Appleは、現地時間2025年9月9日(火)午前10時より、特別イベント「Awe dropping.」を開催すると正式に発表しました。
日本時間では、同イベントは9月10日(水)午前2時にスタートします。世界が注目する最新製品の数々が、この瞬間に明らかになると期待されています。
今年の発表イベントは、かつてないほど注目を集めており、Appleファンやテクノロジー愛好家の間で大きな期待が寄せられています。
この記事では、秋のAppleイベント「Awe dropping.」に関する最新情報と予想をまとめました。
Appleイベントに注目している方、新製品の購入を検討している方は、ぜひご参考ください。
目次
Appleイベント「Awe dropping.」の新製品予想
Appleがスペシャルイベント「Awe dropping.」の開催を正式に告知しましたが、注目すべきは新型iPhone17シリーズだけではありません。
海外メディアBloombergの著名記者マーク・ガーマン氏によると、今回のイベントではApple Watch Series 11やAirPods Pro 3をはじめ、複数の新製品が発表される可能性が高いと予測されています。
今回のイベントでは、従来の「Plus」モデルに代わる新カテゴリとして、超薄型の「iPhone 17 Air」が登場する可能性が高まっています。
Bloombergの報道によれば、このモデルは約2ミリ薄く、軽量かつ洗練されたデザインが特徴で、MacBook AirやiPad AirのようにAirブランドとして新たな位置づけが期待されています。
さらに、Apple Watch Series 11では健康管理機能の強化が予測されており、心拍・血圧・睡眠モニタリングなど、より高度なセンサー技術が搭載される可能性があります。
AirPods Pro 3についても、心拍センサーの搭載や空間オーディオの進化など、ウェアラブル体験のさらなる向上が注目されています。
加えて、AppleはVision Proの新型モデルやM5チップを搭載したiPad Proなど、複数の製品を年内に投入する計画も進めていると報じられています。
Get ready for an awe dropping #AppleEvent on Tuesday, September 9! pic.twitter.com/uAcYp2RLMM
— Tim Cook (@tim_cook) August 26, 2025
Appleは、2025年秋のスペシャルイベントのテーマを「Awe Dropping.」とし、日本語では「言葉にできない。」という印象的なコピーを掲げました。
この表現は、jaw-dropping(顎が落ちるほど衝撃的)とawe(畏敬・驚嘆)を掛け合わせた言葉遊びであり、Appleが今回のイベントに並々ならぬ自信を持っていることを示唆しています。
- Orange in the Apple logo for the new Pro color
- Light blue for the iPhone Air
- Play on jaw dropping for the thin/light of the phone https://t.co/vwQ3o9hetq— Mark Gurman (@markgurman) August 26, 2025
今回のAppleロゴのデザインには、iPhone 17 Proシリーズの新色「オレンジ」や、iPhone 17 Airの本体カラー「ライトブルー」といった特性が巧みに織り込まれているのではないか。そんな推察が業界内で広がりを見せています。
Appleがロゴに込めるメッセージは、単なる色彩や形状にとどまらず、製品コンセプトそのものを視覚的に表現する手段として機能しているのかもしれません。
イベントは現地時間9月9日午前10時(日本時間9月10日午前2時)より、Apple Park内のSteve Jobs Theaterで開催され、世界中に向けてオンライン配信される予定です。
今年のテーマ「Awe Dropping.(言葉にできない)」が示す通り、Appleがどんな驚きを用意しているのかその期待は日に日に高まりを見せています。
今回のイベントで発表される可能性が高い新製品は、以下の通りです。
iPhone17シリーズ
2025年秋に登場予定の「iPhone 17シリーズ」は、例年通り「iPhone 17シリーズ」が注目の中心となる見込みです。
従来のラインアップに加えて、新たに軽量かつ新コンセプトを掲げた「iPhone 17 Air」の登場が噂されており、シリーズ全体は4モデル構成へと進化すると予想されています。
iPhone 17シリーズでは、特にカメラ性能の大幅な進化が期待されています。
モデル | 画面 | 主な特徴 |
---|---|---|
iPhone 17 | 6.3インチ | 標準モデル A18チップ搭載 120Hz対応 |
iPhone 17 Air | 6.7〜6.9インチ | 超薄型・軽量 A19チップ搭載 12GB RAM |
iPhone 17 Pro | 6.3インチ | A19 Proチップ 24MPフロントカメラ Wi-Fi 7対応 新素材ボディ |
iPhone 17 Pro Max | 6.9インチ | 48MP望遠カメラ 8K動画 最大1TBストレージ 大型バッテリー搭載 |
iPhone 17 ProおよびPro Maxは、前モデルから飛躍的な進化を遂げると予想されています。
搭載される「A19 Pro」チップは、TSMCの第3世代3nmプロセス「N3P」によって製造されており、処理性能と電力効率の両面で大幅な向上が期待されています。
これにより、日常の操作はもちろん、ゲームや動画編集などの高負荷な作業においても、これまで以上に滑らかで快適なパフォーマンスが実現される見込みです。
最新情報まとめ
- 全モデルのデザイン刷新
- 次世代チップで高性能・省電力設計へ
- Proは望遠カメラが48MPに進化し、全カメラが高解像度化
- フロントカメラの進化 24MP・6枚レンズ構成
- 全モデル120Hzリフレッシュレート対応
- 最大12GB RAM / 2TBストレージ(Pro Max)
- ベイパーチャンバー冷却システム採用
- MagSafe充電の高速化とAppleロゴ位置の変更
- 新色の追加 「スカイブルー」「チタングリーン」
- 新モデル「iPhone 17 Air」登場
iPhone16の後継シリーズとして登場するiPhone17シリーズは、例年通り2025年9月中旬ごろに発売される見込みで、最新技術を搭載した革新的なモデルとなることが期待されています。
日付(予想) | 内容 | 備考 |
---|---|---|
2025年9月10日(水) | Apple秋イベント開催 | iPhone 17シリーズ正式発表 |
2025年9月12日(金) | 予約受付開始 | Apple公式サイト・各キャリアで開始 |
2025年9月19日(金) | 発売開始 | 店頭・オンラインで販売開始 |
デザインや性能の向上に加え、より快適な操作性や新機能の追加が予測されており、Appleファンにとって注目の一台となるでしょう。
Apple Watch Series 11
2025年秋に発表が予想されている「Apple Watch Series 11」は、外観デザインに大きな変更はないものの、健康管理機能の強化や内部性能の向上が注目を集めています。例年通りであれば、「iPhone 17シリーズ」とともに、9月開催のApple秋イベントで正式に発表される見通しです。
Apple Watch Series 10の機能と性能を引継ぎ、大きく進化したモデルが発売されると報じられています。
Appleが長年にわたり開発を続けてきた血圧測定機能が、ついにApple Watch Series 11に搭載される可能性が高まっています。
ただし、医療機器のように数値を直接表示するのではなく、通常の血圧傾向から逸脱した際にユーザーへ通知する「予兆検知型」のアプローチが採用される見込みです。
これにより、日常的な健康管理をよりスマートかつ負担なく行えるようになるでしょう。
さらに、内部には新型「S11チップ」が搭載され、処理性能と電力効率が大幅に向上。これにより、アプリの動作速度が一段と滑らかになり、バッテリー駆動時間の延長も期待されています。
日々の使用において、より快適で信頼性の高い体験が提供されることになりそうです。
最新情報まとめ
- 同じデザインを採用
- 血圧測定機能の初搭載
- 新チップ「S11」搭載
- より正確な心拍・血中酸素・皮膚温センサーを搭載
- 5G通信対応(RedCap技術)
- 新色「ディープブルー」や「サンドストーン」
- 価格は現行のSeries 10と同程度(約59,800円〜)
Apple Watch Series 11は、より多くのユーザーにとって、日常に寄り添うスマートなパートナーとして、さらに便利で魅力的な存在になることが期待されています。
Apple Watch SE 3
2025年秋に登場が予想されている「Apple Watch SE(第3世代)」は、エントリーモデルながらも大幅なアップデートが期待されています。現行のApple Watch SE第2世代から約3年ぶりの刷新となり、デザイン・性能ともに進化した“コスパ重視のスマートウォッチ”として注目を集めています。
今回のSE3では、ディスプレイサイズが従来の40mm/44mmから41mm/45mmへと拡大され、ベゼルもスリム化される見込みです。
これにより、視認性と操作性が向上し、より洗練された印象を与えるデザインへと進化すると予想されています。
さらに、筐体素材には従来のアルミニウムに加え、新たにプラスチック製モデルが追加される可能性も報じられています。
これにより、価格を抑えながらも環境への配慮を意識した設計が実現され、より幅広いユーザー層にとって魅力的な選択肢となりそうです。
最新情報まとめ
- ディスプレイサイズの拡大
- ベゼルもスリム化され視認性と操作性が向上
- 新チップ「S11」搭載
- バッテリー持続時間の改善
- 新素材モデルの追加
- 高血圧検出の簡易機能
- 新色の追加 「サンセットゴールド」「ディープパープル」「フォレストグリーン」
- 価格は据え置きの見込み(約32,800円〜)
ヘルスケア機能やフィットネストラッキングの強化により、より精度の高い健康管理が可能になると予測されています。
加えて、バッテリー寿命の延長や新しいカスタマイズオプションの追加によって、ユーザー体験は一段と快適に。日々のライフスタイルに自然に溶け込む、スマートで柔軟な使い心地が実現されるでしょう。
Apple Watch SE(第3世代)は、手頃な価格帯でありながら、基本性能と操作性が大幅に向上。初めてスマートウォッチを手にするユーザーにとっても、安心して選べる魅力的なモデルとなりそうです。
Apple Watch Ultra 3
2025年秋に発表が予想されている「Apple Watch Ultra 3」は、シリーズ史上最大級の進化を遂げる可能性がある注目モデルです。
アウトドアやアスリート向けに特化したUltraシリーズの最新モデルでは、耐久性・視認性・健康管理機能・通信性能のすべてにおいて、さらなる進化が図られると報じられています。
中でも最大の注目は、従来のOLEDに代わり、次世代のマイクロLEDディスプレイが採用される可能性です。
これにより、直射日光下でも鮮明な視認性を確保しながら、消費電力を大幅に削減し結果として、バッテリーの持続時間が飛躍的に向上することが期待されています。
Appleが追求する見やすさと持続性の両立が、ここにきて新たなステージへと突入することになりそうです。
最新情報まとめ
- 軽量化された筐体デザイン
- マイクロLEDディスプレイの採用
- バッテリー持続時間の向上
- 新チップ「S11」搭載
- 血圧モニタリング機能の追加
- 睡眠時無呼吸症候群の検知機能
- 衛星通信機能の搭載
- 5G通信対応(RedCap技術)
- 新色「ブラックチタニウム」の追加
- 価格は前モデルと同価格(約128,800円〜)
Apple Watch Ultra 3は、これまで以上に健康管理機能が充実し、アウトドアやスポーツシーンでの活用がさらに広がるモデルとなることが期待されています。
AirPods Pro 3
2025年秋のAppleイベントでは、3年ぶりのフルモデルチェンジとなる「AirPods Pro(第3世代)」の登場が有力視されています。
現行のAirPods Pro 2が2022年に発売されて以来、ユーザーからの期待が高まっており、今回のアップデートでは音質・健康機能・AI連携のすべてにおいて大幅な進化が予想されています。
最大の注目は、Apple独自開発による次世代チップ「H3」の搭載です。 この新チップにより、アクティブノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込みモードの精度が飛躍的に向上する可能性があります。
周囲の環境に応じて自動的にモードを切り替える「スマート切替機能」も新たに実装されると見られており、ユーザー体験はさらに直感的かつシームレスなものへと進化します。
さらに音質面では、24-bit/96〜192kHzのハイレゾ・ロスレス音源への対応が噂されており、Vision Proなどの中継デバイスを介さずとも、ダイレクトに高音質再生が可能になると期待されています。
最新情報まとめ
- デザインの刷新
- 新チップ「H3」搭載
- ハイレゾロスレス音源に対応
- 心拍数モニタリング機能の追加
- 耳内温度センサー搭載(体温測定)
- リアルタイム翻訳機能
- Bluetooth 5.4対応
- UWBチップによる位置情報精度の向上
- バッテリー持続時間の改善
AirPods Pro 3は、iPhone 17シリーズやApple Watch Series 11と同時に2025年9月のイベントで発表される可能性が高く、Appleの次世代オーディオ体験を象徴する製品となりそうです。
発表の可能性は低いが期待の新製品
今回のイベントでは正式な登場は見送られる可能性が高いものの、業界内では次の一手として注目されている製品群がいくつか存在します。
M5搭載iPad Pro、AirTag2、さらにはVision Proの軽量モデルなど、Appleが水面下で開発を進めていると噂されるプロジェクトは枚挙にいとまがありません。 これらの製品は、今後のAppleの戦略や技術革新の方向性を占う上で、見逃せない存在となっています。
ポイント
- M5搭載iPad Pro
- M5搭載MacBook Pro
- AirTag2
- Vision Proの軽量モデル
- 折りたたみiPhone
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、これらの製品が9月のイベントで正式に発表される可能性は、現時点では低いと見られています。
また、これらの製品は、今回のイベントでは登場しない可能性が高いものの、10月以降の別のタイミングで発表される可能性が残されています。
まとめ
2025年秋のスペシャルイベント「Awe Dropping.(言葉にできない)」は、Appleが次なる革新へと踏み出す節目となる可能性を秘めています。
iPhone 17シリーズをはじめ、Ultraシリーズの進化やH3チップによるオーディオ体験の刷新など、ユーザー体験を根本から再定義する製品群が期待されています。
一方で、折りたたみ式iPhoneやVision Proの軽量モデルなど、登場の可能性は低いものの注目を集める“噂の製品”も存在し、Appleの未来像に対する関心は高まるばかりです。
今回のイベントは、単なる新製品発表にとどまらず、Appleが描く次の10年のビジョンを垣間見る機会となるでしょう。
新製品の登場や新機能が実現されるかどうかは、Appleの公式発表を待つしかないですが期待が高まっています。発売が近づくにつれて、さらに新たな情報が続々と登場することが予想され、新製品への期待が一層高まっています。
本記事で紹介している内容は、予想やリーク情報に基づくものであり正式発表ではありません。なお、掲載している画像はすべてイメージです。
Source:Bloomberg , Apple Hub , Apple