iPhone SE 第4世代に関する最新情報が続々と登場してきました。
次期モデルのiPhone SEは、iPhone14の筐体をベースとして外部接続端子がUSB-Cに変更され2024年後半から2025年に登場する可能性があると報じられています。
海外メディアMacrumorsによると、iPhone15 Proに搭載されたアクションボタンも搭載される可能性があるとのことです。
この記事では、次期モデルのiPhone SE4の予想スペックとiPhone14を比較して最新情報や予想を解説していきます。
iPhone SEが気になっている方、iPhone SE4の発売を待つべきか悩んでいる方は参考にしてください。
目次
iPhone SE4とiPhone 14の違いを比較
iPhone SE4はまだ発表もされていないモデルですが、発売に関する多くの噂があります。
2025年に次期モデルのiPhone SE4が登場する可能性が高いと、多くの海外メディアで報じられています。
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、現行モデルのiPhone SEと比べて大きく進化して登場するとしています。
ポイント
iPhone SE4はiPhone14ベースで開発され、機能が抑えられ価格の安さを重視したモデルになると予測されています。
iPhone14とiPhone SE4の予想スペックを比較して、現時点での予想を詳しく解説していきます。
ディスプレイの比較
iPhone SE4は、6.1インチの有機ELディスプレイが採用されると報じられています。
韓国メディアのThe Elecによると、有機ELディスプレイは中国BOEが供給する可能性があるとしています。
iPhone14と同じ画面サイズとなり、液晶ディスプレイから有機ELディスプレイにアップデートされると予測されています。
ポイント
サイズもほぼ同様となるため、iPhone14ケースを流用できる可能性があります。
物理ホームボタンが使いやすいことで、根強い人気を誇っているSEシリーズですが、ディスプレイの変更に伴ってAppleはホームボタンを廃止して新たな認証方式を採用する可能性があると報じられています。
コントラスト比やその他のディスプレイ性能については、同様になるかは不明です。
次期モデルのiPhone SE4が登場するまでにフラグシップモデルのiPhoneは完全にダイナミックアイランドに移行すると予測されているため、最後のノッチデザインになる可能性があります。
また、ハードウェアのコスト面を考慮すると、Face IDおよびTrueDepthカメラシステムをサポートしない可能性があると予想されています。
iPhone SE4 | iPhone14 | |
画面種類 | Super Retina XDR | Super Retina XDR |
サイズ | 6.1インチ | 6.1インチ |
解像度 | 2532×1170 | 2532×1170 |
TrueDepth | - | ○ |
Face ID | - | ○ |
カメラ性能の比較
搭載されるカメラはiPhone14とiPhone SE4とでは、大きく差別化されて登場することが予測されています。
次期モデルのiPhone SE4は、現行モデルのiPhone SE3と同じくシングル12MPカメラ(広角)が搭載されると報じられています。
ポイント
現行モデルからの大きな進化はない可能性があります。
いくつかのアップデートがあると予想されていますが、現時点では詳しいリーク情報はありません。
iPhone SE4 | iPhone14 | |
カメラ | シングルカメラ | デュアルカメラ |
光学ズーム | 1倍 | 0.5倍/1倍 |
プロセッサの比較
次期モデルのiPhone SE4が登場するのが2024年以降になることから、A17 Bionicチップが搭載されると報じられています。
iPhone14はA15 Bionic(GPU5コア)が搭載されているので、性能は次期モデルのiPhone SE4が大幅に上回ると予想されます。
モデル | SoC |
iPhone SE2 | A13 Bionic |
iPhone SE3 | A15 Bionic |
iPhone13 | A15 Bionic |
iPhone14 | A15 Bionic |
iPhone14(Proモデル) | A16 Bionic |
iPhone15 | A16 Bionic |
iPhone15(Proモデル) | A17 Pro |
iPhone16 | A17 Bionic(予想) |
iPhone16(Proモデル) | A18 Pro(予想) |
iPhone SE4 | A17 Bionic(予想) |
生体認証の比較
iPhone SEシリーズはTouch IDを搭載した最後のiPhoneです。
アップルの内部情報に詳しいアナリストのミンチー・クオ氏は、次期モデルのiPhone SE4は電源ボタンにTouch IDが内蔵されると予測しています。
ポイント
ホームボタンが廃止となりますが、Touch IDを用いた指紋認証を継承する可能性があります。
iPad Airなどに搭載されているTouch ID電源ボタンは、現時点でiPhoneには搭載されていませんがTouch ID電源ボタンはコストを低く抑えてiPhone SEの目玉機能として、他のiPhoneと差別化する可能性があると報じられています。
iPhone SE4 | iPhone14 | |
生体認証 | Touch ID | Face ID |
バッテリー性能の比較
iPhoneのバッテリー性能は、新型モデルになるとバッテリー持ちが向上する傾向にあります。
しかしながら、iPhone SEシリーズは性能を抑えて価格を安くしたモデルとなるためバッテリー持ちはiPhone14の方が良いと予想されます。
詳しい内容が分かり次第、情報を更新します。
外部接続端子の比較
スマホなどの電子機器端子を2024年秋までにUSB-Cに統一することが義務化されたため、iPhone15シリーズではLightning端子からUSB-C端子に進化しました。
ポイント
外部接続端子がLightningからUSB-Cに移行する可能性があります。
iPhone SE4 | iPhone14 | |
外部端子 | USB-C | Lightning |
ストレージと価格の比較
ストレージ容量に関しては、現行モデルのiPhone SEと同様に64GB、128GB、256GBの3モデルになると予想されます。
iPhone14をベースに開発されると噂のiPhone SE4は、iPhone14とほぼ同じ性能で約3万円安い廉価モデルとなることが予測されています。
Bloombergのマーク・ガーマン氏は、販売価格は499ドルからと予測しており、現行モデルのiPhone SEよりもやや高めの価格設定になると予想されます。
iPhone SE4 | iPhone14 | |
ストレージ | 64/128/256GB | 128/256/512GB |
価格 | 89,800円~(予想) | 119,800円~ |
詳しい内容が分かり次第、情報を更新します。
まとめ
iPhone14と同じような性能ですが、機能が抑えられ価格の安さを重視したエントリーモデルになると予測されています。
有機ELディスプレイ搭載のiPhoneの中で最安モデルになると噂されています。
ポイント
予想されている発売時期が2024年後半以降ということもあり、発売を待たずに現行モデルのiPhone14やiPhone SEを購入することをおすすめします。
現時点で多くのアップデート内容に関してはまだまだ謎に包まれている状況で、発売に近づくにつれてより多くの情報が登場してくると予想されます。
新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
これらは初期の情報で、最終スペック、デザインは変わる可能性があります。
Source:Macrumors , Patently Apple , Matt Talks Tech , Apple Hub , Apple