iPhone14 Proのディスプレイに関する情報が登場してきたのでまとめます。
iPhone14 Proではデザインが大幅に刷新されて、iPhone13 Proでは搭載されなかった革命的な機能が搭載されると多くの海外メディアが報じています。
リーカーのxleaks7氏とPigtou氏は、ノッチからパンチホールカメラ仕様に進化すると報じており、iPhone14 Proの最新のイメージ画像を公開しました。
この記事では、2022年モデルのiPhone14 Proのディスプレイの進化ポイントを解説していきます。
iPhone14を買うべきか、来年のiPhone15の登場まで待つべきか悩んでいる方は参考にしてください。
目次
iPhone14 Proのディスプレイに関する最新情報
iPhone14 Proの、現時点でのディスプレイに関する最新情報は以下のとおりです。
最新情報まとめ
- パンチホールカメラ、FaceID機構搭載
- デバイス使用中は単一のカプセル型
- 大型のパンチホールを採用
- ディスプレイサイズは6.1インチ
- LTPO OLEDディスプレイ搭載
- 画面内蔵型Touch IDは非搭載
- ディスプレイ下埋込み型カメラは2024年以降
現時点での最新情報および予想を詳しく解説していきます。
パンチホールカメラ、FaceID機構搭載
ディスプレイ業界に詳しい調査会社「DSCC」のロス・ヤング氏によると、iPhone14 Proはディスプレイが大幅にアップデートされると報じています。
ノッチが廃止され、新たにパンチホールデザインになると予想されています。iPhone史上初のパンチホールディスプレイの搭載が濃厚です。
2021年の情報だと、1つのパンチホールが搭載されるとされていましたが、2つのホールが横並びの配置になる可能性があります。
ポイント①
フロントカメラとFace IDが並んで配置される可能性があります。
We now believe Apple will have a hole + pill design on the iPhone 14 Pro and Pro Max models. The smaller hole will not be invisible...The two hole concept will be unique to Apple, like the notch, not similar to all the pill models from Huawei...Let's see those new renders pic.twitter.com/Udt8cTKzPZ
— Ross Young (@DSCCRoss) January 12, 2022
ロス・ヤング氏によると、ノッチを廃止するため代わりに2つのホールを搭載すると報じています。
ポイント②
ディスプレイ上部のノッチを廃止し、よりフルスクリーンディスプレイに近いデザインとなります。
表示領域がさらに拡大されることで、閲覧性が向上します。
また、ディスプレイの表示領域が拡張されることでバッテリー残量の%表示などが実現すると予想されています。
参考
ノッチとは、iPhoneのディスプレイ上部の切り欠き(フロントカメラ,接近センサー,スピーカー)の部分です。
デバイス使用中は単一のカプセル型
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、フロントカメラおよびFace ID用のセンサーが搭載したノッチ部分は2つのホールで構成されるとしていますが、ディスプレイ点灯時は1つのカプセル型に見えるとしています。
ポイント
iPhone使用時は1つのカプセル型に表示されます。
動画視聴時などに文字など映像が途切れることを防止するためとしています。
大型のパンチホールを採用
iPhone14 Proのフロントカメラ周りのデザインがパンチホールになると報じられていますが、的中率の高いリーカーであるジョン・プロッサー氏によるとパンチホールの大きさは予想よりも少し大きくなる可能性があると報じています。
ポイント
ノッチが廃止される代わりに、やや大きめのパンチホールデザインとなると予想されています。
新たなデザインが採用されることにより、iPhoneでYouTube動画やAmazonプライムビデオなどの動画配信サービス、ゲームアプリを楽しむ際にほぼフルスクリーンとなり画面が広く視認性が向上するメリットがあります。
リーカーのShrimpApplePro氏によると、パンチホールの直径は5.631mmと報じられています。iPhone13シリーズより若干画面の領域が広いが、大幅に画面サイズが広がるといったイメージではありません。
パンチホールディスプレイのデザインは、ほぼほぼ確定していると予想されます。
ディスプレイサイズは6.1インチ
ディスプレイ業界に詳しい調査会社「DSCC」のロス・ヤング氏によると、iPhone14 Proのディスプレイサイズは6.1インチになる可能性があると報じています。
ポイント
現行モデルと変わらずディスプレイサイズは6.1インチが採用されると報じられています。
また、iPhone14 Pro Maxのみ6.7インチになると予想されます。
歴代iPhoneのProシリーズの画面サイズはiPhone12 Proから変わらず6.1インチです。
iPhone11 Pro | 5.8インチ |
iPhone12 Pro | 6.1インチ |
iPhone13 Pro | 6.1インチ |
iPhone14 Pro | 6.1インチ |
LTPO OLEDディスプレイ搭載
韓国メディアThe Elecによると、iPhone14 Proのディスプレイパネルには省電力性能に優れたLTPO OLEDディスプレイを採用する可能性があると報じています。
また、Samsung Displayは、新たにiPhone14シリーズ用の高輝度有機ELディスプレイを搭載すると報じられています。
さらにiPhone13シリーズでも対応した、ProMotion(120Hzのリフレッシュレート)が採用されるとしています。
ポイント
さらに明るく、より反応の良いディスプレイとなります。また、省電力性能も向上するためバッテリー消耗を抑えます。
解像度、輝度やコントラスト比についての詳細は明らかになっていません。
画面内蔵型Touch IDは非搭載
以前から期待されていた画面内Touch IDの搭載についてですが、画面内蔵型指紋認証センサーは開発はされているものの現時点では、iPhone14シリーズには搭載されないことが濃厚となってきました。
ポイント
画面内Touch IDの搭載はiPhone15以降と予想されています。
また、Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、Touch IDはセキュリティの観点からFace IDへ移行する可能性もあると報じています。
ディスプレイ下埋込み型カメラは2024年以降
ロス・ヤング氏は、ディスプレイ下埋込み型カメラ(アンダーディスプレイカメラ)はAppleでは2024年頃から採用する可能性があると予想しています。
Galaxy Z Fold3 5Gに既にこの技術が採用されており、ディスプレイ下埋め込み型カメラが搭載されています。
ポイント
フロントカメラなどをディスプレイ下に埋め込むことで、ディスプレイの表示領域が広がりさらに視認性が向上します。
これが実現すれば、カメラをディスプレイの裏側に隠すことで完全にフルスクリーンディスプレイとなります。
予想まとめ
2022年モデル:2つのパンチホール搭載
2023年モデル:1つのパンチホール搭載
2024年モデル:ディスプレイ下埋込み型カメラ搭載
ただし、カメラだけでなくFace IDをディスプレイ内に埋め込むためには赤外線センサー、近接センサーなど多くのセンサーを内蔵するため時間を要すると的中率の高いリーカーであるDylan氏が伝えています。
まとめ
2022年モデルのiPhone14 Proのディスプレイの進化ポイントをまとめました。
次期モデルの新型iPhoneでは、ノッチが廃止されパンチホールが採用されると予想されています。
ポイント
大きな進化ポイントは、フロントカメラとFace IDが並んで配置される可能性があるところです。
これらの情報が実現すれば、iPhone13以前のノッチが広いモデルを持っている人は最適な買い替え時期となります。
ディスプレイの進化は多くの海外メディアで話題となっています。今後の情報に期待が高まります。
新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
これらは初期の情報で、最終スペック、デザインは変わる可能性があります。
Source:Apple Hub , The Elec , The Silicon , Tech Limited , FRONT PAGE TECH , Pigtou