dカード 不正利用されたら

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dカードが不正利用されたら?対処方法や流れ・問い合わせ先

dカードはNTTドコモの提供するクレジットカードで非常に人気があり、多くの人が利用しています。

dカード

年会費無料で基本的に100円の買い物で1ポイント貯まり、他にも豊富な特典があり使い勝手も良くて便利なクレジットカードです。

便利なdカードですが、クレジットカードを持っている誰しもが不正利用の被害に遭遇するリスクがあります。

万が一、身に覚えのない請求があった場合は迅速な対応が必要となります。

この記事では、実際にdカードを不正利用された体験談を元に対処方法や流れ、問い合わせ先を徹底解説していきます。

dカード以外にも楽天カードなどを持っていて、長年クレジットカードを利用してきましたが初めて不正利用に遭いました。

今回は、カードの紛失や盗難に遭っていないにも関わらず不正利用された場合の対処方法を解説します。

身に覚えのないカード利用に気づいた方、不正利用された場合の対処法を知りたい方は一例として参考にしてください。

dカードを不正利用された時の対処方法

dカードアプリ iPhone

dカードの不正利用に気づくタイミングは様々です。

長期的に不正利用され続けていてdカードセンターから連絡が届く場合や、高額な不正利用をされ支払い限度額に達した場合や、明細を確認して身に覚えのない請求があった場合などに発覚します。

今回は、dカードの利用明細(アプリ上)に使った記憶のない利用履歴が記載されているのを見て「不正利用されている」と気づくことができました。

ポイント

身に覚えのないカード利用に気づいた場合は、すぐにカード会社に連絡してカードの利用停止をしないと、さらに複数回の不正利用の被害に遭う可能性が高まります。

不正利用に遭った経緯は以下のおとりです。

参考

2月20日:不正利用された日(明細で確認)

2月25日:アプリに利用明細反映(4月10日支払分)

2月26日:不正利用が発覚しdカードセンターへ連絡

3月1日:不正利用の取り消し処理完了

3月3日:再発行されたカードが届く

不正利用された旨をdカードセンターに伝えてから、5日ほどで不正利用分の利用履歴および加算されたdポイントが取り消しされました。

dカードを不正利用された時の対処方法や流れを解説します。

dカードの利用停止

dカード クレジットカード

身に覚えのない請求があった場合は、すぐにdカードを利用停止することが最優先です。

カードの利用停止はWEBまたはdカードセンターへの電話で手続きが可能です。

ただし、深夜などの遅い時間帯は紛失・盗難受付専用窓口に電話することで利用停止を行えてカードを即時反映で無効化できます。

窓口 受付時間(毎日) 電話
紛失・盗難 24時間 0120-159-360
dカードセンター 午前10時~午後8時 0120-300-360

また、カードの利用停止手続きは、カード会社(dカードセンター)とのやり取りになるためドコモショップでは対応できないので注意が必要です。

ポイント

  • カードの利用停止の問い合わせ窓口は24時間(年中無休)
  • カードが手元にある場合もdカードセンター紛失盗難デスクへ連絡(深夜帯)
  • カードの利用停止はドコモショップではなくカード会社へ連絡

携帯電話の紛失や盗難の際には、ドコモショップやドコモインフォメーションセンターに連絡し、警察に届け出をする必要があります。

dカードの再発行手続き

iPhone14 Proで通話

dカードの利用停止手続きが完了し、dカードを再発行したい場合には再発行手続きが必要になります。

dカードの再発行手続きも、WEBまたはdカードセンターへの電話で手続きが可能です。

dカードセンターは混雑のため電話がなかなか繋がりません。休日など混雑時は15分以上待ちが発生する場合があります。

窓口 受付時間(毎日) 電話
dカードセンター 午前10時~午後8時 0120-300-360

ポイント

音声ガイダンスに従ってダイヤルを入力したあと、オペレーターに繋がります。

ダイヤルを入力したあとのアナウンスのパターンが二通りあります。

アナウンス

  • 「只今電話が大変混み合っています。恐れ入りますが暫く経ってからお掛け直しください。」の場合は、強制的に通話が終了します。
  • 「只今電話が大変混み合っています。恐れ入りますがこのままお待ち頂くか暫く経ってからお掛け直しください。」の場合は、通話は終了されず待つことができます。

電話が強制的に終了されるパターンの際はアクセスが集中しているため時間を空けるか、何度か繰り返すことで繋がります。

参考

電話にてカードを停止する場合、カード番号のほか氏名や住所などを確認されます。

dカードセンターはフリーダイヤルのため、ahamoなどでも5分を超えても通話料金は発生しません。(実際に請求はありませんでした。)

注意ポイント

カードの利用停止から再発行したdカードが届くまで、dカードでの決済を含む利用ができません。

楽天カードなど別のカードをもう一枚持っておくことで、別のクレジットカードでの支払いができます。

再発行したdカードが届いたら

dカード再発行 届く

再発行手続きをした場合に、1週間ほどで登録の住所に簡易書留で届きます。

今回は再発行の手続き後、5日で届きました。カードの種類によっては、再発行期間が異なる場合があります。

ポイント

  • 再発行したカードは番号が変わります。
  • カード再発行手数料は1,100円です。
  • 5日~1週間ほどで簡易書留で届きます。
  • dカードアプリのカード番号は再ログインで切り替わります。
  • 暗証番号は前のカードと同じです。
  • 本人認証サービス(3Dセキュア)の再設定が必要です。

本人認証サービス(3Dセキュア)を利用していた場合には、以前のトークン(ワンタイムパスワードアプリ)を初期化して再設定する必要があります。

dポイントはdアカウントに紐づけされているため、dカードを再発行した場合でも以前のポイントをそのまま利用可能です。

新しいカード番号を登録し直す

ahamoにするタイミングはいつ

手元に新しいカードが届いたら、今まで利用していたサービスのクレジットカード情報を登録し直すことが必要です。

ポイント

カード番号やセキュリティコードが変わっているため再登録をします。

Amazonプライムなどの買い物でカードを登録していたり、電気代や水道代などの公共料金の引き落としに利用している場合はすべて登録し直す必要が出てきます。

不正利用の補償が適応

不正利用の補償が適応

dカードが不正利用された場合に、dカードアプリなどに身に覚えのない請求が表示されていますが、特殊なケースを除きカード会社が全額負担してくれます。

不正な取引が行われたことが調査され確定すれば、請求の取り消しおよび利用履歴の削除が行われます。

ポイント

支払日を迎えていない場合は、補償が適応すると不正利用された請求情報は削除されます。また、引き落としがあった場合は、返金されます。

届け出日から遡って90日前の利用から、カード会社がその損害を補償します。

dカードを不正利用された原因

不正利用 ハッカーイメージ

dカードが手元にあり、紛失していない場合にどのような原因で不正利用されるのか詳しく解説します。

決済に必要な情報は、カード番号や有効期限、セキュリティコード、名義人の氏名などがあります。また、最近ではワンタイムパスワードなども導入されています。

これらの情報は以下の手口で盗み取られる可能性があります。

不正利用ケース

  • オンラインショップの情報漏洩
  • スキミング
  • ブルートフォース攻撃
  • フィッシング

サイトや店舗に外部からの攻撃によってデータが流出してしまう「オンラインショップの情報漏洩」は利用者では防ぎようがありません。

スキマー(カード情報をスキャンする装置)によって情報を盗まれる「スキミング」は街を歩いている際や店舗のロッカーなどで被害が発生します。

「ブルートフォース(総当たり)攻撃」はプログラミングで行われ、パスワードなどの解読は何千通りも高速で文字列を特定されていきます。

また、SMSなどで「商品代金が未納です。至急お支払いください。」などが送られてきて偽サイトにアクセスさせて情報を盗み取る「フィッシング」がありますが、フィッシングに関しては自分自身の注意で対応できます。

ポイント

クレジットカードを持っている誰しもが不正利用の被害に遭遇するリスクがあることを理解しておく必要があります。

クレジットカードでは携帯料金の引き落としのみで、カードを常に自宅に保管してあったとしても不正利用に遭う可能性があります。

参考

今回は、カード番号や有効期限、セキュリティコードを総当たり攻撃(暗号解読方法)で不正に入手された可能性があるとのことでした。

どこから情報が洩れて不正利用されたのかカード会社に問い合わせても、確実な経路は不明でした。

クレジットカードの不正利用対策

クレジットカードの不正利用対策

dカードを不正利用されてしまった場合には、誰しもが再発防止をしたいはずです。

しかしながら、100%不正利用されないようにするのは困難です。クレジットカードを利用する場合は、不正利用のリスクを想定しなければなりません。

ただし、リスクを抑えることや被害を最小限にすることは個人の力でできます。

不正利用対策

  • 利用明細を定期的に確認する
  • 本人認証サイトや暗号化されたサイト以外で利用しない
  • フリーWi-Fiを利用して決済しない
  • 不審なSMSやメール、URLを開かない
  • パソコンやスマホのウイルス対策をする

不正利用対策について詳しく解説していきます。

利用明細を定期的に確認する

dカードアプリ iPhone

利用明細を定期的に確認することが重要です。dカードアプリをインストールすれば確認しやすくなります。

dカードの締め日は毎月15日となり、支払日は翌月の10日(土曜、日曜、祝日の場合は翌営業日)となります。

利用明細への反映は、利用店舗などによってカード会社に売上請求データを送信する日数が異なるため変動します。

ポイント

明細を確認してすぐに気が付くことが最大のポイントです。

定期的に確認することで被害を最小限に抑えることができます。

また、日頃からdカードを利用した店舗や場所などをメモあるいは把握しておけば、不正利用された際にすぐ気づけます。

本人認証サイトや暗号化されたサイト以外で利用しない

SSLで暗号化されたページ

インターネット上で買い物をする際には、安全なサイトを見極めることが重要です。

本人認証サービス(3Dセキュア)を利用した場合には、クレジットカード情報に加えて、認証パスワードやワンタイムパスワード、パーソナルメッセージなどを必要とするため、安全性がより高まります。

また、URLの最初の部分が「http://」ではなく「https://」で始まっているWebサイトはSSL(Secure Sockets Layer)によって暗号化されているページになります。

ポイント

決済時には本人認証サービスやSSL通信を導入している安全なサイトを利用することで、不正を未然に防げます。

最近ではSNSやアプリではSSLが導入されているかを判断できないため、情報の入力時には、信頼のあるアプリなのかなど確認し十分注意することが大切です。

フリーWi-Fiを利用して決済しない

フリーWi-Fi クレジットカードで決済は注意

飲食店やショッピングモールなどで利用できるフリーWi-Fiですが便利な反面、情報漏洩のリスクが高くなっています。

不特定多数の人が同時に同じWi-Fiを利用することが可能で、悪意のある第三者に通信状況を覗き見される可能性があります。

ポイント

IDやパスワード、クレジットカード情報を入力する際は、フリーWi-Fiに接続しないことが大切です。

誤ってフリーWi-Fiを接続している際にクレジットカードの情報を入力してしまった場合、悪意のある第三者と同じタイミングで接続した状況だと通信内容は丸見えですので被害に遭う可能性が高まります。

不審なSMSやメール、URLを開かない

スパム対策

突然、スマホに身に覚えのないメッセージがSMSやメールで送られてくることがあります。

「お荷物のお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました。ご確認ください。」とクリックするように誘導する文章が多いです。

また、Amazonや佐川急便などの名前でSMSに届く場合もあり、クリックして詳細を確認しようと考える方が多いです。

注意ポイント

クリックした場合、怪しい詐欺サイト(Amazonや佐川急便に似たサイト)に移行します。また住所や電話番号などの個人情報を入力させて、個人情報を抜き取ろうとします。

パソコンやスマホのウイルス対策をする

ダイナミックアイランド FaceID

日頃使用しているパソコンやスマホのウイルス対策も重要となってきます。

セキュリティが脆弱なパソコンやスマホは、不正アクセスや様々な情報を抜き取られたりする危険性が高くなります。

パソコンの場合は、最新の更新プログラムの導入、ウイルスバスターESETなどのセキュリティソフトの導入が大切です。iPhoneの場合は、常に最新のiOSバージョンにアップデートすることが大切です。

ポイント

日々ハッカー技術も進化する中、最新バージョンにすることでセキュリティが強化され不正利用のリスクが軽減します。

まとめ:一度あることは二度ある

クレジットカードを持っている誰しもが不正利用の被害に遭遇するリスクがあります。

まだ一度も不正利用されていなくても、今後自分自身が被害に遭う可能性はゼロではありません。

「自分は不審なサイトは開かないし、ネットで買い物しないしITリテラシーもあるから大丈夫。」は大きな勘違いです。

最も怖いのは、クレジットカードの不正利用被害は他人事だと思っていることです。

また、不正利用に遭ったあとに次は気をつけようと思ってもクレジットカード番号が漏れることを完全に防ぐのは困難なため、常にリスクが潜んでいることを理解しておくことが大切です。

不正利用の被害に遭い「まさか、自分が...」となった際に、焦らず迅速に適切な対応ができるよう、流れやカード会社の連絡先などを把握しておくことがベストです。

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