新型iPad 第10世代の最新情報が続々と登場してきたのでまとめていきます。
現行モデルのiPad 第9世代は2021年9月に発売されましたが、次期モデルのiPad 第10世代の登場が噂されています。
海外メディアのiDrop Newsによると、デザインが刷新され、スペックも大幅にアップデートされて登場するとしています。
この記事では、次期モデルの新型iPad 第10世代についての最新情報を解説していきます。
新型iPad 第10世代がどのようなモデルになるのか気になる方は参考にしてください。
目次
iPadのラインナップについて
現在ラインナップされている最新のiPadの種類は以下のとおりです。
iPadモデル | 発売日 |
iPad (第9世代) | 2021年9月24日 |
iPad mini (第6世代) | 2021年9月24日 |
iPad Air (第5世代) | 2022年3月18日 |
11インチiPad Pro (第3世代) | 2021年5月21日 |
12.9インチiPad Pro (第5世代) | 2021年5月21日 |
iPadには5つのモデルがあります。
それぞれ特徴や性能、価格が異なっています。簡単にポイントをまとめると以下のとおりです。
ポイント
iPad (10.2インチ):一番安い
iPad mini (8.3インチ):一番小さい
iPad Air (10.9インチ):一番コスパが高い
iPad Pro(11/12.9インチ):一番高性能
新型iPad(無印)は49,800円からと最も安い価格設定となっています。
エントリーモデルですが、Web閲覧や動画視聴はもちろん快適です。また、軽い画像編集、簡単な動画編集程度なら問題なく行えるスペックです。
一方でiPad Proは11インチモデルが117,800円から、12.9インチモデルが159,800円からと価格は高めです。(価格はApple公式価格です)
また、iPad Proは性能が高いため高度な動画編集やゲームなどをより快適に行えます。
新型iPad 第10世代に関する最新情報
次期モデルのiPad 第10世代はどのようなモデルになるのか最新情報と予想をまとめていきます。
最新情報まとめ
- フラットエッジデザイン
- ディスプレイは10.5インチに拡大
- カメラの大幅アップデート
- Touch ID内蔵ホームボタン搭載
- CPUはA14 Bionic搭載
- メモリ容量は3GB搭載
- USB-C端子搭載
- 2スピーカーが横向きに対応
- 5G高速通信に対応
- 第2世代Apple Pencil対応
- 価格は50,000円前後
- 発売は2022年後半
新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
Refreshed Low-Cost iPad to Feature Larger Display, A14 Chip, USB-C and 5G https://t.co/PGMhPfc5nF by @julipuli pic.twitter.com/A0qlhKNNa3
— MacRumors.com (@MacRumors) June 14, 2022
現時点での最新情報を詳しく解説していきます。
フラットエッジデザイン
海外メディアのiDrop Newsによると、次期モデルのiPad 第10世代はとても大きなモデルチェンジになると伝えています。
iPad AirやiPad miniのようにフラットエッジデザインになる可能性があると報じられています。
さらに、画面が10.2インチから10.5インチに拡大されると予想されています。
ポイント
フラットエッジデザインに刷新され、唯一ホームボタンが搭載されたiPadになる可能性があります。
フルラミネーション加工や反射防止コーティングなどは搭載されず他のiPadと差別化を図るとしています。
現行のiPad Airは10.9インチ、iPad Proは11インチ/12.9インチであり、画面のベゼルはこれらよりも太くなると予想されています。
カメラの大幅アップデート
カメラ性能が大幅にアップデートされる可能性があります。
カメラやレンズの詳しい仕様は明らかになっていません。
Proモデルではない通常モデルは1,200万画素のままだと報じられています。
Touch ID内蔵ホームボタン搭載
iPad Airのように電源ボタンにTouch IDが搭載される可能性はなく、ホームボタンにTouch IDが搭載されると報じられています。
ポイント
ホームボタンに内蔵された指紋認証センサーを搭載する可能性があります。
ホームボタンを搭載している唯一のiPadを継続していくと予想されています。
CPUはA14 Bionic搭載
次期モデルのiPad 第10世代はA14 BionicまたはA15 Bionicを搭載すると予想されています。
iPad(無印)は最新のチップは搭載されない傾向にあるので、A14 Bionicが搭載される可能性が高いとしています。
ポイント
A13 BionicからA14 Bionicにアップデート
A14 BionicはiPhone12に搭載されているプロセッサと同様になります。
現行モデルのiPadシリーズのプロセッサは以下のとおりです。
機種 | CPU | ベンチマーク |
iPad | A13 Bionic | 62万点 |
iPad mini | A15 Bionic | 77万点 |
iPad Air | M1 | 115万点 |
iPad Pro | M1 | 122万点 |
Antutuベンチマークで計測するとiPad Proが圧倒的に高性能です。
iPad AirとiPad miniに関しては、処理能力の違いは体感できないレベルです。
次期モデルのiPad 第10世代は、A14 Bionicが搭載と噂されていますが、それでも十分な処理能力で高性能です。
USB-C端子搭載
次期モデルのiPad 第10世代の充電端子は、Lightning端子ではなくUSB Type-C端子を採用すると報じられています。
ポイント
ヘッドホンジャックが廃止となり、外部接続端子はUSB-Cを搭載
充電速度が更に高速化し、データ転送も高速化されます。また、互換性が向上します。
2スピーカーが横向きに対応
現行モデルのスピーカーよりも大幅に改良されて登場すると報じられています。
ポイント
2スピーカーオーディオ(横向き)に対応
iPad AirやiPad miniのようにディスプレイを横に向けてもステレオスピーカーとして聴こえるようにスピーカーが配置されると報じられています。
5G高速通信に対応
次期モデルのiPad 第10世代では、最新通信規格の5G(サブ6のみ)に対応すると報じられています。
5Gについてはエリアが拡大しているので、セルラーモデルを選択した方は恩恵を受けられます。
ポイント
超高速、大容量通信が可能になり、さらには超低遅延、多数同時接続が可能となります。
Appleは最終的にすべてのiPadに5G通信を対応すると予想されています。現在ではiPad Pro、iPad mini、iPad Airが5G通信に対応しています。
第2世代Apple Pencil対応
現行モデルでは、第1世代のApple Pencilのみ対応していますが、次期モデルのiPad 第10世代では第2世代のApple Pencilに対応する可能性があると報じられています。
ポイント
第2世代のApple Pencilに対応
第1世代のApple Pencilよりも本体が小型化され充電方法も改良されたため、より便利な使い方ができます。
ダブルタップに対応するなど、絵を描く際に便利なツールの切り替えができるなどよりスムーズな作業ができます。
現行モデルのiPad(無印)以外のiPadシリーズは第2世代のApple Pencilに対応していますが、次期モデルのiPad(無印)が登場すればすべてのiPadが第2世代のApple Pencilに対応することになります。
そうすると、新たに第3世代のApple Pencilの登場も期待されてきます。
価格は50,000円前後
昨今の大幅な円安の影響を受け、2022年7月にApple製品も価格が一斉に値上げとなりました。
iPad 第9世代は価格が49,800円から(Apple公式価格)となっていますが、次期モデルは同価格帯かそれ以上になると報じられています。
ポイント
次期モデルのiPadは、50,000円前後になると予想されています。
iPadシリーズの中で最も価格の安いモデルとしての立ち位置は継続されると言われています。
iPadはiPad miniよりも安い価格設定にして、購入しやすいモデルで教育現場なのでも多く普及すると海外メディアのiDrop Newsが報じています。
発売は2022年後半
現時点では、2022年10月に発売される可能性が高いとされます。しかしながら一部情報では来年の春になるとも報じられています。
ポイント
発売は2022年秋が濃厚となります。
登場時期に関しては、早くて2022年後半から2023年初頭になると予想されています。
まとめ
新型iPad 第10世代(無印)のデザイン、ディスプレイ、CPUなどのスペックや、発売日などの情報をまとめました。
次期モデルのiPadはフルモデルチェンジとなり、フラットエッジデザインを採用しTouch ID内蔵ホームボタンを搭載すると海外メディアのiDrop Newsが報じています。
iPadシリーズの中では、最安となり購入しやすいiPadです。今後の情報に期待が膨らむモデルと言えます。
新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
これらは初期の情報で、最終スペック、デザイン、発売時期は変わる可能性があります。
Source:iDrop News , Appley , Apple , Konstantin Konovalov , Apple Hub