ブログやWebサイト、YouTubeを見ていると、Amazonの広告が入っているのをよく目にすると思います。
これらは『Amazonアソシエイト』というサービスが使われている場合があります。
Amazonアソシエイト
今回はAmazonアソシエイトの仕組みや導入を検討している方へ詳しく紹介します。
Amazonアソシエイトへこれから登録する方や、始めようとしている方は必見です。
Amazonアソシエイト審査は厳しいと言われています。
2020年3月に審査基準が変更されて、厳しくなりました。
Amazonアソシエイト審査合格までにやったことや、審査基準、注意点、受かるコツを徹底解説していきます。
目次
Amazonアソシエイトとは
『Amazonアソシエイト・プログラム』
AmazonアソシエイトとはAmazonで販売されている商品やサービスが対象となる、成果報酬型のアフィリエイトです。
Amazonアソシエイトのメリット
Amazonの商品をブログなどのWebサイト、YouTube等でAmazonの商品リンクを掲載して、読者がその商品リンクからAmazonで商品を購入すると売上金の何%を報酬として受け取れます。
Amazonアソシエイトに合格した場合、約5000万店の商品を自分のサイトに広告として導入することができ、商品が売れると報酬を受け取れます。
ブログやYouTubeで商品紹介等をやっている方は導入されている方が多いですね。
「商品リンクは概要欄に載せていますので、是非チェックしてみてください。」
などとYouTubeでよく目にしますが、それらはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
報酬が入る仕組み
Amazonアソシエイトの収入については、ブログの読者がクリックして商品を購入すると報酬が入ります。また、一度サイトから離脱してもcookieという記録が24時間残るため、サイト離脱ユーザーによる購入に対してもブログの管理者の報酬となります。
Amazonアソシエイトの審査基準
2020年3月に審査基準が変わりました。私は7月にAmazonアソシエイトに合格したので最新の審査基準で合格したことになります。
以前も審査が厳しいという話は出ていましたが、さらに厳しくなってしまいました。
審査の流れは以下のとおりです。
審査の流れ
- 【以前の審査】Amazonアソシエイトへ登録 ⇒ Amazonがサイトを審査(数日から2週間) ⇒ 合否メールが届く
- 【新しい審査】Amazonアソシエイトへ登録 ⇒ 180日以内に3つの商品を販売 ⇒ 3つの商品を販売成功 ⇒ 審査開始(数日) ⇒ 合否メールが届く
Amazonアソシエイトへ登録すると以下の内容のメールが届きます。
登録時のメール内容
アソシエイトパートナーはアカウントを維持するために、アカウント作成から180日以内に少なくとも3つの適格販売(下記「運営規約」参照)が必要です。3つの適格販売が発生した段階で、当社のチームはアカウントに紐づいているWebサイトまたはソーシャルアカウントをレビューし、Amazonのコンプライアンスに準拠していることを確認します。
簡単に言うと、Amazonアソシエイトへ登録した時点から180日以内に3つの商品を販売してください。それが完了してからサイトの審査を開始します。ということです。
以前に比べると審査基準はかなり厳しくなりました。
Amazonは『誰かの役に立つサイトで、確実に販売実績を作れるサイトであること』を期待しているのです。
そのためには自分自身のブログ、サイト作りにしっかり力を入れる必要があります。
審査基準
- Amazonプライム登録者
- 身元情報が正確であるか
- Amazonで商品を購入した履歴があるか
- Webサイト・ブログの質
- プライバシーポリシーの記載
- 運営規約に適しているか
この辺りが適していないと厳しいです。
当然、ブログの記事数が少なかったり、オリジナリティーがないと合格はできません。
Amazonアソシエイト審査合格に必要なこと
私は、ブログを充実させコンテンツを多く、オリジナリティーのあるブログを作っていたら無事に一発合格することができました。
Amazonアソシエイトへ申請した当時(2020年6月1日)の状況は以下のとおりです。
ブログ開設日数:31日
記事数:15記事
文字数:2000文字~3000文字
記事内容:ブログ運営 / 音楽関連 / 商品レビュー
他のASPサービス設置あり
プライバシーポリシーあり
Amazonプライム登録済み(購入履歴あり)
Amazonアソシエイト登録時にブログのジャンルを問われるので、記事の統一性が必要です。
また、特に他のASPサービスを利用していても問題なく審査に合格することができました。
簡単にポイントをまとめてみました。
ポイント
- ブログ内容がAmazonアソシエイトの規約に違反していないこと。
- プライバシーポリシーにAmazonアソシエイトについて明記すること。
- 記事数や投稿数など、コンテンツを充実させること。
- 転載や広告で構成せず、オリジナルティーのあるブログにすること。
- Amazonのサービスを既に利用していること。
この辺りをおさえておけば問題ないと思います。
正確な審査の基準はAmazonからは提示されていないので正確とは言えません。
Amazonの購入履歴があるアカウントで申請した方が審査に通りやすいという声が多かったので、Amazonプライムに登録済みのアカウントで申請しました。
プライバシーポリシーには、「ブログ訪問者のデータを収集したり保管およびデータを広告表示するために使用することがある。」ということを明記することがアソシエイトの運用規約に記載してありますので、必ずプライバシーポリシーにAmazonアソシエイトについてを明記する必要があります。
Amazonアソシエイト申請時の注意ポイント
Amazonアソシエイト・プログラム参加申請において、申請しているブログを否認される場合があります。
そのポイントをしっかりと把握してブログ運営をしていないといけません。
いくつか注意ポイントはありますが、意外と見落とすポイントを解説します。
注意ポイント①
ブログ記事内に掲載しているAmazonの商品(サービス)について、読者に誤解を与える記載をしないこと。
ブログ記事内に商品リンクを貼る時に、価格を記載する場合は正確な情報を記載しないといけません。
例: 〇〇〇〇円 (YYYY年MM月DD日時点)
Amazonの商品の価格は変動するので価格を記載した時点の日付けを明記してください。
注意ポイント②
ブログ、サイトの説明を不十分にしないこと。
「あああ」「商品名」のみ等は、サイト説明として不十分または不適切と判断します。とAmazonが明記していますので注意してください。
ブログの目的や、どのようなブログであるかを【誰が見ても】把握できる状態にすることが大切です。
詳しくは、Amazonアソシエイトの『プログラム参加申請をお断りするサイト例』をご覧ください。
Amazonアソシエイト ⇒ ヘルプ ⇒ はじめに ⇒ 申し込み
まとめ :合格通知メールが届く方法
Amazonアソシエイトに合格すると上記のメール内容が送られてきます。
ポイント
ブログやサイトで紹介した商品が誰かに購入されるためには、ブログの内容を的確にし、ブログの信頼性を高めることが重要です。
Amazonアソシエイト・プログラム参加者が商品を紹介することで、Amazonの売上に貢献しています。
アフィリエイトは悪いものではありません。本記事でも解説したとおり、明確な仕組みの元に行われています。
また、アフィリエイトに関する本を一冊買うだけで仕組みやコツが掴めるのでおすすめです。
リンクを貼って、購入者が現れず【貼っただけ】にならないように知識を深めることも大切です。
ブログで収益を得たいならGoogleアドセンス以外に、Amazonアソシエイトにも登録することをおすすめします。
ブログをしっかり運営できていれば、何の問題もなく審査に合格できます。
誰かのためになる役立つブログ、サイトを作ることを心掛けることが最大のポイントです。