2024年モデルの次世代iPad Proに関する最新情報が続々と登場してきたのでまとめました。
次期モデルのiPad ProはApple初の有機ELディスプレイ搭載iPadとなり、メジャーアップデートとなって登場すると報じられています。
海外メディアBloombergのマーク・ガーマン氏は、2024年がiPadシリーズのフルモデルチェンジの年になると述べています。
この記事では、次期モデルのiPad Proについての最新情報や予想を解説していきます。
次世代iPad Proが気になる方、iPad Proの購入を検討されている方は参考にしてください。
目次
新型iPad Proに関する最新情報
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、次世代iPad Proは有機ELディスプレイを採用し、M3チップを搭載するなど大幅なアップデートになると予測されています。
2024年は、iPadシリーズが大きく進化する年になると海外メディアで話題となっています。
There is alot more that can be said about the OLED panels. First OLED tablets with LTPO, first OLED tablets with a tandem stack, brightest and longest life OLEDs in tablets, lightest and thinnest OLEDs tablets as well due to glass thinning and TFE…
— Ross Young (@DSCCRoss) January 7, 2024
次世代iPad Proはどのようなモデルになるのか最新情報および予想をまとめていきます。
最新情報まとめ
- 11インチと12.9インチモデル
- 有機ELディスプレイ搭載
- 本体の薄型軽量化
- 次世代M3チップ搭載
- MagSafe対応
- 双方向充電に対応
- バッテリー持ちの向上
- 4TBストレージの追加
- 新型Magic Keyboardの登場
- 価格は約21万円~
- 発売は2024年5月10日
現時点での最新情報および予想を詳しく解説します。
11.1インチと13インチモデル
ディスプレイ業界に詳しいアナリストのロス・ヤング氏は、11.1インチと13インチの有機ELディスプレイ搭載iPad Proが登場すると予測しています。
ベゼルのスリム化に伴い現行モデルのiPad Proよりも、画面サイズが拡大されると報じられています。
ポイント
現行モデルよりもわずかに大きなディスプレイを搭載する可能性があります。
また、Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、Appleは12.9インチを超えるiPadを検討していて、有機ELディスプレイ搭載iPad Proは16インチなどの大型モデルが将来的に登場する可能性があると述べています。
有機ELディスプレイ搭載
ロス・ヤング氏は、次期モデルのiPad Proは液晶ディスプレイではなく有機ELディスプレイが搭載されて登場すると予測しています。
従来の液晶ディスプレイから有機ELディスプレイに進化する可能性があります。
ポイント
有機ELディスプレイの採用により、輝度が向上するため従来のiPad Proより2倍明るく、ディスプレイ寿命が4倍に伸びると予測されています。
ミニLEDを搭載しているiPad Proから順次搭載していくと予想されており、フルモデルチェンジのタイミングである可能性があります。
また、韓国メディアのThe Elecによると、発光層が2層の「スタック型LTPO-TFT−OLED」となりAppleが有機EL特有の画面焼け防止技術を採用する可能性があります。
現行モデルの12.9インチiPad Proに採用されているミニLEDと比べて、有機ELは圧倒的なコントラスト比と、より高速なリフレッシュレートを実現します。
本体の薄型軽量化
有機ELディスプレイが搭載された場合には、より綺麗な画面になるだけでなくバックライトが不要になることでディスプレイが薄型化されます。
ポイント
これまでにない鮮やかな画質、ディスプレイの薄さおよび重量となる新たなデザインを目指していると報じられています。
薄型軽量化することで、持ち運びやすくなったり操作が快適になったりと使い勝手が向上します。
処理能力の高さと同時に、サイズ感や重さを重視する人には最適なモデルになると予想されます。
次世代M3チップ搭載
アナリストのミンチー・クオ氏は、次期モデルのiPad ProはM3チップが搭載されると予測しています。
圧倒的なパワーとパフォーマンスを発揮し、あらゆる操作がより快適になると報じられています。
ポイント
M3チップ搭載モデルは、日常的な操作でもパフォーマンスの向上が実感できると予想されます。
処理速度だけでなく省電力性能も改善されるため、大幅な性能向上が期待されます。
2021年 | 11インチiPad Pro(第3世代) 12.9インチiPad Pro(第5世代) |
M1 |
2022年 | 11インチiPad Pro(第4世代) 12.9インチiPad Pro(第6世代) |
M2 |
2024年 (予想) |
11インチiPad Pro(第5世代) 12.9インチiPad Pro(第7世代) |
M3 |
高速なMagSafe充電に対応
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、次期モデルのiPad ProはiPhoneと同様のMagSafeに対応する可能性があるとしています。
背面パネルがガラス製になり、MagSafe充電が可能になると報じられています。
ポイント
MagSafeを搭載することで、ワイヤレス充電に対応し充電がより便利になります。
背面に搭載されたマグネットを使用して本体と充電器を簡単に固定することができ、充電がよりスムーズになります。
現在のMagSafeでの充電は最大15Wのため、新たな高速充電規格が採用されると予測されています。
また、現行モデルのiPad Proでは実現しなかった双方向充電にも対応する可能性があります。
バッテリー持ちの向上
有機ELディスプレイにアップデートされることで、バックライトが不要となり消費電力が抑えられてバッテリーの持続時間が向上すると報じられています。
また、次世代チップの搭載により省電力性能も向上しているため、駆動時間が改善されてより長く使用できると予測されています。
ポイント
iPad史上最長のバッテリーに進化する可能性があります。
現行モデルではWi-Fiでのネット利用およびビデオ再生時間は最大10時間ですが、それ以上になることが期待されています。
新型Magic Keyboardの登場
文章を書いたり文字入力には圧倒的に便利なMagic Keyboardが大幅刷新されると報じられています。
Bloombergのマーク・ガーマン氏は、次期モデルのiPad Proと同時に新型Magic Keyboardも登場すると予測しています。
ポイント
より大型なトラックパッドが搭載されて、操作性が向上する可能性があります。
次世代Apple Pencilについても、iPadのフルモデルチェンジのタイミングで登場する可能性があると噂されています。
有機EL搭載iPad Proの価格
韓国メディアのThe Elecは、有機ELディスプレイへの刷新に伴って価格の大幅な上昇が懸念されると報じています。
11インチiPad Proの価格が1,500ドルから、13インチiPad Proの価格が1,800ドルからになると予測されています。
現行モデル | 次期モデル (目安) |
|
11インチiPad Pro | 124,800円~ | 218,800円~ |
12.9インチiPad Pro | 172,800円~ | 262,800円~ |
海外メディアMacrumorsは、有機ELのiPad Proは驚くべき価格になる可能性があると報じています。
Apple is switching to OLEDs for iPad Pros because it will be a better experience. But Apple’s display requirements will lead to a more expensive OLED panel than the other OLEDs panels on the market which are lower cost than MiniLED. They are going for a very thin, tandem stack…
— Ross Young (@DSCCRoss) March 9, 2023
値上げの理由として、有機ELパネルの調達に占める材料費であると報じられています。
発売までには時間がまだあるため、価格の変動はあると考えられますがこれまでのiPad Proよりも高額になる可能性が極めて高いと予想されます。
有機EL搭載iPad Pro 発売日
Bloombergのマーク・ガーマン氏は、次期モデルのiPad Proの発売は2024年5月に行われる発表イベント後になると予測しています。
予想発売スケジュール
発表日:2024年5月7日(火)
予約開始日:2024年5月7日(火)
発売日:2024年5月10日(金)
発売日の詳細が分かり次第、情報を更新します。
まとめ
次期モデルのiPad Proで噂されている、大きな進化ポイントとして有機ELディスプレイの搭載があります。
iPadシリーズ初となる有機ELディスプレイの搭載や次世代M3チップ搭載など、iPad史上最高の処理性能を持つタブレットが2024年6月頃登場すると予測されています。
海外メディアMacrumorsによると、2024年までiPadは大きなアップデートはないと予想されているため、フルモデルチェンジのタイミングである2024年モデルのiPad Proの発売に期待が高まります。
新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
これらは初期の情報で、最終スペック、デザインは変わる可能性があります。
Source:Macrumors , Ross Young , Apple Hub