今までにない大きいディスプレイを搭載した「14.1インチiPad Pro」の性能や発売時期などの情報が登場してきたのでまとめました。
以前から12.9インチiPad Proよりも大型のiPadが登場する噂はありましたが、発売が確実に近づいてきていると海外メディアで話題となっています。
この記事では、新型iPad Pro14.1インチに関する情報についてまとめています。また、詳しいスペックを解説していきます。
より大画面のiPadが欲しい方、iPad Proの購入を検討されている方は参考にしてください。
目次
14.1インチiPad Proに関する最新情報
ディスプレイ業界に詳しい調査会社「DSCC」のロス・ヤング氏によると、Appleが14.1インチのiPad Proを開発している可能性があるとしています。
サプライチェーンソースの情報で、14.1インチのiPad Proが開発中であることを確認したと報じています。
Confirmed the 14.1" iPad Pro is being developed with our supply chain sources. It will have MiniLEDs and ProMotion. Not sure of the timing, but early 2023 may be more likely.
— Ross Young (@DSCCRoss) June 9, 2022
過去に、12.9インチiPad ProにミニLEDが搭載されることや発売時期など多くの情報を的中させてきたロス・ヤング氏が言及しているため、信憑性はかなり高いと言えます。
14.1インチiPad Proはどのようなモデルになるのか最新情報および予想をまとめていきます。
最新情報まとめ
- 14.1インチの大画面
- ミニLEDディスプレイ搭載
- 120Hzのリフレッシュレートに対応
- M2チップ搭載
- メモリ容量は16GB搭載
- 発売は2024年前半
現時点での最新情報および予想を詳しく解説していきます。
14.1インチの大画面
現行モデルで最も大型な12.9インチiPad Proよりも、大きいディスプレイを搭載したiPad Proが新たに登場する可能性があります。
画面サイズが14.1インチになると、ディスプレイはM2搭載MacBook Airや13インチMacBook Proを超えます。
ポイント
iPad史上最もサイズが大きい14.1インチのiPad Proが登場する可能性があります。
iPadOS16のステージマネージャなどの新機能を最大限活用でき、よりノートPCのように使えそうです。
ポイント
マルチタスクが大画面でより快適になります。また、動画コンテンツなども大画面で楽しめます。
大画面を搭載したタブレットで手軽に操作でき、よりイラスト制作や動画編集などが快適になります。
そのため主に、クリエイターや作業スタジオ、プロ向けのモデルになると予想されます。
ミニLEDディスプレイ搭載
ロス・ヤング氏によると、14.1インチiPad ProにはミニLEDディスプレイが搭載されるとしています。
2021年モデルの12.9インチiPad Proに初めて搭載されたLiquid Retina XDRディスプレイはミニLEDを1万個以上内蔵していて、1,000,000:1の高コントラスト比と最大1,600ニトの高輝度表示に対応しています。
ポイント
明るい部分はより明るく鮮やかに表示され、暗い部分はより暗く引き締まって鮮明な映像が表示されます。
120Hzのリフレッシュレートに対応
14.1インチiPad Proは、120Hzのリフレッシュレート(ProMotionテクノロジー)に対応すると報じられています。
ポイント
ミニLEDの技術と120Hzのリフレッシュレートで圧倒的な映像美を実現します。
最近では、ProモデルのiPadやiPhone、Macにも対応している機能で、画面が滑らかに動き快適に操作ができます。
現時点では、さらに上の60Hz~240Hzの高リフレッシュレートを備えるディスプレイが搭載されるかは言及されていません。
一部情報によると、将来的に240Hzリフレッシュレートでの動作を想定した可変リフレッシュレートに関する特許をAppleが取得したと報じられていました。ただし、実製品が登場するかは明らかになっていません。
M3チップ搭載
14.1インチiPad Proには、M3チップが搭載されると予測されています。
より快適な動作性能と速度でストレスなく、様々な作業が可能になります。
ポイント
搭載プロセッサは現行のM2チップよりさらに性能が向上したM3チップを搭載する可能性があります。
M2チップよりも高い処理能力を持ち、さらに高いパフォーマンスを発揮します。
M1チップでは8コアだったGPUがM2チップでは最大10コアに増えつつ、同電力で25%高性能になりました。M3チップではさらに性能が向上していくと予測されています。
メモリ容量は16GB搭載
14.1インチiPad Proは16GBのメモリが搭載されると報じられています。
According to my resource, Apple is developing a new 14.1-inch iPad M2 with 512GB and 16GB of base memory. The new M2 line is expected to include a new 11-inch model with no major changes, a new 12.9 model with reduced bezels and this new 14.1 iPad #Apple #AppleRumor
— Majin Bu (@MajinBuOfficial) June 8, 2022
2021年モデルのiPad Proは1TBのストレージであれば16GBのメモリが搭載されます。
ポイント
現行モデルのiPad Proと変わらず最大メモリ容量は16GBを搭載する可能性があります。
ストレージ容量によってメモリサイズが変わるなどの詳しい情報については明らかになっていません。
発売は2024年前半
ディスプレイ業界に詳しい調査会社「DSCC」のロス・ヤング氏は、早ければ2023年秋に発売されると報じていましたが、2024年に発売する可能性が高いと報じています。
今後の開発および生産ラインの状況で変動すると言われていますが、2024年前半のAppleイベントで発表されると予想されています。
発売日予想
発売時期は2024年前半
発売日の詳細が分かり次第、情報を更新します。
また、価格についての詳しい情報は言及されておらず、MacBook Airに近い価格帯になると予想されます。
まとめ
現行モデルよりも大きい14.1インチでミニLED、120Hzのリフレッシュレートを備えたディスプレイを搭載したiPad Proが2024年前半に登場すると報じられています。
ポイント
2024年前半に14.1インチiPad Proが登場する可能性があります。
画面が大きくなったiPad Proの登場はロス・ヤング氏だけでなくBloombergのマーク・ガーマン氏も予測されており、非常に登場に関する信憑性は高いと言えます。
マルチタスクが大画面でさらに快適になる大型のiPad Proの登場に期待が高まります。
新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
これらは初期の情報で、最終スペック、デザインは変わる可能性があります。
Source:Ross Young , MacRumors , Majin Bu , Apple Hub , Apple