AirPods Pro（第2世代）はアップデートでロスレス対応か

AirPods Pro（第2世代）は、前モデルのAirPods Proの性能や機能を引継ぎ、さらに進化したワイヤレスイヤホンになって登場しました。

価格はApple公式で39,800円（税込）で2022年9月23日に発売されました。

新世代のH2チップを搭載したことで、さらに音質を高めたほかバッテリー性能は従来の33％向上し、ノイキャン性能も2倍に向上しました。

今後、AirPods ProはOSのアップデートやファームウェアのアップデートで劇的に進化する可能性がりあます。

AirPods Proが気になっている方や、現時点でAirPods Proを買うか悩んでいる方は参考にしてください。

AirPods Pro（第2世代）はアップデートで進化

AirPods ProはファームウェアのアップデートやiOSのアップデートをすることで、新たな機能や性能強化を実現することがでるので非常におすすめのイヤホンです。

しかしながら、秋のAppleイベントの場ではアナウンスされませんでした。

AirPods Pro（第2世代）が今後のアップデートで対応していく可能性のある新機能、進化ポイントは以下のとおりです。

今後の進化ポイントや特徴を詳しく解説していきます。

LE Audio対応

AirPods Pro（第2世代）は、Bluetoothのバージョンがこれまで5.0だったのが5.3に一気にバージョンアップしました。

このことから、今後AirPods Pro（第2世代）は様々な新機能に対応していくと報じられています。

LE Audioは、最新の通信規格となっていて低データレートでも高いオーディオ品質を実現できます。

また、よりスムーズな接続やiPhoneやiPad、Macなどの複数のデバイスに同時接続ができるようになる可能性があります。

今後のアップデートにより、さらにマルチに活用できるAirPods Proに進化すると予想されています。

新コーデックのLC3をサポート

LE Audioに対応したことにより、新しいコーデックである「LC3」をサポートする可能性があると報じられています。

現在主にAppleで使用されているのはAACコーデックで、ビットレートは256kbpsとなります。

LC3（Low Complexity Communications Codec 3）は、様々な特徴を持っています。

省電力で高い安定性を誇っている新コーデックのLC3に対応すれば、AirPods Proはさらに進化していきます。

ロスレスオーディオ対応

Appleに詳しいアナリストのミンチー・クオ氏は、新コーデックのLC3技術とマルチストリーム技術によって音楽ファイルの転送量を向上させロスレス音源を高品質で再生できるようになると予想しています。

ロスレスは、音楽データの欠損がない高音質記録方式で非常に高いクオリティの音楽を楽しめます。

今後のアップデートに期待が高まっています。

肌検出センサー搭載でヘルスケア機能追加

AirPods Pro（第2世代）は、これまで光学センサーを搭載していたのが肌検出センサーを搭載しました。

肌検出センサーは、複数の波長帯を同時に計測することにより、人間の肌に含まれる波長を正確に検出することができるセンサーです。

アナリストのミンチー・クオ氏は、このセンサーによって新たな機能に対応すると報じています。

AirPods Proが人間の耳に装着されていることをより正確に検知するだけでなく、Apple Watchに搭載されているヘルスケア機能などにも対応していくとされます。

まとめ

AirPods Pro（第2世代）は大幅な進化をして登場しましたが今後、OSのアップデートやファームウェアのアップデートによりオーディオの拡張機能が追加される可能性があります。

つまり発売後も、新たな機能や、音質とバッテリー駆動時間が改善されていく可能性があります。

将来的にAirPods Pro（第2世代）は劇的な進化を遂げるとされており、今後の展開に期待されています。

Source： Apple , 9to5Mac , The Verge