日本時間の3月2日(月)23時には、M4チップを搭載した新しいiPad Airを発表されました。
従来のモデルM3チップを搭載したiPad Airが備える高性能や多彩な機能を継承しながら、さらなる進化を遂げました。
M5チップを搭載したiPad Proはすでに登場していますが、iPad AirはM4チップを搭載しており、M5は当面のあいだiPad Pro専用になるでしょう。
この記事では、新型iPad Air(M4)についての特徴や進化ポイントを解説していきます。
iPad Airに興味をお持ちの方や、新型モデルを買うべきか迷っている方は、ご参考ください。
新型iPad Air(M4)の特徴

Appleは最近、iPad Airシリーズのモデル名に「第○世代」という表記を使わず、搭載チップや画面サイズで識別するスタイルに移行しています。
2025年3月12日にM3モデルが発売され、そして2026年3月11日にはM4モデルのiPad Airが登場しました。わずか約1年という短いサイクルでの刷新となり、AppleがiPad Airをより上位モデルに近づける方向へ本格的に舵を切ったことがはっきりと示されたアップデートです。
特徴まとめ
- 11インチと13インチの2モデル
- M4チップ搭載で、前世代(M3)比で最大30%高速化
- M1世代からは最大2.3倍の性能向上
- 統合メモリが50%増加し、重い編集作業やマルチタスクがより快適に
- Apple独自設計のN1(Wi‑Fi/Bluetooth)搭載
- C1X(セルラー)チップ搭載
- Wi‑Fi 7対応
- 11インチ:98,800円~
- 13インチ:128,800円~
- 3月4日水曜日から予約注文が可能
- 3月11日水曜日から販売が開始
Appleが発表したM4搭載の新型iPad Airは、性能・メモリ・接続性・ソフトウェアのすべてが強化され、価格据え置きで大幅に価値が向上したモデルです。
M4チップ搭載

M4チップの搭載によって、新しいiPad Airは処理性能・グラフィックス性能ともに大きく進化しました。
8コアCPUと9コアGPUを備えたM4は、前世代のM3モデルより最大30%高速、M1モデルと比較すると最大2.3倍ものパフォーマンス向上を実現しています。
写真の合成や動画編集といったクリエイティブ作業はもちろん、大容量ファイルを扱うワークフローでも、ユーザーは場所を問わずスムーズな操作性を体感できます。
グラフィックス面では、第2世代ハードウェアアクセラレーテッドメッシュシェーディングやレイトレーシングに対応し、よりリアルな光の表現や陰影を再現。
M1搭載モデルと比べて、レイトレーシングを使った3Dレンダリングは4倍以上高速化しており、プロレベルの制作環境や高度なゲーム体験にも応えられる性能へと進化しています。
こうしたM4の強力な処理能力により、iPad Airは“軽さと手頃さ”を保ちながら、より本格的なクリエイティブ用途にも踏み込めるモデルへと成長しています。
なぜM5じゃない?

iPad AirにM5ではなくM4が採用された背景には、AppleがAirシリーズの性能バランスと製品ライン全体の位置づけを慎重に調整していることがあります。
M4はすでに大幅な性能向上を実現しており、CPU・GPU・Neural Engineの世代が一気に進んだことで、Airとしては十分すぎるパワーを確保できます。
一方で、M5は将来的にiPad ProやMac向けの上位チップとして差別化を図る可能性が高く、Airに搭載するとProとの性能帯が近づきすぎてしまうという課題が生まれます。
こうした理由から、AppleはAirにM4を採用し、性能・価格・製品ポジションのバランスを最適化したと考えられます。
まとめ

M4 iPad AirはiPad Proは高すぎるものの、無印iPadでは物足りない。そんなユーザーに最適なモデルです。M4チップを搭載することで、動画編集・画像処理・AI機能なども快適にこなせるちょうど良い性能帯な印象です。
| 項目 | iPad Air(M4) | iPad Air(M3) |
|---|---|---|
| チップ | M4(8コアCPU / 9コアGPU) | M3(8コアCPU / 9コアGPU) |
| メモリ | 12GB | 8GB |
| ディスプレイ | 11 / 13インチ | 11 / 13インチ |
| 通信 | Wi‑Fi 7 / Bluetooth 6 / Thread | Wi‑Fi 6E |
| ワイヤレスチップ | N1(Wi‑Fi) / C1X(Cellular) | 前世代チップ |
| ストレージ | 128GB〜1TB | 128GB〜1TB |
| 価格(Wi‑Fi) | 98,800円〜 | 同等帯 |
| 発売日 | 2026年3月11日 | 2025年モデル |
Source: Apple