの性能向上が期待されており、日常使いからクリエイティブ用途まで、より幅広いシーンでの活躍が見込まれています。
背面カメラには従来通り1,200万画素の広角レンズが採用される見込みですが、スマートHDRの進化や動画撮影時の手ブレ補正の強化により、より鮮明で滑らかな映像表現が可能になると予想されています。
ポイント
映像・音声の両面において高品質なアウトプットが可能になることが期待されます。
マイクに関しても、デュアルマイク構成の強化に加え、ノイズ除去技術の進化が期待されており、M4チップとApple Intelligenceの連携によって、音声認識の精度とリアルタイム処理能力が向上することで、録音・通話・動画制作など、あらゆる音声操作がさらに快適になると予想されます。
新色の追加

新型iPad Air(M4)では、従来のカラーバリエーションに加えて新色の追加が期待されています。
Appleはこれまで、iPad Airに「ブルー」「パープル」「スターライト」「スペースグレイ」などのカラーを展開してきました。
ポイント
今後のモデルではより洗練された淡いトーンやメタリックな質感の新色が登場する可能性があります。
新色の追加は、ユーザーの選択肢を広げるだけでなく、個性やライフスタイルに合わせたデバイス選びを可能にする重要な要素です。今後の正式発表に期待が高まります。
予想価格は104,800円~

現行のM3搭載モデル(2025年発売)の価格をベースに、スペック強化や円相場の影響を加味して予測してみました。
| モデル (Wi-Fi) |
現行 | 予想 | 備考 |
|---|---|---|---|
| iPad Air 11インチ | ¥98,800〜 | ¥104,800〜 | M4チップ+OLED搭載で微増 |
| iPad Air 13インチ | ¥118,800〜 | ¥124,800〜 | 大型モデルは据え置きか微増 |
2026年モデルの新型iPad Air(M4)は、11インチモデルが104,800円(税込)からの価格設定になると予想されます。
とはいえ、AppleはAirシリーズを「Proより手頃な高性能モデル」として位置づけているため、大幅な値上げは避ける可能性が高いです。
次期iPad Airの実際の価格については、Appleによる正式な発表を待つ必要がありますが、現行モデルと同価格、もしくはやや高めになる可能性が高いと見られています。
新型iPad Air 発売日

Appleの製品サイクルや過去の傾向から考えると、次期iPad Air(M4チップ搭載モデル)は2026年春(3月〜5月)に発表・発売される可能性が高いと予測されています。
実際、2025年モデルは3月上旬に登場しており、Airシリーズはこの時期に発表されるのが定番となっています。
予想発売日
現行モデル:2025年3月12日
次期モデル:2026年3月~5月
新型モデルでは、M4チップによる処理性能の向上や、Apple Intelligence対応によるAI機能の強化が見込まれています。
さらに、OLEDディスプレイの搭載や筐体の軽量化など、ハードウェア面でも刷新される可能性があるため、「Airの名にふさわしい軽快さ」と「Proに迫るパフォーマンスの融合」がひとつのテーマになると言われています。
正式発表が近づくにつれて、より詳細な情報が明らかになっていくと考えられます。
まとめ:次世代iPad Air(M4)と現行M3モデルの違い

Appleは2026年上半期に、M4チップを搭載した第8世代iPad Airを発表する見込みです。このモデルは、ミドルレンジ(スタンダードとプロの中間)の位置づけながらも、性能・機能面で大幅な進化が期待されています。
| 項目 | iPad Air (M3) |
iPad Air (M4)※予測 |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2025年3月 | 2026年春〜夏(予想) |
| チップ | Apple M3 | Apple M4 |
| CPU構成 | 8コア(高性能4+高効率4) | 10コア(高性能4+高効率6) |
| GPU | 最大10コア | 最大12コア(クロック向上) |
| Neural Engine | 16コア | 強化版(Apple Intelligence対応強化) |
| メモリ帯域幅 | 約100GB/s | 約120GB/s |
| RAM容量 | 8GB | 8GB |
| ディスプレイ | Liquid Retina LCD | 有機EL(OLED)搭載の可能性あり |
| リフレッシュレート | 最大60Hz | 最大60Hz(Proとの差別化) |
| Apple Intelligence対応 | 一部対応 | フル対応(予想) |
| カメラ | 横向きフロントカメラ | 同様または改良 |
| サイズ展開 | 11インチ/13インチ | 同様(新色追加の可能性あり) |
| アクセサリ対応 | Apple Pencil Pro/Magic Keyboard | 同様(連携強化の可能性あり) |
| 価格帯(Wi-Fiモデル) | 約98,800円〜 | 約108,800円〜(予想) |
次期モデルのiPad Airは、M4チップと有機EL搭載により、処理性能・AI対応・映像美・省電力性が大幅進化し、次世代のiPad体験を実現すると予測されています。
これらの進化により、iPad Airは従来のミドルレンジモデルという枠を超え、より多機能かつ長期的に活躍できるプレミアムな選択肢として、多くのユーザーにとって魅力的な存在になることが期待されます。
これらの予想は、Appleの過去の動向や最新のリーク情報に基づいていますが、実際の仕様は発表時に確認する必要があります。
新しい予想スペックや機能の詳細が明らかになり次第、情報を随時更新いたします。
本記事で紹介している内容は、予想やリーク情報に基づくものであり正式発表ではありません。なお、掲載している画像はすべてイメージです。
Source:The Elec , MacRumors , Apple