暑さ対策として導入する扇風機ですが、現在は様々な種類があります。
そしてそれぞれ特徴が違います。
新しい扇風機を買うときに、どのタイプの扇風機を買おうか悩むと思います。
この記事では、タワー型扇風機(タワーファン)の優れているポイントやおすすめの商品などを解説します。
扇風機を上手に使うと部屋に気流が生まれて体感温度が下がります。
少しだけ暑い日にはエアコンよりも扇風機を利用すると、電気代も節約できますね。
目次
扇風機の主な種類と特徴
現在では様々なメーカーから、多種多様なモデルが発売されています。
扇風機の種類
- リビング扇風機
- タワー型扇風機
- 壁掛け扇風機
- 卓上扇風機
上記のとおりです。
それぞれの扇風機の特徴を簡単に解説していきます。
✔ リビング扇風機
リビング扇風機は、羽を回転させて風を発生させる扇風機です。
ほとんどの方が思い浮かべる扇風機ですね。
扇風機の高さや風向きを調節できることが最大のメリットです。
価格は安いもので3,000円~高いもので40,000円のものもあります。
✔ タワー型扇風機
タワー型は、縦型でスリムなのが特徴の扇風機です。
デザイン性に特化しているモデルが多くあります。
狭い場所でもスペースをとらずに設置ができるのが最大のポイントです。
高さや角度調整があまりできないのがデメリットですね。
価格は安いもので3,000円~高いもので100,000円のものがあります。
比較的高価なモデルが多いですが、安い価格のものもあります。
✔ 壁掛け扇風機
壁掛け扇風機は、壁に掛けて使用する扇風機です。
床に設置しないため場所を取らなくてよいのが最大のメリットです。
しかし、設置すると位置を気軽に変えることができないのがデメリットですね。
価格は安いもので2,000円~高いもので50,000円のものがあります。
壁掛け扇風機の高価なモデルは業務用(お店)などで使われるモデルです。
注意ポイント
壁掛けタイプは購入前に、寸法や使用する場所を正しく把握する必要があります。
✔ 卓上扇風機
卓上タイプの扇風機は、机の上などに設置して使用する『置き型』の扇風機です。
デスクに置いても場所を取らないコンパクトさが最大のメリットです。
卓上扇風機は軽量タイプが多く、最近ではUSBで動作してそれでいて風量もなかなか良いモデルもあります。
特に携帯タイプの扇風機がおすすめです。
卓上タイプの扇風機は価格が1,000円~5,000円程度と、比較的安価なものが多いです。
タワー型扇風機をおすすめする理由
タワー型扇風機(タワーファン)の魅力や、他の扇風機と比較して優れているポイントを解説していきます。
この優れているポイントが、タワー型扇風機をおすすめする理由となります。
スリムで場所を取らない
タワー型扇風機は『スリムファン』とも言われています。
リビング扇風機は頭が大きい分、非常に場所を取りますがタワー型はスタイリッシュで狭い場所でも利用できます。また、コンパクトサイズなので収納場所に困りません。
ポイント
見た目がすっきりしていて場所を取らないのは最大のメリットです。
あまり場所を確保できなかったり、扇風機のスペースをあまり取りたくない方におすすめです。
デザイン性に優れている
スリムで近未来的なデザインのモデルのため、リビングなどに置くだけでおしゃれな空間になります。
様々な種類のタワー扇風機が販売されていますが、どれもスタイリッシュでおしゃれです。
収納しなくても部屋のインテリアの一部になるレベルです。
スリム型の扇風機なので特に邪魔にならないのはメリットですね。
デザイン性が良いので部屋をおしゃれにしたい方にはおすすめです。
十分な風量で広範囲に風を送れる
タワー型は、吸気口より空気を取り込んでファンで風を加速させます。
一点に集中した風ではなく、ワイドな風なので体に優しく風を遠くまで届ける設計になっています。
エアコンに使われているものと同様のクロスフローファンが内蔵されています。
クロスフローファンが高速回転することで、心地良い風量を実現します。
クロスフローファンとは
普通の扇風機とは異なり、プロペラというより羽根が何枚もあるものの集合体(筒状)が回転して風を送る設計です。
サーキュレータの役割をもたすこともでき年中使える
部屋の熱のかたよりを改善し、エアコンと併用すればエアコンの効率を上げたりすることもできます。
タワー型扇風機は機能面はもちろん、風を効率良く送れる設計になっています。
『扇風機は夏に出す』というイメージでしたが、梅雨時にも非常に有効活用できます。
部屋の湿度が高くて気になる方や、エアコンの効率を上げたい方、洗濯物をよく部屋干しされる方には非常におすすめです。
羽根が内蔵型なので安全
リビング扇風機は見て分かる様に羽根が回転しているのが見えているので誤って接触してしまったり、転倒時などに怪我をする可能性があります。
タワー型は羽根が内蔵されているので誤って触れてしまう恐れがありません。
羽根に触れない設計です。(安心設計)
危害・危険に関する事例
扇風機カバーを付けていたが、子どもが外してしまい扇風機の隙間に指を入れて遊んでいて羽根に接触してしまい怪我をした事例や、扇風機カバーがたまたま外れて子どもが指を入れて怪我をした事例もあります。
タワー型なら、そもそもでカバーはドライバーを使用しないと外れず羽根が内蔵されているのでこのような事故を防げます。
最近では『羽根のない扇風機』が流行っていますが、それも安全と言えます。
お子さんがいらっしゃる家庭などは特におすすめですね。
タワー型扇風機のおすすめ
日立 HSF-DS500C
ポイント
- 風量6段階(微風から強風まで選べる)
- 内部スイング55°(首振りは内部が動くので静音)
- 吸気フィルター搭載でお手入れが簡単
- 液晶表示で動作状態が分かりやすい
- 消費電力5.5W(弱)~最大18W(強)と節電設計
有名メーカーのため信頼性が高いですね。
風があたる範囲が広く非常に快適で、機能が豊富で使い勝手が良い扇風機です。
こんな方におすすめ
- 機能が豊富なモデルが欲しい!
- 風量が強いモデルが欲しい!
- 10畳以上の広い部屋でも使用したい!
アイリスオーヤマ TWF-M73
ポイント
- 風量6段階(微風から強風まで選べる)
- 内部スイング55°(首振りは内部が動くので静音)
- 吸気フィルター搭載でお手入れが簡単
- 液晶表示で動作状態が分かりやすい
- 消費電力5.5W(弱)~最大18W(強)と節電設計
立体送風(縦・横に風を送る)を実現し全身で風を浴びれるのはメリットですね。
普通の扇風機よりも広範囲に風が届きます。
機能は少ないですが、安くて高品質なモデルですね。
こんな方におすすめ
- コスパ重視!
- 静音モデルが欲しい!
- 必要最低限の機能が欲しい!
ダイソンクール【dyson cool】AM07DCIB
ポイント
- 羽根のない扇風機
- 風量10段階(微風から強風まで選べる)
- スリムでコンパクトな本体で場所を取らない
- LEDディスプレイ搭載
- ワンタッチでスムーズな首振り機能搭載
- パワフルな風でも音は静か
- お手入れが簡単
- スリープタイマー機能搭載
- 便利なリモコンが付属
少ない電力で、パワフルでスムーズな風を届けることができるのが魅力です。
羽根がないので安全でお手入れも簡単です。
スリムですが、背が高いのでリビングでも大活躍します。
ダイソンクール【dyson cool】AM07DCIBの価格をAmazonで見る
こんな方におすすめ
- 高性能な扇風機が欲しい!
- スリムで風量が強いモデルが欲しい!
- 10畳以上の広いリビングでも使いたい!
まとめ
新しく扇風機を導入して夏を快適に過ごしましょう。
扇風機には様々な種類がありますが、それぞれ特徴があり用途やメリットが異なってきます。
中でもタワー型扇風機は扇風機としての役割をしっかり果たし、非常にデザイン性に優れていて、それでいて効率良く風を届けます。
ポイント
タワー型扇風機はスタイリッシュでおしゃれなデザインの扇風機です。
さらに使い勝手も非常に良いです。
タワー型は『風が弱い』『音が大きい』と言われていますが、それは過去の話です。現在は改善されてきています。
静音タイプで大風量のものがたくさんあります。
扇風機の購入で種類がたくさんあり悩んでいる方は是非、『タワー型扇風機』を検討することをおすすめします。