Appleのノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro(エアーポッズ プロ)」は非常に人気モデルです。
実際に使用してみましたが、AirPods Proは圧倒的に最高のイヤホンでした。
ワイヤレスイヤホン、ノイズキャンセリングイヤホンが欲しい方は、『AirPods Pro』を買えば間違いないです。
※AirPods Proはファームウェアアップデートされて発売当時よりもさらに神イヤホンになりました。
その理由について、実際に使ってみた感想も含めてさらに細かく徹底解説していきます。
ワイヤレスイヤホンの購入を検討している方やAirPods Proが気になっている方は参考にしてください。
目次
AirPods Proとは
AirPods Proは、AirPodsシリーズの上位モデルです。
カナル型の完全ワイヤレスイヤホンで、アクティブノイズキャンセリング機能など様々な新機能を搭載しています。
ポイント
AirPods第1世代、第2世代は「耳からうどん」と言われつつも注目を浴びていました。
AirPods Proは大幅なデザイン変更と性能向上が図られた新型モデルです。
AirPods Proからインナーイヤー型になったため、うどんデザインではなくなりました。
AirPodsとAirPods Proの違いは以下のとおりです。
AirPods(第1,第2世代) | AirPods Pro | |
イヤホン形状 | インナーイヤー型 | カナル型 |
イヤーチップ | 1種類 | 3種類 |
サイズ | 53.5×44.3×21.3mm | 45.2×60.6×21.7mm |
ノイズキャンセリング | × | 〇 |
防水耐水性能 | × | 〇 |
急速充電 | 15分充電で最大3時間 | 5分充電で最大1時間 |
重量(ケース含む) | 40g | 45.6g |
サイズ感的には胸ポケットに、圧迫感なく楽に入るので快適です。
AirPodsより1.4g程度重いですが、気にするレベルではないです。
公式価格は、27,800円(税別)で税込みだと3万円を越えていて少し高く感じます。
しかし、優れているポイントや魅力が圧倒的に多いので「買い」でした。
✔ 音質について【Spatial audio(空間オーディオ)】
クリアな音の響きで音の距離感の表現度、音の透明感もかなり素晴らしいです。
ポイント
高音域は安定した音を実現しています。低音域は重低音サウンドという感じではなく、爽やかで深みのある低音を表現します。
低音はBeatsXやSONYと比べると多少劣りますが、聴き疲れしにくい音で長時間使用しても快適です。
AirPods Proに新しい機能が追加されていて、最先端のサラウンドサウンドシステムで臨場感あふれるサウンドを体験できます。
5.1サラウンド、7.1サラウンド Dolby Atmosのコンテンツで使用できます。
✔ AirPods Proと充電ケースの併用
初代AirPodsと比べて1.5倍も長く使用できるようになりました。
ポイント
イヤホン単体+充電ケースで24時間以上再生が可能
最大18時間の連続通話が可能
Beatsはイヤホン単体で連続再生時間は8時間ですが、AirPods Proは充電ケースと併用すれば24時間以上も使えます。
✔ 3つのリスニングモード
AirPods Proには、ノイズキャンセリングのモードと外部音取り込みモード、オフモードが搭載されています。
モード名 | 説明 |
ノイズキャンセリング | 周囲の雑音をシャットアウトする |
外部音取り込みモード | マイクで取り込んだ音をイヤホン内で流す |
オフ | 普通のイヤホンと同じ |
様々なシーンで活躍するモードがあります。
モードを細かく徹底解説していきます。
【おすすめ】AirPods Proの優れているポイント
AirPods Proを使用して分かった優れているポイントをまとめてみました。
使用頻度はほぼ毎日で、通勤電車、外出時、ランニング、家の中と様々なシーンで使っています。
おすすめする理由を徹底解説していきます。
✔ 圧倒的なノイズキャンセリング性能
AirPods Proの最大の特徴はノイズキャンセリング機能といえます。
ノイズキャンセリングとは
外部から入ってくる騒音だけをシャットアウトする機能です。
また、AirPods Proに搭載されているマイクで外部音を検知して内側に搭載されたマイクでさらに余計な音を取り除きます。
ポイント
ノイズキャンセリング機能をONにすると、ほぼ無音の世界になり音楽を集中して聴けます。
周囲の殆どの音が消えて、周りの音はとても遠くで鳴っているように聞こえます。
電車の中では無敵です。自分だけの音楽空間を築けます。
電車内ではドアの開閉音や走行音は殆ど聴こえず、遠くに車内アナウンスが多少聴こえるレベルです。
ノイズキャンセリング機能をOFFにした瞬間、周りの音の大きさに驚き感動します。
東京駅などの人混みが凄い場所でも騒がしさが一切聞こえません。
AirPods Proのノイズキャンセリング機能はかなり優秀です。
✔ 外部音取り込みモードが凄い
ノイズキャンセリング機能で外の雑音を消すことができるが、外部音取り込み機能は周囲の音を聴きたいシーンがある時に役立つ機能です。
ポイント
外部音取り込みモードはAirPods Proのマイクで拾った音をイヤホン内部で鳴らす機能です。
実際の周りの音にプラスして、音楽を聴けます。
これがかなり凄い体験でした。
自分の声がすごくクリアに聴こえます。
また、楽器を演奏する際に曲を聴いて確認しながら使用できます。
楽器の音もクリアに聴こえて、音楽もクリアに聴こえました。
日常生活に、好きな音をプラスする
自分にしか聞こえない音を、自分の生活にプラスできるのは素晴らしいです。
この新しい感覚を是非実際に体験してみてください。
✔ 接続が簡単【即座にペアリング】
AirPods Proは事前にiPhoneなどの端末に登録しておけば、ケースからイヤホンを取り出して、耳に付けた瞬間接続されます。
ポイント
Beatsのイヤホンは電源ボタンを長押しして音楽再生ですが、AirPods Proは耳に付けた瞬間、音楽再生が可能です。
圧倒的に便利です。
聴きたいときに音楽を聴けます。
✔ ワイヤレス特有の音飛び、音の遅延がゼロ
ワイヤレスイヤホンを購入するにあたり、懸念するポイントです。
音の遅延や音飛びはあるのか
YouTubeなどの動画を観ていて動画と音声の音の遅延、音ズレがあるのではないだろうか・・・電車内(地下鉄)や人混みで音が途切れてしまうことがあるのではないだろうか・・・
そんな疑問もあると思います。
ワイヤレスイヤホンによっては、周囲の環境で接続が変動するものもあります。
結論から言うとAirPods Proは、音の遅延も音飛びもゼロでした。
安定していてストレスなく、音楽や動画、ゲームを楽しめます。
AirPods ProとBeatsの比較
AirPods ProとBeatsはiPhoneに最適化されたチップが搭載されています。
メリット、デメリットを細かく徹底比較していきます。
AirPods Proのメリット・デメリット
メリット
- ノイズキャンセリングなど搭載し高機能
- 耳に付ければ即座に再生可能
- 完全ワイヤレス型で断線の恐れがない
- 充電ケースと併用すれば24時間使用可能
- 耐水・耐汗仕様で雨や汗に耐えれる
デメリット
- 紛失してしまうリスクがある
- 本体では音量調節はできない
- イヤホン単体だと使用時間が連続4時間程度
- 価格が27,800円(税別)と高い
AirPods Proは上記のような感じです。
Beatsのメリット・デメリット
メリット
- ファッション性が高い
- リモコンで音量調節が可能
- 5分充電で約2時間再生OK(フルで連続8時間)
- 低音が良く出るイヤホン
- 価格が9,800円(税別)と安い
デメリット
- ワイヤレスだがコードがある
- 電源ボタンを2秒長押しで接続する必要がある
- 装着したまま寝ると断線の恐れがある
BeatsとAirPods Proにはそれぞれメリット、デメリットがあります。
機能性で言うと圧倒的にAirPods Proが勝ちます。
私はどちらも使用してきていますが、総合的に見ると使い勝手が良くて性能が高いAirPods Proは最高のワイヤレスイヤホンだと感じました。
まとめ:日常により良いサウンドを
AirPods Proは様々なシーンで使えて、驚くほど高機能です。
非常に優秀で使い勝手の良いワイヤレスイヤホンです。
しかしながら、価格がやや高めです。。
普段よく使うものは価格が高くても妥協しないことが大切です。
AirPods Proのコンセプト
オーディオは音質だけを突き詰めるのではなく、いかに日常生活の中で便利に使えるかがコンセプトにあります。
ノイズキャンセリング機能、外部音取り込み機能の凄さは実際に体験しないとわかりません。
次世代モデルのAirPods Proが登場する噂もありますが、現時点でカナル型イヤホンでノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスイヤホンが欲しい方はAirPods Proを購入することをおすすめします。
是非、購入して素敵なリスニング環境を築いてください。