新型MacBook Proの最新情報が続々と登場してきたのでまとめていきます。
現行モデルのM1チップを搭載した14インチ/16インチのMacBook Proは2021年10月に発売しましたが、13インチのMacBook Proは2020年11月に発売されています。
13インチの後継モデルとなるMacBook Proの登場が噂されています。
M2チップを搭載してさらにパフォーマンスが向上したMacBook Proが登場するとBloombergが報じています。
この記事では、次期モデルの新型MacBook Proについての最新情報を解説していきます。
新型MacBook Proが気になっている方、MacBook Proを購入しようか悩んでいる方は参考にしてください。
目次
新型MacBook Proに関する最新情報
現在登場しているMacBook Proは、13インチのMacBook Proと上位モデルの14インチ/16インチのMacBook Proがあります。
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、6月のWWDC22で次世代M2チップを搭載した13インチのMacBook Proが発表されると報じています。
海外メディアのiDrop Newsによると、14インチと16インチのMacBook Proに関しては2022年後半または2023年春に登場する可能性があると報じています。
先に登場すると予想されている13インチMacBook Proの後継モデルの最新情報は以下のおとりです。
最新情報まとめ
- CPUはM2チップ搭載
- パフォーマンス、省電力性能の向上
- Retinaディスプレイ搭載
- SDカードスロット、HDMIポート搭載
- MagSafe 3ポート搭載
- 14インチMacBook Proに近いデザイン
- Touch Barの廃止
- 発売は2022年前半
現時点での最新情報および予想を詳しく解説していきます。
CPUはM2チップ搭載
新しい13インチMacBook Proの目玉となるのが、「M2」チップの搭載になります。
2020年秋にApple Silicon(M1)を搭載したMacが初めて登場しましたが、2022年はM2チップを搭載したモデルが登場すると海外メディアのBloombergが報じています。
M2チップ
- M1と同等の5nmプロセス
- CPU:8コア(高性能4コア、高効率4コア)
- GPU:10コア
- 処理性能は約15%向上し電力効率は約30%向上
「M1 Pro」「M1 Max」の改良版ではなく、「M1」チップの改良版となるプロセッサとなります。
CPUはM1と同じ8コアですが、GPUが7~8コアから9~10コアに増加するため、パフォーマンスも向上し、さらに高速に動作すると報じられています。
また、M2チップはM1 Pro/M1 Maxほどの強力な性能ではないと報じられています。
今後さらにM2 ProやM2 Maxの登場も期待されており、上位モデルの14インチと16インチMacBook Proに関しては、差別化を図るためにM2 Pro/M2 Maxが搭載される可能性があります。
Retinaディスプレイ搭載
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、新しい13インチMacBook ProのディスプレイはミニLEDバックライトは搭載せず、最大120Hzのリフレッシュレート(ProMotion)にも対応しないと報じています。
ポイント
- 現行モデルと同じRetinaディスプレイ搭載
- ミニLEDバックライト非搭載
- ProMotion非対応
- ノッチなし
現行の上位モデルである14インチ/16インチMacBook ProはミニLEDバックライトを採用したLiquid Retina XDRディスプレイですが、上位モデルとの差別化が図られると予想されています。
Liquid Retina XDRディスプレイは、MacBook Pro以外にiPad Pro12.9インチモデルでも搭載されており、明るい部分はより明るく鮮やかに表示され、暗い部分はより暗く引き締まった鮮明な映像が表示されます。
SDカードスロット、HDMIポート、MagSafe 3搭載
ディスプレイは従来通りながらも、外部ポートが大幅にアップデートされると報じられています。
ポイント
14インチMacBook Proと同じく、SDカードスロットやHDMIポート、MagSafe 3ポートが搭載される可能性があります。
外部ポートが最小限に抑えられたMacBook Airと差別化されると予想されています。
現行モデルよりも多くの外部ポートを搭載することで、デザインも刷新されます。14インチMacBook Proに近いデザインになると報じられています。
Touch Barの廃止
現行モデルの14インチ/16インチMacBook Proと同じくTouch Barが廃止され、物理ファンクションキーが復活すると報じられています。
ポイント
タッチパネル内蔵ディスプレイであるTouch Barがなくなる可能性があります。
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、今後MacBook ProにはTouch Barは搭載されないと報じられています。
ただし、一部情報では13インチのMacBook ProのみTouch Bar搭載モデルとする可能性もあるとしています。
発売は2022年前半
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、6月のWWDC22で発表されると報じています。
次世代のM2チップを搭載するということで、大々的に発表されると予想されます。
ポイント
2022年6月に13インチのMacBook Proが発売される可能性が高いです。
価格については明らかになっていませんが、現行モデルのM1チップ搭載の13インチMacBook Proと同価格帯になると予想されます。
まとめ
次世代M2チップを搭載した2022年モデルの新型MacBook Proの最新情報が続々と登場してきたのでデザイン、CPU、ディスプレイなどのスペックや、発売日をまとめました。
現行モデルからの最大の変更点は、搭載されるチップが次世代「M2」チップになることです。
ポイント
処理性能が向上し、搭載ポートの追加で拡張性も向上する可能性があります。
ディスプレイはアップデートされませんが、性能が向上したエントリーモデルのMacBook Proになると予想されています。
ノッチ付きでミニLEDバックライト搭載、ProMotionテクノロジー対応のMacBook Proが欲しい方は、上位モデルのMacBook Proという選択肢を残すと言った差別化が図られる可能性があるとしています。
また新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
これらは初期の情報で、最終スペック、デザインは変わる可能性があります。
Source:iDrop News , 9to5Mac , Apple Hub, Macworld , Tech Limited , Apple