新型AirPods Max 2に関する情報が続々と登場してきたのでまとめます。
2020年12月に発売したAppleの純正ワイヤレスヘッドホン「AirPods Max」は強力なノイズキャンセリングや空間オーディオ、Siri連携などハイエンドヘッドホンらしい機能が搭載されています。
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、大幅にアップデートされたAirPods Max(第2世代)が登場する可能性があると報じています。
この記事では、AirPods Max(第2世代)について現時点で公開されている情報および予想を徹底解説していきます。
次世代のAirPods Maxが気になる方、AirPods Maxの購入を検討している方は参考にしてください。
目次
新型AirPods Max 2に関する最新情報
AirPods Max(第2世代)はどのようなモデルになるのか最新情報および予想をまとめていきます。
海外メディアのiDrop Newsによると、Bluetoothに代わる次世代通信規格になり音質が大幅に向上すると報じています。
最新情報まとめ
- H3チップ搭載で音質強化
- ノイズキャンセリング性能の向上
- ロスレス(ALAC)サポート
- USB-C端子搭載
- ヘルスケア機能搭載
- タッチ操作に対応
- Bluetoothに代わる次世代通信規格に対応
- 新たな本体カラーが登場
- 発売は2025年後半
AirPods Maxが発売されてから今年で4年が経過することもあり、近々アップデートされる可能性が高いとされていますが、アップルの内部情報に詳しいアナリストのミンチー・クオ氏は第2世代の発売はまだ先になると述べています。
最新情報および予想を詳しく解説していきます。
H3チップ搭載で音質強化
従来のAirPods ProはH1チップが搭載されていますが、AirPods Pro(第2世代)は、次世代のH2チップが搭載されました。
海外メディアBloombergのマーク・ガーマン氏によると、次期モデルのAirPods MaxはH2チップの搭載をスキップしてH3チップが搭載される可能性があるとのことです。
ポイント
H3チップ搭載により、新しい機能や基本性能が大幅に強化されます。
新しいH3チップに加えて新型ドライバー搭載で音質はさらに強化されます。音質のアップデートは非常に期待されています。
iPhoneとの連係機能もよりスムーズに行えます。
ノイズキャンセリング性能の向上
AirPods Pro(第2世代)ではH2チップの搭載により、さらに広い帯域のノイズをカットし騒音低減能力が向上しました。
AirPods Max(第2世代)では、H3チップの強力な性能によりノイズキャンセリングの性能がAirPods Pro(第2世代)を大きく上回ると報じられています。
ポイント
ノイズキャンセリング機能が前モデルよりも大幅に強化されて、より高音質で音楽を楽しめることが期待されています。
ロスレス(ALAC)サポート
海外メディアのiDrop Newsによると、AirPods Max(第2世代)は「Apple Musicロスレス音源ALAC」に対応する可能性があると報じています。
現行モデルのAirPods ProやAirPods Maxはロスレスオーディオには対応していません。
AirPods Pro(第2世代)も今後のアップデートで対応する可能性は十分あるとしていて、その後AirPods Max(第2世代)にも対応し、音質が向上すると報じられています。
ポイント
ALAC音源での高音質再生に対応し、ロスレスも高いクオリティで楽しめます。
AirPods Maxのベータ版ファームウェアよりロスレスコーデック「LC3」に対応する文章が発見されたと報じられています。
Appleの代表的なイヤホンやヘッドホンでも、より高音質な音楽を聴けるようになると予想されています。
ロスレスオーディオとは
- 高水準のオーディオ品質
- スタジオで制作した音源と同じものが聴ける
- 6ビット/44.1kHz 、最大24ビット/48kHz
- オーディオファン向けに、Apple Musicは最大24ビット/192kHzのハイレゾリューションロスレス提供
USB-C端子搭載
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、充電ポートはLightningからUSB-Cに変更されると報じています。
ポイント
充電ポートがLightningからUSB-Cへアップデートされる可能性があります。
iPad ProだけでなくiPad Air、iPad miniなどもUSB-Cになってきています。端子統一案などにより、今後USB-Cを搭載する製品が増えていくと予想されます。
ヘルスケア機能搭載
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、AirPods Max(第2世代)には新たなセンサーが搭載されヘルスケア機能に対応すると予想されています。
タッチ操作に対応
海外メディアのPatently Appleによると、AirPods Max(第2世代)はタッチ操作が可能になると予想されています。
触れるだけで操作可能なタッチセンサー式になり、直感的な操作が可能になると報じています。
ポイント
デジタルクラウンの操作からタッチ操作にアップデートされる可能性があります。
音量調整や音楽の再生、一時停止もタッチ操作が可能になると、非常に軽快な操作になるのでタッチ操作への期待が高まります。
Bluetoothに代わる次世代通信規格に対応
海外メディアのiDrop Newsによると、ロスレスオーディオに対応するために、Bluetoothに代わる次世代通信規格に対応する可能性があると報じています。
ポイント
ロスレス再生に対応するために、新方式の通信規格に対応する可能性があります。
現在はAirPods、AirPods Pro、AirPods MaxやBeatsのワイヤレスイヤホン、ヘッドホンはAppleのAAC Bluetoothコーデックを使用しています。しかし、現状Bluetooth接続はロスレスではありません。
Qualcommが発表したBluetooth用の高音質コーデック「aptX Lossless」がありますが、今後Appleは独自技術で現状のBluetooth音質を上回る可能性もあるとしています。
新たな本体カラーが登場
海外メディアの9to5Macによると、AirPods Max(第2世代)では2022年モデルのiPad Airで新登場したような新たなカラーが追加される可能性があると報じています。
現行モデルのカラーバリエーションは、スペースグレイ、シルバー、グリーン、ピンク、スカイブルーの5色展開です。
新型AirPods Max 2 発売日
アップルの内部情報に詳しいアナリストのミンチー・クオ氏によると、AirPods Max(第2世代)は2025年後半に登場する可能性があるとしています。
2024年9月にAirPods Maxの新色が登場し、来年の2025年にはフルモデルチェンジした新型AirPods Maxが登場すると予測されています。
AirPods Pro(第2世代)が登場したことにより、AirPods Maxも大きくアップデートされて登場する可能性があります。
ポイント
AirPods Max(第2世代)は2025年秋のAppleイベントで登場しその後発売する可能性があります。
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、新型AirPodsシリーズの発売スケジュールは以下のとおりです。
予想発売スケジュール
2025年後半:AirPods Max(第2世代)
2025年以降:AirPods Pro(第3世代)
詳しい発売日が分かり次第、情報を更新します。
まとめ
新型AirPods Max 2に関する情報が続々と登場してきたのでまとめました。
ロスレスオーディオに対応し新機能も搭載し、大幅アップデートされ登場すると報じられています。
海外メディアの9to5Macは、ワイヤレスのロスレス再生に対応し、ヘルスケア機能を搭載すれば次期モデルのAirPods Maxが登場するには十分な性能と予想しています。
新たなスペックや情報が分かり次第更新していきます。
これらは確定情報ではない為、最終スペック、デザインは変わる可能性があります。
Source:iDrop News , Appgefahren , Ming-Chi Kuo , 9to5Mac , Patently Apple , Apple