新型の完全ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds」が登場しました。
左右が完全に独立したイヤホンで「Beats by Dr. Dre」から発売される新モデルとなります。
この記事では、「Beats Studio Buds」の特徴やスペックなどをAirPods Proと徹底比較して製品内容をまとめて解説していきます。
Beats Studio Budsが気になる方、ワイヤレスイヤホンの購入を検討している方は参考にしてください。
目次
Beats Studio Budsの特徴
Beats(ビーツ)は大人気のオーディオブランドです。BeatsはApple製品との相性が非常に良いです。
Beats Studio Budsのスペックは以下のとおりです。
イヤホンタイプ | インイヤー型 |
接続タイプ | ワイヤレス/Bluetooth(Class1) |
対応機種 | iOSとAndroid両方対応 |
連続再生時間 | 最大8時間/ケース併用最大24時間 |
充電時間 | 5分充電で約1時間再生可能 |
有効接続距離 | 最大100m(Class1 Bluetooth) |
耐水性能 | IPX4 |
充電ポート | USB-C |
重量 | ケース48g/単体5g |
カラーバリエーションはホワイト、ブラック、Beatsレッドの3種類です。
Beats Studio BudsはAndroidユーザーにも配慮した仕様となっています。
特徴について細かく解説していきます。
Beatsらしいポップなデザイン
Beats Studio Budsの本体デザインはポップなデザインとなっています。
ポイント
ポップな雰囲気でシンプルでコンパクトなデザイン
本体の「b」部分のボタンで再生コントロールや再生モードを操作することが可能です。
操作方法
イヤホンの左右の「b」ボタンで操作が可能
1回押し:音楽の再生/一時停止、電話応答
2回押し:前にスキップする
3回押し:スキップして戻る
長押し:ノイズキャンセリングモード、外部音取り込みモード、OFF
軽量でコンパクトなモデル
Beats Studio Budsは軽量でコンパクトなサイズ感となります。
AirPods Proとは異なり、ステムと呼ばれる軸の部分がついていません。
Beats Studio Buds | AirPods Pro | |
ケースサイズ |
高さ25.5mm 幅72mm 厚さ51mm |
高さ45.2mm 幅60.6mm 厚さ21.7mm |
本体重量(単体) | 5g | 5.4g |
ケース込み重量 | 58g | 56.4g |
イヤホン単体の重量はAirPods Proよりも軽く、ケース込みでもAirPods Proとほぼ同等となります。
ポイント
AirPods Proと比較するとイヤホン単体は0.4g軽く、ケースは2.4g重い
胸ポケットに圧迫感なく楽に入るサイズ感となっています。
ノイズキャンセリング搭載
Beatsの完全ワイヤレスイヤホンでは初めてとなるノイズキャンセリング機能が搭載されています。
ノイズキャンセリングとは
外部から入ってくる騒音だけをシャットアウトする機能です。
周囲の殆どの音が消えて、周りの音はとても遠くで鳴っているように聞こえます。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)は、風切音や周囲の環境音を遮断します。
ノイズキャンセリング性能はAirPods Proの方が上回るとしていますが、Beats Studio Budsは他社製品と比べてかなり強力なノイズキャンセリング機能を搭載しているとしています。
外部音取り込み機能搭載
Beats Studio BudsはAirPods Proと同様に外部音取り込み機能を搭載しています。
ポイント
外部音取り込みモードはBeats Studio Budsのマイクで拾った音をイヤホン内部で鳴らす機能です。
周囲の環境音にプラスして、音楽を聴くことが可能となります。
ノイズキャンセリングモードと外部音取り込みモードを、スマホ上やイヤホン単体で簡単にモード切り替え可能です。
空間オーディオ対応
Beats Studio BudsはAirPods Proと同様に空間オーディオに対応していて、Apple Musicの空間オーディオが使用できます。
空間オーディオ(Spatial Audio)とは、サラウンド(立体)音響です。
ポイント
Dolby Atmosでミキシングされた楽曲を再生する際に、Beats Studio Budsが自動で認識し空間オーディオに対応
よりリアルなサウンドを聴くことができます。
参考
Dolby Atmos(ドルビーアトモス)とは、臨場感溢れるオーディオ体験を実現する最新立体音響(サラウンド)です。
「探す」機能対応
iOSデバイス、Androidデバイスの両方でBeats Studio Budsを紛失した際に、探せる機能(「探す」ネットワーク)を使うことができます。
ポイント
位置測定機能に対応しているため、紛失時に本体の場所を特定することが可能
バッテリーは最大8時間
Beats Studio Budsは最大8時間の連続再生が可能で、ケースを併用すると最大24時間となります。
各モードでの本体再生時間は以下のとおりです。
Beats Studio Buds | AirPods Pro | |
ノイキャンオフ時 | 8時間 | 5時間 |
ノイキャンオン時 | 5時間 | 4時間 |
ケース併用時 | 最大24時間 | 最大24時間 |
Beats Studio Budsはバッテリー持ちも非常に良いです。
また、急速充電に対応していて5分の充電で1時間再生可能です。
ワンタッチペアリング対応
iOSはもちろん、Androidでも簡単にペアリングが可能です。
Fast Pairをサポートしているため、Androidにも最適なワイヤレスイヤホンとなっています。
ポイント
AppleデバイスやAndroidデバイスでワンタッチペアリングが可能
Androidデバイスには、専用アプリにより設定やファームウェアのアップデートが可能となります。Appleデバイスに関しては、OS自体に設定機能が搭載しているためアプリは不要となります。
IPX4等級の耐汗耐水性能
Beats Studio Budsの耐汗耐水性能はIPX4となり、汗や雨で本体が濡れても影響を受けません。
ポイント
ジムやランニングで汗をかいても、耐汗性能を備えているので問題なく使用可能
ワークアウトなどで活用することができます。
参考
IPX4とは、いかなる方向からの水しぶきでも影響を受けないレベルに位置していますが、完全に浸水する場面では使えません。
充電ポートはUSB-C
Beats Studio BudsはUSB Type-Cケーブルでの充電が可能です。
ポイント
充電端子がUSB-Cなので、Androidユーザーにとっても魅力的なワイヤレスイヤホン
Beats Studio BudsはUSB-Cで充電、AirPods ProはLightningでの充電となります。
Beats Studio Budsの発売日
Beats Studio Budsの発売日は公式ホームページにて「国内で8月11日(水)より販売開始」とされました。
Apple公式サイトや【Amazon】Beats Studio Budsでも販売されています。
発売日
2021年8月11日(水)
Beats Studio BudsとAirPods Proの比較
左:Beats Studio Buds、右:AirPods Pro
Beats Studio BudsとAirPods Proの機能などの比較は以下のとおりです。
Beats Studio Buds | AirPods Pro | |
バッテリー |
単体:8時間 ケース込:24時間 |
単体:5時間 ケース込:24時間 |
イヤーチップ | 3サイズ | 3サイズ |
ノイキャン | ○ | ○ |
外音取り込み | ○ | ○ |
空間オーディオ | ○ | ○ |
探す機能 | ○ | ○ |
耐汗耐水性能 | IPX4 | IPX4 |
耳検知 | ‐ | ○ |
ワイヤレス充電 | ‐ | ○ |
充電端子 | USB-C | Lightning |
ケース込み重量 | 58g | 56.4g |
価格 | 17,800円 | 30,580円 |
※価格は公式価格(税込み)となります。
まとめ
この記事では、Beatsの新作であるBeats初のノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds」について紹介しました。
コンパクトなモデルながら、パワフルでバランスに優れたサウンドを楽しめます。
ポイント
Beats Studio Budsはノイズキャンセリング機能などを搭載し、Androidユーザーにもかなり意識したスペックとなっていてコストパフォーマンスが高いモデルだと感じます。
日本では17,800円で販売されており、非常に人気になると期待のワイヤレスイヤホンです。
Source:Apple , beatsbydre , Beats by Dre/YouTube