2022年7月1日より、iPhoneを始めとしたApple製品が値上げとなり、iPhoneでは最大4万円、iPadでは最大6万円の値上げとなりました。
昨今の大幅な円安の影響を受け、価格が一斉に値上げとなりました。
これらはAppleが製品の値上げをしたわけではなく、円安により日本円の価値が下がったことで起きた事象となります。
また、今年秋に発売予定のiPhone14もiPhoneシリーズ歴代最高額になると予想されています。
この記事ではApple製品の値上げ価格と、どこから購入するのがお得なのかを徹底解説していきます。
今後、Apple製品の購入を検討されている方は参考にしてください。
目次
Apple製品の値上げ価格まとめ
iPhoneやiPadなどの主要製品以外のWatchバンドなどのアクセサリも価格が引き上げられています。
価格改定となった新価格と旧価格を比較し、値上げ幅をまとめました。
iPhoneの値上げ価格まとめ
iPhoneは、最大で40,000円の値上げとなっていて、最小はiPhoneSE(第3世代)の5,000円の値上げとなっています。
※価格はApple公式価格です。
モデル | 容量 | 旧価格 | 新価格 | 値上げ額 |
iPhone13 Pro Max | 128GB | 134,800円 | 159,800円 | 25,000円 |
iPhone13 Pro Max | 256GB | 146,800円 | 174,800円 | 28,000円 |
iPhone13 Pro Max | 512GB | 170,800円 | 204,800円 | 34,000円 |
iPhone13 Pro Max | 1TB | 194,800円 | 234,800円 | 40,000円 |
iPhone13 Pro | 128GB | 122,800円 | 144,800円 | 22,000円 |
iPhone13 Pro | 256GB | 134,800円 | 159,800円 | 25,000円 |
iPhone13 Pro | 512GB | 158,800円 | 189,800円 | 31,000円 |
iPhone13 Pro | 1TB | 182,800円 | 219,800円 | 37,000円 |
iPhone13 | 128GB | 96,470円 | 117,800円 | 21,330円 |
iPhone13 | 256GB | 108,180円 | 132,800円 | 24,620円 |
iPhone13 | 512GB | 131,620円 | 162,800円 | 31,180円 |
iPhone13 mini | 128GB | 78,400円 | 99,800円 | 21,400円 |
iPhone13 mini | 256GB | 96,400円 | 114,800円 | 18,400円 |
iPhone13 mini | 512GB | 119,900円 | 144,800円 | 24,900円 |
iPhoneSE(第3世代) | 64GB | 57,800円 | 62,800円 | 5,000円 |
iPhoneSE(第3世代) | 128GB | 63,800円 | 69,800円 | 6,000円 |
iPhoneSE(第3世代) | 256GB | 76,800円 | 84,800円 | 8,000円 |
また、今年の秋に発売するiPhone14 Pro Maxの1TBモデルは249,800円となり、iPhoneシリーズの歴代最高額になると予想されています。
iPhone 14 Pro | iPhone 14 Pro Max
- A16 Bionic
- 6.1 | 6.7 inch 120hz Amoled Display
- 48/12/12 cameras
- 128/256/512/1TB storage & 8gb ram
- 3,200 | 4,323mah battery
- Always On Display
- Face ID
- iOS 16$1099 | $1199 pic.twitter.com/roMxY8cBmd
— Anthony (@TheGalox_) June 28, 2022
iPadの値上げ価格まとめ
iPadシリーズでは、12.9インチiPad Proが最大60,000円の値上げとなりました。
iPad Air、iPad miniなど以外のApple PencilやMagic Keyboardなども同様となっています。
※価格はApple公式価格です。
モデル | 旧価格 | 新価格 |
11インチiPad Pro(第3世代) | 94,800円~ | 117,800円~ |
12.9インチiPad Pro(第5世代) | 129,800円~ | 159,800円~ |
iPad Air(第5世代) | 74,800円~ | 84,800円~ |
iPad(第9世代) | 39,800円~ | 49,800円~ |
iPad mini(第6世代) | 59,800円~ | 72,800円~ |
Apple Watchの値上げ価格まとめ
Apple Watch Series 7は最大で18,000円の値上げとなっています。
また、Watchバンドにいついても1,000円以上の値上がりとなっています。
※価格はApple公式価格です。
モデル | 旧価格 | 新価格 | 値上げ額 |
アルミ41mm | 48,800円~ | 58,800円~ | 10,000円~ |
アルミ45mm | 52,800円~ | 62,800円~ | 10,000円~ |
ステンレス41mm | 82,800円~ | 99,800円~ | 17,000円~ |
ステンレス45mm | 88,800円~ | 106,800円~ | 18,000円~ |
チタン41mm | 94,800円~ | 112,800円~ | 18,000円~ |
チタン45mm | 100,800円~ | 119,800円~ | 19,000円~ |
また、機能が抑えられ価格の安さを重視したエントリーモデルのSEシリーズは、47,800円からと9,000円の値上がりとなりました。
今後発売される次世代モデルのApple Watch SE(第2世代)についても同様の価格帯になると予想されています。
AirPodsの値上げ価格まとめ
AirPodsシリーズについても、最上位モデルのAirPods Maxが16,820円の値上がりにより6万円台のヘッドホンが8万円台となりました。
※価格はApple公式価格です。
モデル | 旧価格 | 新価格 | 値上げ額 |
AirPods(第2世代) | 16,800円 | 19,800円 | 3,000円 |
AirPods(第3世代) | 23,800円 | 27,800円 | 4,000円 |
AirPods Pro | 30,580円 | 38,800円 | 8,220円 |
AirPods Max | 67,980円 | 84,800円 | 16,820円 |
やはり上位モデルは、価格差があり以前の価格とは印象が変わってきており、なかなか購入しずらい価格帯となっています。
【2022年最新】Apple製品を安く買う方法
円安の影響を受け、値上がりしているApple製品を安く買う方法を解説していきます。
ポイント
- 家電量販店でセール品を狙う
- 各キャリアの割引、特典サービスを狙う
- Amazonセールや整備品を買う
- 中古専門店で買う
- 新機種の発売後、型落ちモデルを狙う
また、Apple製品が安くなるタイミングとしては9月の新製品が発売した後や、1月のApple初売りセール、新学期時期のキャンペーンが多く実施される春などが狙い目です。
様々な方法がありますが、一番安くなる方法は人によって変化します。
iPhoneを安く買うには以下の方法がおすすめです。
iPhoneを安く買うには
キャリアを変えない人⇒オンラインショップまたは購入プログラムの加入
キャリアを変える人⇒オンラインショップ、格安SIM
新規契約をする人⇒オンラインショップ、楽天モバイルなど
家電量販店でセール品を狙う
家電量販店ではキャリア版iPhoneやiPadなどのセールにて、MNP(他社乗り換えサービス)などを条件にセール価格で販売されることがあります。
ポイント
他社からの乗り換えユーザーに対して、価格の割引やポイント付与などのキャンペーンがあります。
ヨドバシ案件ほい(;゜0゜) pic.twitter.com/Gc6Zr7PfVz
— Skyblue (@skyblue_1985jp) May 20, 2022
電気通信事業法にてスマホの割引は2.2万円(税込)までと2019年秋に決まったため、最近では「iPhone一括1円」のようなキャンペーンはなくなりました。
回線契約とセットの条件では2.2万円までの割引ができますが、回線契約が条件にない場合は店舗独自の割引となります。
お得に契約し購入できる家電量販店セール時に狙うのもおすすめです。
各キャリアの割引、特典サービスを狙う
各キャリアでは、機種変更をする際に様々な特典やキャンペーンなどがあります。
ドコモ、au、ソフトバンクでiPhoneを買うとiPhoneを分割で購入し2年後にiPhoneを返却(下取りに出す)「購入プログラム」を使えたり、他社からの乗り換えで2.2万円の割引を受けられます。
「購入プログラム」は所有するというよりも借りると言ったイメージに近いサービスです。
また、以下の割引特典などもあります。
ポイント
ドコモ:5G WELECOM割で最大2.2万円割引
au:au Online Shop お特割で最大2.2万円割引
ソフトバンク:web割で最大21,600円割引
また、ahamoの割引などもあり非常にお得です。
各キャリアの特典などをチェックして、お得に買えるチャンスを逃がさないようにしましょう。
ポイント
より安く買うためには特に、手数料や余計なオプションのないオンラインショップでの購入がおすすめとなります。
Amazonセールや整備品を買う
Amazonが定期的に開催するAmazonタイムセール祭りなどのセール時に、Apple WatchなどのApple製品が登場することも過去に何度もあります。
また、Amazon Renewed(Amazon整備済み品)ではiPhoneをはじめとしたiPad、AirPodsなどもあります。整備済み品は品質面などしっかり保証されていて安心です。
ポイント
Amazonタイムセール祭りやプライムデーなどのセール時や、Amazon整備済み品でもお得に買うことができます。
Amazonの場合は、ポイントも貯まってさらにお得となります。
参考
Amazon Renewed(Amazon整備済み品)とは、正常に機能して新品同様に見えるように整備された180日の返品保証付きの再生品です。
中古専門店で買う
安く買うなら、整備品や中古も検討することもおすすめです。
ポイント
中古専門店はかなり安い価格で入手しやすく、コスパ重視の方におすすめです。
注意点として、本体の状態やモデルの型落ちなどがあげられます。うまく利用して活用できればコスパ最強の選択肢です。
新機種の発売後、型落ちモデルを狙う
新型モデルが発売されると、型落ちモデルは値下げされる場合が多いです。
新型モデルのデザインや新機能などは特に気にせず、一世代前またはそれ以前のモデルでも十分という方におすすめです。
ポイント
iPhoneをはじめとしたiPadやMacは新型モデルが登場後に前のモデルが値下げされた場合に、お得に購入することができます。
新型モデルが発売したことで旧型モデルの販売を終了することもあるため、注意が必要です。
まとめ
iPhoneやiPad、Apple WatchなどのApple製品の値上げ価格と、どこから購入するのがお得なのかをまとめました。
円安の影響で大幅な値上げとなりましたが、今後も物価高が進む恐れもあります。
安く買う方法や対策を知っておくことが大切です。
ポイントまとめ
- 約2.2万円のキャリア割引対象を狙う
- オンラインショップで購入する
- 新型モデルが出たら型落ちモデルを狙う
- 家電量販店の割引特典を狙う
- Amazonセールや整備済み品を狙う
様々な方法がありますが、一番安くなる方法は人によって変化しますので今回紹介したポイントを参考にしてみてください。
Source:Apple , AppleHub , Anthony , Skyblue