ソニーの人気コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)シリーズの『Cyber-shot(サイバーショット) 』は初心者から上級者まで使えるコンデジとして人気を誇っています。
中でも高級モデルのRX100シリーズが非常におすすめです。
この記事では、ソニーのRX100シリーズの性能や価格、実際に使用してみて優れているポイントを徹底解説していきます。
コンデジが気になっている方、コンデジを購入予定の方は参考にしてください。
目次
ソニーのRX100シリーズとは
ソニーのRX100シリーズは高級コンデジと言われるカテゴリーに分類されています。
一眼レフカメラなどの高速連写機能やAF(オートフォーカス)、ズーム機能、手ブレ補正、4K動画撮影など機能が満載です。
手に収まるサイズ感にあらゆる機能が搭載されています。
RX100シリーズの歴代モデル
販売されているRX100シリーズは、8つのモデルがあります。
歴代モデルと発売日は以下のとおりです。
歴代発売日
- DSC-RX100(初代):2012年6月15日
- DSC-RX100M2:2013年7月15日
- DSC-RX100M3:2014年5月30日
- DSC-RX100M4:2015年7月31日
- DSC-RX100M5:2016年10月21日
- DSC-RX100M5A:2018年7月13日
- DSC-RX100M6:2018年6月22日
- DSC-RX100M7:2019年8月30日
RX100M7が現在の最新モデルとなります。
RX100初代モデルでも相当な品質のカメラです。
今も私の持っているRX100は現役稼働中です。『今更買っても』を感じさせないモデルです。
スペックと仕様
RX100シリーズ(RX100M7)の主な仕様を紹介します。
手に収まるコンパクトさで本格的な撮影ができるのは高級コンデジの魅力です。
主な仕様
- 有効画素数:約2010万画素/RX100は約2090万画素
- 焦点距離:f=9.0-72mm
- 絞り:F2.8-4.5
- 光学ズーム:8倍/RX100は3.6倍
- ISO感度:ISO100~12800
- 高速連写:約20コマ/秒
- シャッタースピード:30~1/32000秒
- 動画撮影サイズ:3840×2160(4K)/RX100は1920×1080(60p)
- バッテリー使用時間:約240枚/約120分(ファインダー使用時)
- 記録メディア:SDXC/SDHCメモリーカード
- 重量:302g/RX100は240g
正直、かなり高性能です。
欲しい機能はすべて詰め込まれているイメージです。
電源を入れて1.3秒で起動するのでiPhoneで撮影を始めるより素早く撮影できます。
撮影したい一瞬を逃しませんね。
また、Wi-Fi※にも対応しているので、撮影した写真をすぐにスマホに送りSNS等に投稿できます。
コンデジと一眼レフを比較【コンデジを選ぶメリット】
私はコンデジと一眼レフのどちらも持っています。
高級コンデジは一眼レフに迫る高画質といえます。
メリットまとめ
- 気軽に持ち運ぶことができる
- スマホ以上のクオリティの写真を残せる
- レンズの交換がないので非常に楽
結論から言うとコンデジの画質は一眼レフには敵いません。
肉眼で見るほどの高い解像力で記録できる高画質な一眼レフは良いもので有効画素数が約5060万画素です。
ソニーのDSC-RX100シリーズは有効画素数が約2050万画素で、一眼レフとの画質の差は歴然です。
しかし、高速連写約24コマ/秒の性能は、一眼レフでもなかなか実現することのない驚異的な性能です。
機能面や使い勝手ではコンデジの方がメリットが多い部分があります。
最近はスマホやコンデジでも画質は十分です。更に上質な写真を撮るなら一眼レフかなと思います。
コンデジの優れているポイント
ポイント①
コンデジの最大のメリットは小型軽量であるコンパクト性です。バランスが良く気軽に綺麗な写真を撮影できる安定のカメラです。
『気軽に持ち運べるカメラ』
コンパクトでも画質が良いという点でコンデジを選びました。
私は個人的な旅行だと一眼レフは重くて面倒くさいから持っていきません。
ポイント②
コンデジはポケットにも入るサイズなのでとっさの時にすぐに取り出して撮影が可能です。
写真は一瞬を永遠にするものです。
貴重な一瞬を素敵な写真に残せることのできるカメラです。
結局、どちらが良いのか?
カメラで写真を撮る目的、使い方で選ぶのが良いです。
コンデジの人気の理由はやはりコンパクトさです。
写真撮影を趣味として、こだわりを持った撮影がしたいなら一眼レフがおすすめです。
日常の中で気軽に質の高い写真を残したいならコンデジがおすすめです。
実際に使ってみて分かったこと
一眼レフも使っている私がソニーのDSC-RX100シリーズを使って分かったことを解説します。
夜の撮影が綺麗
暗い場所で撮影した写真が鮮やかで綺麗に残ります。
暗いシーンでも高画質な写真が撮影できるのはとても嬉しいですね。
▼実際に夜に撮影した写真(DSC-RX100)
スマホのカメラと比較して4倍も大きい1型のイメージセンサーを搭載していて、優れた高速処理性能を持っているので、最高感度のISO12800でもノイズが少ない綺麗な夜の風景を撮影することができます。
動画性能がプロレベル
非常に安定した動画を撮影することができます。手持ちで歩き撮りをしてもブレの少ない安定した映像が撮影できます。
一眼レフにも負けないレベルですね。
オートフォーカス、ズームに優れているだけではなく、『4K-HDR』が搭載されているので綺麗な動画が残せます。
ポイント
オート撮影機能が非常に優れているので初心者の方でもクオリティの高い映像が撮れます。
また、室内で動画を撮る時に、蛍光灯による『フリッカー』と呼ばれる現象が起きにくいです。
参考
フリッカーとは蛍光灯の明滅です。蛍光灯が写真の色を変化させたり、暗くするといった原因を作る場合があります。
一眼レフで撮るとよくこの現象が起こるのですが、DSC-RX100のカメラでは自動修正されて綺麗に撮影できるので驚きました。
コンパクトなうえにクオリティの高い写真を残せる
一眼はゴツゴツした感じがあったり、持つとズッシリしますが、ソニーのRX100は薄くて小さく、手の平にも収まるので非常に使い勝手が良いです。
そして色を鮮やかに表現し、より鮮明で美しい写真を残せます。
▼実際に撮影した写真(DSC-RX100)
外出の際にポケットに入れていれば、撮りたいシーンをすぐ撮影できて便利です。
私が実際にコンデジと一眼レフで、写真を撮影するまでの所要時間を計測してみました。
撮影するまでの所要時間
リュックから一眼レフを出して、レンズカバーを外して電源を入れ撮影するまでに5~10秒は掛かります。
コンデジだと、ポケットから出して電源を入れ撮影するまでに2秒程度です。
何が言いたいかというと、軽量で持ち運びしやすくて撮りたい時に撮れるということです。
オートフォーカス性能が最高品質
被写体にフォーカスが合うまでの時間が驚くほど早いです。
一瞬でピントが合います。
ポイント
レンズ駆動制御の最適化による世界最速0.02秒の高速オートフォーカスで、ピント合わせが困難なシーンでも被写体を高精度にとらえます。
最新のRX100M7では、人の瞳を認識する『瞳オートフォーカス』、動物の顔を自動認識する『動物オートフォーカス』が対応しています。
ソニーのRX100シリーズは『オートフォーカス機能』が非常に強いです。
まとめ:一瞬を綺麗に残せるカメラです。
『どうせなら綺麗に残したい』
そんな思いを叶えるカメラです。
レンズの交換が不要で、気軽さと高いクオリティを兼ね備えた理想のカメラといえます。
私は、パナソニック LUMIX(ルミックス)やCANON(キヤノン)のカメラを使ってきましたが、ソニーのRX100シリーズは性能や使い勝手がダントツに良いです。
これからカメラを始める方で気軽に写真を撮りたい方は是非、ソニーのRX100シリーズをおすすめします。
以上、参考になれば幸いです。