無印iPadの第11世代モデルにあたるiPad(A16)が2025年3月4日に発表されました。
従来モデルのiPad 第10世代は2022年10月に発売されましたが、第11世代モデルは、予約注文は3月5日より開始され、3月12日から販売が開始されます。
iPad(A16)は、外観は変わりませんが、内部の進化が顕著です。A16チップの搭載により、パフォーマンスが大幅に向上し、アプリの起動やマルチタスキングがよりスムーズになりました。
この記事では、新型iPad第11世代についての特徴を詳しく解説していきます。
新型iPad 第11世代がどのようなモデルなのか気になる方は参考にしてください。
目次
新型iPad 第11世代の特徴まとめ
エントリーモデルの無印iPadは、手頃な価格ながらも非常に高い性能を誇ります。
特に、A16チップを搭載した最新モデルでは、内部の技術革新が顕著です。
外観は従来のデザインを踏襲していますが、パフォーマンスが大幅に向上し、アプリの起動やマルチタスキングがよりスムーズになりました。無印iPadはその進化を続け、エントリーモデルとしての価値をさらに高めています。
新しいA16チップを搭載したiPadの特徴は以下の通りです。
ポイント
- 11インチのLiquid Retinaディスプレイ
- 12MP広角カメラを搭載
- A14チップからA16チップへ進化
- Apple Intelligence非対応
- 写真のスマートHDR 4に進化
- ストレージは128GB/256GB/512GB
- バッテリーは最大10時間(ビデオ再生)
- 価格は58,800円(税込)から
新型iPad(A16)は、コストパフォーマンスを重視するユーザーにぴったりです。
11インチのLiquid Retinaディスプレイ
11インチのLiquid Retinaディスプレイは、新型iPadに搭載された魅力的な技術の一つです。
このディスプレイは、True Toneテクノロジーと広色域(P3)をサポートし、鮮やかで自然な色彩を再現します。
さらに、最大500ニトの明るさを誇り、屋外でも視認性が高く、どんな環境でも快適に使用できます。
高解像度のLiquid Retinaディスプレイは、滑らかなビジュアル体験を提供し、文字や画像がくっきりと表示されます。
A14チップからA16チップへ進化
A14チップからA16チップへの進化は、Appleのテクノロジーにおける大きな飛躍を示しています。
A16チップはさらに進化し、パフォーマンスが大幅に向上しました。新しいプロセス技術を採用することで、より多くのトランジスタを集積し、計算能力を強化しています。
A16チップは、より高性能なGPUを搭載しており、グラフィックスの処理能力が飛躍的に向上しました。
これにより、ゲームや映像編集、グラフィックデザインなどのアプリケーションで、滑らかな動作と高品質なビジュアル体験が可能になります。
さらに、A14チップにも搭載されていたNeural Engineが、A16チップではさらに強化され、機械学習の処理が高速化されました。顔認識や音声認識などのAI機能がより迅速かつ正確に実行できるようになりました。
写真のスマートHDR 4に進化
スマートHDR 4はスマートHDR 3に比べて、さらなる進化を遂げています。
スマートHDR 3では、複数の露出を組み合わせて明るさとコントラストを最適化することで、写真の品質を向上させていましたが、スマートHDR 4はさらに高度なアルゴリズムを採用しています。
これにより、被写体ごとに異なる最適化を行い、より正確で自然な色彩とディテールを再現します。
ポイント
スマートHDR 4は暗所での撮影にも強化されており、低照度環境でもノイズを抑えたクリアな写真を撮影することができ、全体的なバランスが取れた美しい写真が得られます。
さらに、スマートHDR 4は高速処理を実現しており、撮影の瞬間にリアルタイムで最適化を行うため、シャッターを押した瞬間に最高の一枚を得ることができます。
これにより、どんな状況でも高品質な写真を手軽に撮影できるようになっています。スマートHDR 4は、写真撮影の体験を一層豊かにし、ユーザーにとって満足度の高い機能を提供します。
ストレージは128GB/256GB/512GB
新型iPadのストレージオプションは、128GB、256GB、512GBの3種類となり、従来の64GBモデルは廃止されました。
ポイント
ユーザーはより多くの容量を選択できるようになり、写真や動画、アプリケーションなどのデータをより多く保存できるようになっています。
特に、大容量のストレージが必要なクリエイティブプロフェッショナルやメディア愛好家にとって、この選択肢の拡充は大きなメリットとなります。
価格は58,800円(税込)から
新型iPadの価格は、基本モデルが58,800円(税込)からスタートします。
ストレージオプションによって価格が異なりますが、基本価格でも十分に魅力的な性能を提供します。
ポイント
128GBのモデルが58,800円、256GBのモデルは74,800円、そして512GBのモデルは110,800円となっています。
これらの価格設定は、ユーザーにとってバリエーション豊かな選択肢を提供し、さまざまなニーズに対応しています。
たとえば、基本的な用途に十分なストレージを求めるユーザーには128GBモデルが適しており、より多くのデータを保存したいクリエイティブなプロフェッショナルには512GBモデルが最適です。
こうした価格設定により、性能とコストパフォーマンスのバランスが取れた製品を提供することが可能となっています。
まとめ
2025年3月4日に、第11世代の無印iPad(A16モデル)が発表されました。
エントリーモデルとしての無印iPadは、手頃な価格でありながらも非常に高い性能を提供します。
A16チップを搭載しているため、パフォーマンスが大幅に向上し、アプリの起動やマルチタスキングがよりスムーズに行えユーザーエクスペリエンスが一段と向上しています。
無印iPadは、外観のデザインをほぼ維持しつつ、内部の技術革新によってその価値を高め、コストパフォーマンスを求めるユーザーに最適な選択肢となっています。
Source:Apple