14インチおよび16インチの新型MacBook Proの最新情報が続々と登場してきたのでまとめていきます。
M2チップを搭載した13インチMacBook Proは2022年6月に発売されましたが、最上位モデルのMacBook Proの登場が噂されています。
MacBookシリーズの中で最上位モデルとなる14インチおよび16インチモデルは大幅な性能向上の期待が高まっています。
この記事では、次期モデルの14インチおよび16インチMacBook Proについての最新情報を解説していきます。
次期モデルのMacBook Proが気になる方、MacBook Proの購入を検討している方は参考にしてください。
目次
新型MacBook Proに関する最新情報
次期モデルの14インチおよび16インチMacBook Proはどのようなモデルになるのか最新情報をまとめました。
最新情報まとめ
- CPUはM2 Pro/M2 Maxチップ搭載
- パフォーマンス、省電力性能の向上
- 強化されたミニLEDディスプレイ搭載
- Wi-Fi 6E対応
- 大幅なデザイン変更はなし
- 発売は2023年春
新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
現時点での最新情報を詳しく解説していきます。
CPUはM2 Pro/M2 Maxチップ搭載
M2チップを搭載した13インチMacBook Proは2022年6月に発売されたばかりですが、M2のバリエーションを採用した14インチおよび16インチMacBook Proが登場すると予想されています。
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、より高性能なM2 Pro/M2 Maxチップを搭載するとしています。
ポイント
5nmプロセスを採用したM2 Pro/M2 Maxチップが搭載される可能性があります。
チップは3nmプロセスではなく5nmプロセスのチップを採用する可能性が高いと報じられています。
M2チップはすべて5nmプロセスで製造と予想されており、3nmプロセスはM3チップからと考えられます。
海外メディアのDigiTimesによると、TSMCはApple初の3nmプロセスの新型チップを今年後半から製造を開始するとしています。
しかしながら、TSMCの3nmチップの生産サイクルは約4ヶ月のため、次期モデルに搭載される可能性は低いと海外メディアが伝えています。
パフォーマンス、省電力性能の向上
現行モデルの13インチMacBook Proに搭載されているM2チップはM1チップと比べるとCPU性能が18%向上し、GPU性能が35%向上し、ニューラルエンジンも40%向上しています。
M2 Pro/M2 MaxチップはGPUコアにより差別化され、さらにパフォーマンスの向上や省電力性能の向上が期待されています。
MacBook ProのM1 ProおよびM1 Maxチップよりも、GPUコア数と RAMが増加しパフォーマンスが向上すると報じられています。
ポイント
より高速な処理が可能になり、より負荷の高い作業が行えます。
M2の上位プロセッサということもあり、大幅な性能向上と消費電力低減が実現すると予想されています。
強化されたミニLEDディスプレイ搭載
ディスプレイは、ミニLEDバックライトを搭載したLiquid Retina XDRディスプレイが採用され、より明るく鮮やかなディスプレイになると報じられています。
ポイント
高い表現力が特徴のディスプレイとなり、視認性が向上します。
Bloombergのマーク・ガーマン氏は、有機ELディスプレイがMacBook Proに搭載されるのは、まだ先と予想しています。
有機ELディスプレイを搭載したiPad Proは2024年に登場し、MacBook Proはその翌年の2025年に登場すると報じられています。
韓国メディアのThe Elecも先にiPad Proから発売し、MacBook Proは早くても2025年になると報じています。
Wi-Fi 6E対応
次期モデルの14インチおよび16インチMacBook ProはWi-Fi 6Eに対応すると予測されています。
Wi-Fi 6Eは6GHz帯域に拡張され、より高速な通信速度を実現します。
ポイント
高解像度の映像を伝送することに優れたWi-Fi 6Eを採用するとしています。
Wi-Fi 6Eは2020年1月にWi-Fi Allianceが発表した新しいWi-Fiの規格です。
「E」はExtendedを意味していて、Wi-Fi 6を拡張しより高速な通信が可能な規格となります。
大幅なデザイン変更はなし
MacBook Proは2021年10月にフルモデルチェンジし、まったく新しいデザインとなって登場しました。
ディスプレイにノッチが採用され、MagSafeやHDMIなどのポートが搭載されました。
そのことからも、次期モデルの14インチおよび16インチのMacBook Proに大きなデザイン変更はないと予想されています。
ポイント
デザインは現行モデルとほぼ同じになる可能性があります。
次期モデルの最大の注目すべき変更点は、M2 Pro/M2 Maxチップの搭載と予想されています。
M2 Pro/M2 Max搭載MacBook Pro 発売日
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、2023年春に発売される可能性が高いとしています。
ポイント
2023年春のAppleイベントで発表され3~4月頃発売
まとめ
次世代M2 Pro/M2 Maxチップを搭載した14インチおよび16インチの新型MacBook Proは、2023年春のAppleイベントで発表され3~4月頃発売される可能性があると報じられています。
さらに高性能なチップを搭載した新型モデルは2023年春に登場と予想されています。
デザインはあまり変更がないと言われていますが、今後の情報に期待が高まります。
新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
これらは初期の情報で、最終スペック、デザインは変わる可能性があります。
Source:Bloomberg , MacRumors , DigiTimes , Apple Hub , MacRumors