iPhoneなどのスマホやiPadなどのタブレットを、外出先でも充電できる「モバイルバッテリー」。
モバイルバッテリーは充電切れを防ぐ強い味方で、必需品と言えます。
バッテリー消費の激しいYouTubeなどの動画視聴やゲームをプレイする方には便利なアイテムです。
スマホだけでなくモバイルバッテリーも進化しています。
この記事では、大容量、急速充電に対応したモデル、薄型でコンパクトな最新モバイルバッテリーをご紹介していきます。選び方のポイントについても徹底解説していきます。
最新のモバイルバッテリーが続々と登場してきました。
モバイルバッテリーの購入を検討されている方は是非参考にしてください。
目次
モバイルバッテリーを選ぶときのポイント
様々な種類のモバイルバッテリーがありますが、選ぶときの大切なポイントがあります。
選び方のポイントは以下の2つです。
選ぶときのポイント
- 容量は「10,000mAh」以上のモデル
- 充電スピードが高速なモデル
他にも重さなど重視する点はありますが、基本的に性能を重視すればその他のスペックは自ずとついてきます。
以上のポイントについて詳しく解説していきます。
容量は「10,000mAh」以上のモデル
商品のパッケージや本体に記載してある「mAh」は容量を表す単位です。
容量が大きければ大きいほど充電できる回数が増えていきます。
✔ モバイルバッテリーの容量と充電回数
充電回数の目安
- 5000mAh:約1回
- 10,000mAh:約2.5回
- 20,000mAh:約4回
- 25,000mAh:約5~6回
※充電回数はiPhone13 Proを「0%→100%」まで充電できる回数の目安です。
ココがポイント
スマホを2回以上フル充電できる10,000mAh~がおすすめです。
今回は例としてiPhone13 Proで計算した充電回数ですが、正確に自分のスマホの充電回数を知りたい方は以下のとおり計算をしてください。
充電ロスというものが存在するので、そこを考慮した計算をします。
10,000mAh (モバイルバッテリー) × 0.7 (充電ロス係数) ÷ 2,815mAh (スマホ)= 2.48
つまり、10,000mAhのモデルは2.5回はフル充電できることになります。
しかしながら、バッテリー容量の大きいスマホには注意が必要です。
注意ポイント
スマホによって充電できる回数が異なります。また、スマホのバッテリー容量は時代とともに変化します。最適な容量を選ぶことが大切です。
充電スピードが高速なモデル
充電速度が高速ならストレスなく素早く充電ができます。
そのため、急速充電に対応したモデルをおすすめします。
✔ 出力電流「2.0A」以上のモデル
モバイルバッテリーの出力は充電スピードを表しています。
A(アンペア)の数値が大きくなるほどはやく充電できます。
充電スピードの目安
- 1.0A:70分
- 1.5A:45分
- 2.0A:30分
※充電回数はiPhone13 Proを「0%→100%」まで充電できる時間の目安です。
2.0A以上のモデルは充電スピードが格段に上がり、ストレスなく高速で充電することが可能です。
✔ PD(Power Delivery)対応モデル
USB-PD(Power Delivery)とは次世代の高速充電規格です。
ポイント
モバイルバッテリーがPD対応していると、モバイルバッテリー本体への充電の際やスマホなどへの充電に通常の半分程度の時間で充電が可能です。
スマホを素早く充電したい方、タブレットへの充電を想定している方はPD対応モデルがおすすめです。
【2023年最新】おすすめのモバイルバッテリー
モバイルバッテリーを選ぶときに大切なポイントを踏まえておすすめモデルを厳選して紹介します。
紹介するのは大容量、複数のUSBポート、急速充電に対応したモデル、コンパクトな最新モバイルバッテリーです。
Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W
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10,000mAhの大容量で20W出力PD対応となります。
USB-Cポート搭載の薄型モデルのモバイルバッテリーです。
また、約1.5cmの薄さで持ち運びに非常に便利です。
仕様・スペック
メーカー:Anker
容量:10,000mAh
最大出力:USB-C(20W)/USB-A(12W)
USB-C入力:5V=3A / 9V=2A / 15V=1.2A
USB-C出力:5V=3A / 9V=2.22A
USB-A出力:5V=2.4A
サイズ:約150 x 69 x 15 mm
重量:約212g
2ポート同時充電に対応していて、スマホ以外にもタブレットなど幅広い機種へ対応しています。
iPhone14を2回以上、Galaxy S20を約2回、iPad miniを1回以上充電可能です。
iPhone14であれば、わずか30分で約50%まで高速充電することができます。
低電流モードが搭載していて、イヤホンなどの出力を控える必要のあるデバイスの充電に最適です。
こんな方におすすめ
- 薄型軽量モデルが欲しい!
- 素早く充電したい!
- イヤホンやスマートウォッチなども充電したい!
Anker PowerCore Essential 20000 PD
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20,000mAhの大容量バッテリーでUSB PD対応のモバイルバッテリーです。
PD対応USB-CとPowerIQ 2.0対応USB-Aの2種類のポートを搭載しています。
iPhone14なら約4回以上、iPad Proなら約2回のフル充電が可能です。
仕様・スペック
メーカー:Anker
容量:20,000mAh
最大出力:USB-C(18W)/USB-A(18W)
USB-C入力:5V=3A / 9V=2A / 15V=1.2A
USB-C出力:5V=3A / 9V=2A / 15V=1.2A
USB-A出力:6V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A
サイズ:約158 x 74 x 19 mm
重量:約346g
20,000mAhクラスの中では厚みが19mmとスリムで業界最薄となります。
重さは350mlペットボトル1本分です。大容量モデルにしては軽量設計です。
低電流モード搭載で、イヤホンなどのデバイスに最適な充電が可能です。
こんな方におすすめ
- 20,000mAhの大容量モデルが欲しい!
- 大容量モデルで安さを求めている!
- 急速充電モデルが欲しい!
TP-Link TL-PB20000
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災害対策にもおすすめな、大容量でコスパの良いモバイルバッテリーです。
2つのポートで同時に充電できるパススルー充電に対応しています。
仕様・スペック
メーカー:TP-Link
容量:20,000mAh/74Wh
サイズ:約157.8 x 65.4 x 24 mm
重量:約377g
旅行などで出かける際に大容量だと非常に便利です。
さらに、モバイルバッテリーを充電しながらスマホも充電できるので便利です。
こんな方におすすめ
- 20,000mAhの大容量モデルが欲しい!
- 大容量モデルで安さを求めている!
- パススルー充電対応が欲しい!
CIO SuperMobileCharger CIO-SC2-10000
大容量で多機能なモバイルバッテリーです。
Type-CポートとType-Aポートを搭載しています。また、折りたたみ可能なACプラグが内蔵されています。
仕様・スペック
メーカー:シーアイオー(CIO)
容量:10,000mAh
サイズ:約82 x 80 x 29 mm
重量:約241g
最大18W出力が可能のため、急速充電に対応しています。
さらに、Qi規格のワイヤレス充電に対応しているので、iPhoneを背面に乗せるだけで充電できるので便利です。
バッテリー残量が%表示するので具体的な残量がすぐ分かって使い勝手が良いです。
こんな方におすすめ
- 多機能なモバイルバッテリーが欲しい!
- バッテリー残量が%表示のモバイルバッテリーが欲しい!
- Qi規格のワイヤレス充電に対応したモデルが欲しい!
- コンセントプラグ付きが欲しい!
現在は、様々なモバイルバッテリーが登場していますが重量の大小だけでなく、容量や急速充電対応の可否などをよく確認して選ぶことが大切です。
まとめ
モバイルバッテリーは外出先などで、いつでもどこでもスマホやタブレットなどを充電することができる便利なアイテムです。
通勤や通学、旅行などの際にスマホなどのバッテリー残量を気にせず使えるのが最大のメリットです。
モバイルバッテリーと言っても、様々な特徴があります。
ポイント
どうせ購入するなら、10,000mAhの大容量モデルで、USB PD対応などで急速充電をして時短に繋げて快適に。
自分の使用用途に合った最適なモバイルバッテリーを見つけてください。