Appleの新しい純正ディスプレイが開発されていると多くの海外メディアで話題となっています。
ディスプレイのデザインが刷新され、スペックも大幅にアップデートされて登場するとしています。
2019年に発売された現行モデルのPro Display XDRは、Retina 6K解像度(6016×3384ピクセル)の32型LCDパネルを搭載したプロ向けの液晶ディスプレイです。
次期モデルは、3種類の純正ディスプレイが登場すると予想されています。
この記事では、Appleの新しい純正ディスプレイについてのスペックや発売時期などの情報を解説していきます。
Appleの新しい純正ディスプレイがどのようなモデルになるのか気になる方は参考にしてください。
目次
新型Pro Display XDRに関する最新情報
Appleの新しい純正ディスプレイはどのようなモデルになるのか最新情報と予想をまとめていきます。
最新情報まとめ
- 3種類の純正ディスプレイが登場
- ミニLEDディスプレイ搭載
- 解像度は7K
- 120Hzのリフレッシュレートに対応
- Apple Silicon搭載
- ディスプレイがMacの処理をサポート
- 発売時期は2022年前半
現時点での最新情報および予想を詳しく解説していきます。
3種類の純正ディスプレイが登場
的中率の高いリーカーであるDylan氏によると、24インチ、27インチ、32インチの純正ディスプレイが登場するとしています。
ディスプレイはLG製のApple向けパネルを採用し3機種開発していると報じられています。正面以外から見てもより正確な色が表示できる超広視野角を実現するとしています。
ポイント
- 24インチモデル:24インチiMac同様のディスプレイ
- 27インチモデル:新型iMac Pro同様のディスプレイ
- 32インチモデル:Pro Display XDRの後継モデル
すべてのモデルがディスプレイ単体でパソコンとして使用することはできない外部モニターです。
24インチモデルは、現行モデルの24インチiMacに搭載されているディスプレイと同じもので、27インチモデルは、次期モデルのiMac Proに搭載されるディスプレイと同じになると報じられています。
また、32インチモデルは現行のPro Display XDRの後継モデルとして登場するとしています。
ミニLEDディスプレイ搭載
2021年モデルのiPad Pro 12.9インチモデルに搭載されたミニLEDが27インチモデルおよび32インチモデルのみ搭載すると言われています。
12.9インチモデルのiPad Proだけに搭載されたディスプレイは、ミニLEDを1万個以上内蔵していて、1,000,000:1の高コントラスト比と最大1,600ニトの高輝度表示に対応しました。
Dylan氏によると、新たな外部ディスプレイでもバックライトにミニLEDが採用される可能性があると予想しています。
また、32インチモデルについては、画面解像度は7Kになると報じられています。
ミニLEDとは
明るい部分はより明るく鮮やかに表示されて、暗い部分はより暗く引き締まって鮮明な映像が表示されます。
120Hzのリフレッシュレートに対応
27インチモデルと32インチモデルのみ120Hzのリフレッシュレートに対応すると報じられています。
現行モデルのPro Display XDRは、最大60HzとなっていてFPSなどの動きの速い映像を要求するゲームには不向きですが、次期モデルはより滑らかな映像を表現できます。
参考
リフレッシュレートは、1秒間に画面が何回更新されたかを表す値です。数値が上がるとより映像の動きは滑らかになりますが、画質の品質を向上させる単位ではありません。
Apple Silicon搭載
32インチモデルのみ、ディスプレイにApple Siliconチップが搭載されると報じられています。
ディスプレイにAシリーズチップが搭載され、MacBook ProやMac ProなどのグラフィックやCPUの処理の負担を軽減すると予想されています。
ポイント
ディスプレイがMacの処理をサポートし、より高速な処理が可能となります。
ディスプレイ自体に外部CPUが搭載されているといったスタイルになると予想されています。
発売時期は2022年前半
Dylan氏によると、Appleの新しい純正ディスプレイは2022年前半に登場するとしています。
また、Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、WWDC22で発表される可能性があると報じています。
現行モデルは発売してから2年以上も経過していて、新モデルが登場する際に、新型Mac Proなどのハードウェアの登場も期待されています。
画面サイズの小さいモデルは価格を20万円以下で発売すると報じられています。
Pro Display XDRの後継モデルの価格は、現行モデルと同価格帯となり60万、70万円すると予想されています。
詳しい発売日や価格が分かり次第、情報を更新します。
まとめ
Appleの新しい純正ディスプレイについてのスペックや発売時期などの情報をまとめました。
ディスプレイのスペックが向上し、より作業しやすいモデルになると予想されていて、今後の情報に期待が膨らむディスプレイと言えます。
純正ディスプレイの登場により、2022年のApple新製品の登場も期待されます。
新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
これらは初期の情報で、最終スペック、デザイン、発売時期は変わる可能性があります。
Source:Dylan , Apple , Appledsign , Appledsign(2)