iPhone14が登場して、iPhoneの購入を検討する方が多くいる中で容量選びは重要となってきます。
iPhoneはAndroidのようにSDカードを挿入して容量を増やすことはできないので、最適なストレージ容量を選ぶ必要があります。
この記事では、iPhone14シリーズのおすすめのストレージ容量と、用途別の選び方やポイントを紹介していきます。
値段も大きく変わってくるストレージ容量。値段とストレージ容量との比較や使い方別での比較も解説しました。
iPhoneを購入前にどの容量にすべきか悩んでいる方、最適なストレージ容量を選びたい方は参考にしてください。
目次
iPhone14シリーズのストレージ構成と値段
iPhone12シリーズまでは最小ストレージ容量が64GBだったのが、今では128GBに引き上げられました。全モデル128GBからのストレージ展開となっています。
ストレージ構成
iPhone14:128GB/256GB/512GB
iPhone14 Plus:128GB/256GB/512GB
iPhone14 Pro:128GB/256GB/512GB/1TB
iPhone14 Pro Max:128GB/256GB/512GB/1TB
上記のとおり、Proモデルのみ1TBが選択可能となります。
ストレージ容量が多いモデルほど、値段も高くなります。
どのような用途でiPhoneを使うのかしっかり把握してストレージ容量を決めることが重要です。
AppleのiPhone14シリーズ販売価格は以下のとおりです。
※価格はApple公式価格(税込)です。
iPhone14シリーズの全4機種でも価格差はありますが、さらにストレージ容量での価格差があります。
容量の価格差は以下のとおりです。
容量の価格差
128GB⇒256GB:プラス15,000円
256GB⇒512GB:プラス30,000円
512GB⇒1TB:プラス30,000円
最小ストレージの128GBと最大ストレージの1TBの価格差は75,000円となり、容量が多くなると価格差も広がっていきます。
iPhone14でおすすめのストレージ容量
おすすめのストレージ容量と、用途別の選び方やポイントを解説していきます。
ストレージ容量はiPhoneをどのような用途で使うかで選び、検討することが重要です。
写真や動画の高画質化やデータ量の多いゲーム、ボリュームのあるアプリが増えてきた現在、64GBモデルが廃止されストレージ容量は128GBスタートとなりました。
用途とストレージの目安を参考にして最適なストレージ容量を選んでください。
128GBモデルがおすすめの方
iPhone14シリーズでは、128GBモデルからストレージが選択できます。
128GBモデルは今や一般的な用途向けとなってきました。電話やLINE、Webブラウジング、SNS、YouTubeなどの動画視聴、写真や動画の撮影などの用途に最適となります。
保存できるデータ量の目安は以下のとおりです。
保存データ量の目安
- 保存できる写真の枚数:約55,000枚
- 保存できるHD動画:約1,200分
- 保存できる音楽:約13,000曲
※写真は1枚2MB、動画は1080p/60fps(1分100MB)、音楽は1曲10MBの場合
高画質かつ軽量なHEIF形式で写真を撮影すれば、約10万枚保存できます。
こんな方におすすめ
- LINEやSNS、YouTubeなど普段使いする
- たまに写真や動画を撮る
- ゲームや動画を多少ダウンロードする
- あまり4K動画や高画質撮影をしない
- できるだけ安い最新iPhoneが欲しい
もしも、128GBモデルで容量が足りなくなった場合はGoogleドライブやGoogleフォト、Amazonプライム会員であればAmazon Photosなどのクラウドサービスを利用すると便利です。
また、音楽や動画はストリーミングで楽しみ、使わないアプリはアンインストールする方は128GBがおすすめです。
256GBモデルがおすすめの方
256GBモデルは、標準ストレージである128GBモデルとは15,000円の価格差となります。
256GBモデルは一般的な使い方だと余裕のある容量となります。電話やLINE、Webブラウジング、SNS、YouTubeなどの動画視聴はもちろん様々なコンテンツのダウンロード、写真や動画の撮影などの用途に最適となります。
保存できるデータ量の目安は以下のとおりです。
保存データ量の目安
- 保存できる写真の枚数:約110,000枚
- 保存できるHD動画:約2,500分
- 保存できる音楽:約25,500曲
※写真は1枚2MB、動画は1080p/60fps(1分100MB)、音楽は1曲10MBの場合
写真だけでなく、動画を定期的に撮影したい方にも十分なストレージ容量だと言えます。
また、普段使いにプラスして、ゲームアプリや動画などのコンテンツをダウンロードすることが多い方は、256GBモデルを選びましょう。
こんな方におすすめ
- LINEやSNS、YouTubeなど普段使いする
- ゲームアプリをよく使う
- 動画コンテンツをよくダウンロードする
- あまり4K動画や高画質撮影をしない
- ストレージ容量に余裕を持たせたい
今後、動画編集アプリや様々なアプリを入れておきたい方はおすすめです。また、従来のiPhoneでストレージ容量が128GBの8割以上を使用していた方は256GBモデルにするとデータ保存に余裕があり容量不足を気にせず快適になります。
512GBモデルがおすすめの方
512GBモデルは、256GBモデルとは30,000円の価格差となり、標準ストレージである128GBモデルとは45,000円の価格差となります。
512GBモデルは大容量となり、ストレージ容量を気にせず写真や動画の撮影やコンテンツのダウンロード、多くのアプリをインストールすることが可能です。
保存できるデータ量の目安は以下のとおりです。
保存データ量の目安
- 保存できる写真の枚数:約250,000枚
- 保存できるHD動画:約6,000分
- 保存できる音楽:約51,000曲
※写真は1枚2MB、動画は1080p/60fps(1分100MB)、音楽は1曲10MBの場合
動画や写真をたくさん保存したり、容量の大きいゲームアプリを多くダウンロードしても余裕な容量です。
また、バックアップ目的以外でクラウドサービスを利用しなくてもiPhone単体でほとんどのデータを保存しておけます。
こんな方におすすめ
- 4K動画や高画質な写真を撮影/編集する
- ゲームなどのアプリを多くダウンロードする
- 動画コンテンツを多くダウンロードする
- 過去の写真や動画を保存しておきたい
- とにかくストレージ容量を気にせず使いたい
新しいiPhoneを購入して3年、4年と長く使いたい方や、以前のiPhoneのデータを新しいiPhoneにすべて同期し、さらに使っていきたい方は512GBモデルをおすすめします。過去のデータを蓄積していきたい方も大容量モデルの512GBが最適です。
1TBモデルがおすすめの方
標準ストレージである128GBモデルとは70,000円の価格差となります。
一般ユーザーが5年以上と長くiPhoneを使用する場合でも余裕のあるストレージ容量となります。また、高画質な撮影をする方におすすめのモデルです。
保存できるデータ量の目安は以下のとおりです。
保存データ量の目安
- 保存できる写真の枚数:約330,000枚
- 保存できるHD動画:約9,960分
- 保存できる音楽:約100,000曲
※写真は1枚3MB、動画は1080p/60fps(1分100MB)、音楽は1曲10MBの場合
iPhone単体でもクリエイティブなアプリを多く使う方は1TBモデルは最適です。
プロ向けクオリティの動画撮影フォーマットである4K HDR 10ビットの「ProRes」での動画サイズは1分あたり約6GBとなります。
こんな方におすすめ
- プロ向けクオリティの動画撮影をする
- 4K動画や高画質な写真を撮影/編集する
- 多くの動画をオフラインで試聴する
- パソコンのデータとiPhoneを同期する
1TBモデルはほとんどの人にとって必要のないストレージ容量です。しかしながら、4Kで長時間撮影したり、プロクリエイターで日々iPhoneを活用する場合は大量のストレージスペースを必要とします。
また、パソコンのデータ(資料、動画や音楽)をiPhone上でも参照したい場合にも1TBモデルはおすすめです。
まとめ:最適なストレージ容量の選び方
iPhone14のストレージ構成は128GB、256GB、512GB、1TBの4種類があります。
最適なストレージ容量を選ぶ際は、買った後どう使うかが重要となり自分に合った使用スタイルでストレージ容量を選ぶことが大切です。
ポイント
自分のストレージの使い方を理解し、最適なストレージ容量を選択することが最大のポイントです。
もしも、買った後に容量がギリギリになってしまった場合は、iPhone対応の外付けUSBメモリを使えば解決です。
また、バックアップにも最適で、容量不足を解消してくれる便利アイテムとなります。
毎日使うものなので、自分に合ったストレージ容量のiPhoneを購入し容量不足などのストレスなく快適に使い続けましょう。
Source:Apple