毎年、夏になると台風で停電を体験していてそのたびに対策しなくてはと思います。
去年は少し対策をしました。少しの対策でも『あってよかった』に変わります。
台風の進路傾向として、7月から9月にかけて台風が本州へ向かう進路が多くなります。
いつ起きてもおかしくない停電。
電力の復旧が長期にわたる可能性もあるため、しっかりと停電対策をすることが大切です。
この記事を読むことで、停電に対して具体的にどのような対策をすればよいかを把握できます。参考になれば幸いです。
目次
【停電について】停電の3つの種類
停電は、災害などが発生して送電が一時的に止まり、電気が使えなくなることです。
停電には主に3つの種類が存在します。
- 瞬低
- 瞬停
- 停電
以上のとおりです。主な停電について解説していきます。
実際に停電が起こった時にどのような要因の停電なのかが理解できると実際に停電した時に判断できます。
瞬低
瞬低とは、『瞬間電圧低下』の略です。一瞬だけ電圧が低下することで送電が止まります。
よく、「一瞬停電した」と感じるときは瞬低です。
時間にしておよそ0.07秒~2秒程度です。
瞬停
瞬停とは、『瞬間停止』の略です。これは雷により、一部の送電線が瞬低した時に電力会社が、問題ない送電線に切り替える際に発生します。
電力会社が意図的に送電線をシステムで一旦切り離しているためです。
時間にしておよそ1分程度です。
停電
停電とは、落雷などの送電線トラブルが発生した場合に1分以上の電力停止状態です。
落雷や強風などで電柱が倒れてしまったりした場合、復旧までに時間がかかることがあります。
停電による悪影響とは
停電が長期にわたれば生活に支障をきたします。
停電には様々な要因があり、すぐ復旧するとは限りません。
停電が発生すると以下のような悪影響が発生します。
停電による悪影響
- PCなどのデータ破損
- 冷蔵庫やエアコンなどの生活家電が使用できない
- 断水が起こる場合がある
PCで作業をしていて、急に電源が切れるとそれまでのデータが消えたりデータ破損する可能性があります。
ノートPCなら良いですがデスクトップPCはUPS(無停電電源装置)の導入をおすすめします。
また、マンションで屋上の貯水タンクから水を供給している場合は、水を送るポンプが停止してしまうので水が送れず断水となります。
停電時に役立つデジタルグッズ
災害による停電に備えておきたいデジタル製品は以下のとおりです。
ポイント
- モバイルバッテリー・ポータブル電源
- 充電式/電池式の懐中電灯orランタン
- 充電式/電池式の子型扇風機(冷却グッズ)
- UPS(無停電電源装置)
- 乾電池
これらはあると非常に助かります。
備蓄品の中でも、特に優先度が高いものを記載しました。
モバイルバッテリー・ポータブル電源
このモバイルバッテリーならiPhone、iPad、Androidほとんどの端末に対応していて、26800mAhの超大容量で急速充電も可能。便利なLCD残量表示などを搭載しています。Amazonでも800件以上の評価があり非常に良い製品です。
ポータブル電源も非常に重宝します。
コンセントを使用できるのは便利です。
安心・安全・Ankerのポータブル電源です。必要最低限の電力をバックアップできます。コンセントのない場所でも電力を十分に供給できます。Amazonでも評価が高く非常に良い製品です。
120,600mAhでスマホも40回ほど充電できACコンセントからノートPCを15回もフル充電可能です。
充電式/電池式の懐中電灯orランタン
LEDランタン USB充電式/電池式 2in1供給
去年購入しましたが、内蔵バッテリー(1500mAh)と電池(単3形電池3本)で使えるのが最大のメリットです。最新のCOBライト技術で360度の広範囲を非常に明るく照らせて非常に良い製品です。
レビューも非常に高評価だったので購入したら本当に良い商品でした。
充電式/電池式の子型扇風機(冷却グッズ)
夏場に停電した際にあったら便利な冷却グッズです。
小型ではあるものの、360度回転と風量4段階調節で、18650mAhのバッテリーを搭載し長時間連続使用可能(最小モードで20時間の連続使用)が最大の魅力です。
また、卓上・クリップ・吊下げ・壁掛けの4way仕様で様々な場面で使えるのもポイントです。
レビューも非常に高評価でした。
使い勝手に優れていて良い製品です。
UPS(無停電電源装置)
UPS 400VA電源バックアップ 【BP400S-JP】
UPSとは
UPS(無停電電源装置)とは、停電が発生しても予備バッテリーへ即座に切り替わり電力を供給でき、パソコンなどの接続機器に停電の影響を与えない電源装置です。
APCメーカーのUPSは実際に使用していました。様々な便利機能が搭載されていて、中小規模ビジネス、家庭向けの大容量でかつ、自動電圧調整機能が付いたUPSです。
また、この製品は、接続された負荷機器(パソコンなど)をサージ、スパイク、雷などの電源障害から保護します。
BR400S-JPの特徴
負荷運転時間:240W 5分
アウトプット電源容量:240W / 400VA
定格出力/入力電圧:100V
最大入力電流:8.0A
私の経験上、デスクトップPC・モニター2枚(2画面)なら5分程度、電源バックアップします。
雷が起きても、突然電源は落ちずにデータの保存、OSシャットダウンができます。
保護機能や管理機能などの便利な機能が豊富なのでおすすめです。
また、電力の大きいパソコンなどをバックアップしたい場合は、「CyberPower CPJ1200 720W」がおすすめです。
乾電池【パナソニック EVOLTA】
パナソニックのエボルタ乾電池は、長持ちで液漏れ防止製法、10年保存可能と安心設計です。
災害用のストックに非常に優れています。
パナソニック エボルタNEO 単3形アルカリ乾電池 20本パック LR6NJ/20SW
パナソニック エボルタ単4形20本パック LR03EJ/20SW
私は電化製品が非常に多いので、リモコンなどの利用で乾電池をよく購入しますが、安いものを買うと結局損をしてしまう可能性が高いです。
EVOLTAはメーカーの記載通り「長持ち」しますね。
安定品質の電池を買うことをおすすめします。
まとめ:備えの大切さ
想定をしていなかった停電。
数分で復旧すると思いきや、数時間、1日・・・と長期停電になる可能性があります。
停電が長引いてからでは遅いので前もって早めの対策を考えることが必要です。
普段は使える電気が使えないのは厳しいです。
今回は停電時に役立つデジタルグッズの紹介でしたが、備えておけば必ず役に立ちます。