現在はコードありのキャニスター型掃除機に代わり、コードなしのコードレス掃除機が主流になってきています。
吸引力で話題を呼んだDyson(ダイソン)の掃除機は、性能は良いですが価格は安くて5万、高くて10万と高価格になっています。
やはり気になるのが価格です。
また、憧れの家電であるロボット掃除機「ルンバ」は入り組んだ場所や細かい隙間の掃除が苦手です。つまりルンバは普通の掃除機と併用して使うのがおすすめです。
そこで購入したのが、Panasonicのコードレス掃除機「パワーコードレス MC-SB31J」。
この記事では、吸引力と軽さと安さを重視したコードレス掃除機「パワーコードレス MC-SB31J」を紹介していきます。
コスパに優れたコードレス掃除機が欲しい方、掃除機の買い替えを検討している方は参考にしてください。
目次
おすすめのコードレス掃除機 MC-SB31Jレビュー
Panasonicの「MC-SB31J」はコードレスのスティック型掃除機です。
価格は24,800円で、コードレス掃除機の中でも安い価格設定となっています。
スペック・仕様
購入する際に重視したことは、吸引力、軽さ、価格でした。
吸引力は実際に家電量販店でDyson(ダイソン)など他の掃除機と比較しました。また、手軽に持ち運べるか実際に持って重量を確認しました。
スペックは以下のとおりです。
集塵方式 | サイクロン式 |
ノズルタイプ | 自走式パワーブラシ |
吸込仕事率 |
100W~約20W |
充電時間 | 3.5時間 |
駆動時間 | HIGH:6分/AUTO:30分 |
騒音値 | 65dB |
本体重量 | 1.6Kg |
少し稼働時間が短いと感じましたが、スリム軽量型の「Dyson V12 Detect Slim Fluffy SV20FF」の駆動時間も、ハイパワーで5分、ノーマルで30分と駆動時間はあまり変わりませんでした。コードレス掃除機は基本的に駆動時間は短いです。
本体が軽い上に自走式のパワーブラシなのでスイスイ快適に掃除できます。
外観と付属品
外観は非常にスリムなボディが印象的です。
スティック装着時の高さは約110cmとなり、スティック込みで重量は1.6kgと軽量ボディで持ちやすいサイズ感となっています。
家電量販店で様々なコードレス掃除機を比べましたが、片手で持つのが厳しい重さのモデルもありました。MC-SB31Jは軽さゆえに延長管部分を外して、ハンディクリーナーとしても使えるのが魅力です。
ポイント
軽いので手軽に使えて非常に便利です。
グリップ部の突起が持ち手にフィットするので、握りやすくて快適に使えます。
操作ボタンはシンプルで、電源ON(標準モード)/ハイパワーモードの切り替えボタンと電源OFFボタンが搭載されています。
バッテリーマーク(電池残量表示ランプ)はバッテリーが少なくなると点滅して知らせてくれます。
バッテリー容量は1650mAhとなります。充電中の消費電力をワットチェッカーで計測したところ、充電中が17W。本体を外したときは0.5Wとなりました。
ポイント
かかる電気代は紙パック式の掃除機よりもサイクロン式のコードレス掃除機の方が安くなります。
付属品は、延長管、床用ノズル、ブラシ付き隙間ノズル、お手入れブラシ、充電アダプターとなります。
付属品は非常にシンプルで、組み立てやお手入れをする際の分解も簡単です。
実際の吸引力
MC-SB31Jは軽量ながらも、ハイスペックな小型モーターを搭載しているためパワフルな吸引力を実現します。
スリム軽量型の「Dyson V12 Detect Slim Fluffy SV20FF」と比較したら、やはりDyson(ダイソン)の方が吸引力はあるものの、MC-SB31Jは細かい塵だけでなく重いゴミもしっかり吸引できるので十分なスペックでした。
部屋の隅々までしっかり掃除できるパワーノズルを搭載しています。
V字ブラシによって重いゴミも効率的に吸引することができます。また、床と壁の堺などゴミが残りやすい場所もしっかり綺麗に取れるのが魅力です。
ポイント
- 十分な吸引力がある
- 壁際のゴミまでスッキリ吸引できる
- ブラシがフローリング、カーペット、畳にしっかり対応
- 床を傷つけにくいソフトなブラシを搭載
様々なシーンに使える
MC-SB31Jは、様々な場所の掃除が可能です。
延長管部分を外して、ハンディクリーナーとして使えば手元に近い場所の掃除が楽にできます。
ブラシ付き隙間ノズルを使えば、狭い隙間も楽に掃除ができます。
棚の上の埃などの掃除にも便利です。うちは空気清浄機を置いているので棚の上などの埃は少ない方だと感じていましたが、それでも細かいところまで気軽に掃除できるのは便利です。
お手入れがラク
本体から側面のダストボックスを取り外して、ふたを開けるだけで簡単にゴミを捨てることができます。
紙パック式の掃除機と異なり、ごみ捨て時に埃が舞うことがあるのがデメリットですが、紙パックを購入する費用が掛からないためランニングコストが安いのが特徴です。
さらに分解してフィルターを外せば、水で丸洗いできて清潔です。
ダストボックスを綺麗に分解して掃除できるのは嬉しいポイントです。
コードレス掃除機は気軽に使える
MC-SB31Jはスタイリッシュなデザインで、本体重量も軽くて楽に掃除ができます。
MC-SB31Jを実際に使ってみて感じたメリットは以下のとおりです。
優れているポイント
- デザインがスタイリッシュ
- コンセントに繋ぐひと手間がない
- 電源不要なのでどこでも持っていける
- 簡単にゴミを捨てられる
- 割と吸引力がある
- 紙パック式に比べて動作音が静か
コードレスは想像以上に便利で、掃除が非常に捗ります。
吸引力に関しても普通に掃除していて問題を感じることもありません。
コードレス掃除機の気になるところ
コードレス掃除機はメリットもある一方でデメリットもあります。
MC-SB31Jを実際に使ってみて感じたデメリットは以下のとおりです。
気になるポイント
- 駆動時間がハイパワーで6分と短い
- バッテリーの寿命が心配
- 立てかけるスタンドが付属していない
Dyson(ダイソン)でも言えますが、ハイパワーモードでは駆動時間が10分以内と短いため、家が広いとコードレス掃除機をメインにするには不向きと言えます。
また、バッテリーには寿命があります。使う頻度にもよりますが、寿命に達したバッテリーは稼働時間が短くなってくるので交換や買い替えが必要となります。
まとめ
Panasonicの「MC-SB31J」はコードレス掃除機の中でも安いモデルながらも、機能面も使い勝手も優秀です。
ポイント
吸引力と軽さと安さを重視したバランス型のコードレス掃除機です。
Panasonic コードレス掃除機「MC-SB31J」をおすすめする方は以下のおとりです。
こんな方におすすめ
- コードレス掃除機が欲しい!
- 満足のいく吸引力の掃除機が欲しい!
- 気軽に使いたい!
- 予算を2万~3万で考えている!
やはり、Dyson(ダイソン)の掃除機は、性能は良いですが価格は安くて5万、高くて10万と高価格。
ロボット掃除機「ルンバ」は普通の掃除機と併用して使うことで、その便利さの恩恵をフルで受けられるので併用がおすすめです。
Panasonicの「MC-SB31J」は掃除機に5万円も出したくないけど、十分な性能を備えたモデルが欲しい方におすすめしたいコードレス掃除機です。
掃除機は毎日のように使うものなので、自分が使っていてストレスがない掃除機が良いです。
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