iPad ProでUSBハブを使うことで、iPad Proで出来ることが増えてより快適になります。
iPad Proの汎用性を高める上で、USBハブは非常に便利な周辺機器です。
USBハブを使うと以下のようなことができます。
USBハブで出来ること
- 外付けSSDなどの外部ストレージが接続可能
- 外部ディスプレイにiPad画面を出力可能
- 一眼レフ・デジカメのSDカードが利用可能
- 有線イヤホンが接続可能
- USB対応のキーボード・マウスが利用可能
- 充電しながら外部機器との接続が可能
USBハブを使うことで、様々なデバイスと接続しオールラウンドにカバーできます。
この記事では、有名で非常に人気のUSB-Cハブ「Anker PowerExpand Direct 6-in-1」ついて徹底解説していきます。
どこを検索しても、Amazonのレビューを見てもおすすめのUSB-Cハブと出てくる「Anker PowerExpand Direct 6-in-1」。
本当におすすめなのかメリット、デメリットを含め徹底解説レビューしていきます。
目次
Anker PowerExpand Direct 6-in-1の特徴
Anker PowerExpand Direct 6-in-1は、6種類の端子を搭載しているiPad Pro用のUSBハブです。
iPad Proであれば11インチ、12.9インチに対応しています。
注意ポイント
2018年以降のiPad Proに対応していますが、2021年モデルのiPad Proには対応していません。
また、iPad AirやiPad miniなどiPad Pro以外には非対応となります。
対応機種以外で使用するとうまくiPad Pro本体と接続することができません。
いろんなWebサイトやYouTube、Amazonで上位におすすめとして出てくるのですが、まず対応機種に注意する必要があります。
iPad Proと一体感のあるデザインとなっています。
スペースグレーのiPad Proなら色の相性は抜群です。
iPad Proと比べると若干の厚みはあるものの、コンパクトでスリムなので持ち運びもしやすいです。
本体の重さは37gと軽量設計になっています。
サイズは10.2 x 3.25 x 0.94 cmとなり、手に収まるサイズ感となっています。
Anker PowerExpand Direct 6-in-1に搭載されている6種類のポートは以下のとおりです。
搭載ポートの種類
- HDMIポート:最大4K60Hz出力対応
- USB-Cポート:最大60Wの給電対応(PD対応)
- USB-Aポート:最大5Gb/秒のデータ転送に対応(USB3.0対応)
- SDカードリーダー:UHS-1対応、転送速度は104MB/秒
- microSDカードリーダー:UHS-1対応、転送速度は104MB/秒
- オーディオジャック:3.5mmコネクタの機器と接続可能
Anker PowerExpand Direct 6-in-1のレビュー
Anker PowerExpand Direct 6-in-1のポートと実際の使い勝手についてメリット、デメリット含め解説していきます。
ポートについてはiPad Proを使う上で必要なものは搭載されています。
映像出力端子のHDMIポート搭載
iPad Proをビジネス用途でも使う方は外部モニターやプロジェクターに画面を出力したい機会があるはずです。
また、大画面で映像を楽しみたい方もHDMI端子があればテレビにiPad Pro画面を出力することが可能です。
USBハブを使うことで、テレビやモニター、プロジェクターに投影ができます。
メリット
- 4K60Hz対応ポートで高画質な映像を大画面に出力できる
- 設定不要ですぐに映像出力可能
デメリット
- HDMI使用時にUSBハブが熱を持つ
- 長時間(12時間など)使用におすすめできない
- 特殊な形のUSBやHDMIケーブルだとポート干渉する
- 画面が4:3になる(shiftscreenアプリで全画面にできる)
外部ストレージ接続対応のUSB-Aポート搭載
最大5Gb/秒でテータを転送可能なUSB-Aポートを搭載しています。
USBメモリだけでなく、外付けSSDやHDDなどに対応していてデータを高速転送可能です。
メリット
- 外付けSSDが使える
- 大容量のファイルを外付けストレージに保存可能
- iPad Pro内でファイルを簡単に扱える
- 利用用途が幅広い
他にも有線マウスやキーボードも接続が可能となります。
USB-Aポートにマウスを接続してiPad Proを操作することが可能です。
LEDが光るようなマウスでも電源不足にならず安定した操作ができます。
Bluetoothレシーバー付きワイヤレスマウスもiPad Proで操作することが可能です。
注意ポイント
各USBポートは900mAまでの給電に対応しています。電力消費の多い機器は動作しないことがあります。
最大60W給電可能なPD対応USB-Cポート搭載
iPad Pro本体に搭載しているUSB-Cポートでも充電は可能ですが、Anker PowerExpand Direct 6-in-1があれば、充電しながら他のポートを使いiPad Proを活用することができます。
メリット
- 充電しながら外部ストレージ接続可能
- 充電しながらHDMI接続可能
デメリット
- USB-Cでのデータ転送ができない
- iPad Pro充電時に出力が少し下がる
microSD / SDカードリーダー搭載
デジカメや一眼レフカメラで撮影した写真や動画をiPad Proに転送することが可能です。
カードリーダーの最大転送速度はUHS-1(104MB/秒)となります。
メリット
- すべてのmicroSDおよびSDカードに対応
- カメラの写真や動画をiPad Proに転送できる
- microSDとSDでお互いにコピーし合うことが可能
- あらゆるデータへスムーズなアクセスが可能
iPad Proでもコピーや削除、移動などのファイル管理が簡単にできます。
さらに、外付けSSDなどを接続すればSDカードから外付けSSDにデータを転送することも可能です。
オーディオジャック搭載
3.5mmのオーディオジャックが搭載しているため、有線ヘッドホン、イヤホンを使うことができます。
メリット
- 有線ヘッドホン、イヤホン対応
- 通話やビデオ会議に対応
- iPad Proからの音質劣化なし
- 音の遅延、接続切れなし
デメリット
- イヤホン側の音量調整は動作しない
- 通話途中での接続不可
AirPods Proなどのワイヤレスイヤホン以外でも、Anker PowerExpand Direct 6-in-1を接続することで有線イヤホンやヘッドホンが使えるのが魅力です。
Anker PowerExpand Direct 6-in-1レビューまとめ
Anker PowerExpand Direct 6-in-1は非常に人気モデルで、USB-CやUSB-A、microSD ・SDカードリーダーからHDMIポートまで搭載されているマルチUSBハブです。
iPad Proの汎用性を高め、より便利にしてくれるアイテムです。
Anker PowerExpand Direct 6-in-1をおすすめする方は以下のとおりです。
こんな方におすすめ
- 対応機種のiPad Proを持っている!
- iPad Pro画面を外部ディスプレイに映像出力したい!
- 外部ストレージをiPad Proで使いたい!
- iPad Proを持っていてデジカメ、一眼レフを持っている!
- スタイリッシュなUSBハブを探している!
USBハブを導入する際は、対応機種をしっかり確認し使用用途を明確にすることが重要となります。
一体型のUSBハブとしては非常に使いやすいモデルです。
iPad Pro用のUSBハブをお探しの方は是非チェックしてみてください。