有機ELディスプレイ搭載のMacBook ProやiPad Proに関する情報が続々と登場してきたのでまとめました。
ディスプレイの大幅な仕様変更となり、同時にフルモデルチェンジとなって登場すると予想されています。
Appleはすでに最新のiPhoneとすべてのApple Watchに有機ELディスプレイを採用していますが、今後大型のディスプレイにも採用されると報じられています。
この記事では、有機ELディスプレイ搭載MacBook ProやiPad Proについて、現時点で公開されている情報および予想を徹底解説していきます。
有機EL搭載モデルが気になっている方、MacBook ProやiPad Proを購入しようか悩んでいる方は参考にしてください。
目次
【最新情報】有機ELディスプレイ搭載した新モデル
iPhoneとすべてのApple Watchには有機ELディスプレイを採用していますが、大型のディスプレイであるMacやiPadはいまだに液晶ディスプレイを採用しています。
アナリストのミンチー・クオ氏によると、今後MacBook ProとiPad Proには有機ELディスプレイが搭載されてるとしています。
ポイント
有機ELディスプレイを搭載した新モデルが登場すると報じられています。
Samsungは、タブレットやノートパソコンに対応した大型の有機ELディスプレイを製造するために韓国に新しい生産ラインを建設することを計画しており、製造の準備に移行していると報じられています。
参考
上位モデルのMacやiPadはミニLEDディスプレイに移行してきています。
ミニLED(液晶のバックライト技術)は液晶ディスプレイで使っているLEDの代わりにミニLEDを搭載したものです。
OLED搭載モデルの発売日
アナリストのミンチー・クオ氏は、有機ELディスプレイを搭載したiPad Proは2024年に登場し、MacBook Proは2026年に登場すると報じています。
また、韓国メディアのThe Elecも先にiPad Proから発売し、MacBook Proは早くても2026年になると報じています。
このことから発売の信憑性はさらに高まったと言えます。有機ELディスプレイの生産準備、有機ELを搭載した新モデルの登場は、ほぼ間違いないようです。
有機ELモデル発売時期
iPad Pro:2024年発売
MacBook Pro:2026年発売
発売日の詳細が分かり次第、情報を更新します。
ミニLEDディスプレイの次のステップ
Apple製品は現在、液晶ディスプレイとミニLEDを採用したLiquid Retina XDRディスプレイを搭載した2種類があります。
また、AppleはiPadとMacBookの製造ラインを液晶からミニLEDディスプレイに移行しており、有機ELディスプレイはその次のステップになると報じられています。
ポイント
ミニLEDディスプレイの次は有機ELディスプレイを採用
ディスプレイの薄型化
有機ELディスプレイ搭載モデルは、バックライトが不要になることでディスプレイが薄型化されます。
また、より耐久性の高いパネルの搭載が計画されていると報じられています。
ポイント
有機ELディスプレイは、本体サイズの薄型化や軽量化にも繋がると報じられています。
2021年モデルの12.9インチiPad ProはミニLEDディスプレイを採用したことで、前モデルより重量と厚みが増しています。
有機ELディスプレイが採用された場合、厚みや重量が増加せずに液晶ディスプレイより高輝度かつ鮮やかな映像を実現します。
より明るく黒の表現に優れた高いコントラスト
2021年モデルのミニLED搭載MacBook ProやiPad Proは、最大1,000ニトの持続輝度、1,600ニトのピーク輝度、1,000,000:1のコントラスト比を実現しました。
アナリストのミンチー・クオ氏は、有機ELディスプレイ搭載モデルはさらに性能が向上すると報じています。
ポイント
より明るく黒の表現に優れた高いコントラスト、さらに広い視野角を実現するとしています。
圧倒的なコントラスト比により、どんな映像も鮮やかに表示する特徴があります。
しかし、有機ELディスプレイは画面焼け(薄っすら残像が残り続ける症状)が発生するデメリットもあるため、Appleはどのような改善策を立てるのか期待されています。
まとめ:有機ELモデルの発売を待つべき?
有機ELディスプレイを搭載したiPad Proは2024年に登場し、MacBook Proは2026年に登場すると報じられています。
また、有機ELモデルはフルモデルチェンジとなる可能性があり、デザインやスペックも大幅に進化して登場すると予想されています。
現時点では2、3年先のモデルとなります。さらに、生産ラインの遅れなど状況によっては発売が遅れることもあります。
ポイント
現時点でiPad Pro、MacBook Proが欲しい場合は、有機ELモデルの発売を待たずに現行モデルを購入することをおすすめします。購入を急がないようなら、性能向上が期待されている有機ELモデルを待つのがおすすめです。
新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
これらは初期の情報で、最終スペック、デザインは変わる可能性があります。
Source:MacRumors , MacRumors(2) , mingchikuo , Apple Hub , Apple