Appleの高音質スマートスピーカーである第2世代のHomePodが登場しました。
スマートスピーカーはただのスピーカーではなく、音声だけで幅広い操作が可能なAIアシスタントなど様々な機能を持つスピーカーです。
この記事では、2023年モデルの新型HomePodでできることと、便利なポイントを徹底解説していきます。
HomePodが気になっている方、HomePod 第2世代の購入を検討されている方は参考にしてください。
目次
HomePodとは
HomePodは、Appleのスマートスピーカーです。
スマートスピーカーは他にもAmazon EchoやGoogle Homeなどがありますが、スマートスピーカーの中では最高峰の音質を誇ります。
iPhoneやiPadなどと連携して使えて、インテリアの一部になるようなデザイン性の高いスピーカーとなっています。
ポイント
対応する端末やサービスとネットワークを接続すれば、話しかけるだけで音楽鑑賞やインターネット検索、対応家電の操作などが簡単にできるのが最大の魅力です。
iPhoneで使い慣れている機能やアプリをそのままHomePodで利用できるので、iPhoneユーザーにはあって嬉しいデバイスとなります。
HomePod(第2世代)の特徴や仕様
まったく新しいHomePodとなって登場したHomePod(第2世代)の特徴は以下のとおりです。
特徴や仕様
- S7チップ搭載(初代はA8チップ)
- 超広帯域チップ(U1)搭載
- 360度の音場を生み出すスピーカー搭載
- 初代よりも音質が向上
- 初代よりもSiri機能が強化
- 4つのマイク搭載
- 温度/湿度/加速度センサー搭載
- マルチルームオーディオ対応
- Matter対応
- ファミリー対応
- ドルビーアトモス対応
- ステレオペア対応
- Bluetooth 5.0/802.11n Wi-Fi対応
- 価格は44,800円
初代から大きく変わったのは、音質の向上とSiri機能の強化、プライバシー保護機能で安全なスマートホームが特徴です。
HomePod miniよりも20%高速な処理能力で、初代では搭載していなかったU1チップによって、様々なApple製品とのシームレスな連係が可能となりました。
また、Matterに対応しているため、様々なIoT機器と接続できスマートハブとしても利用できます。互換性を高めて利便性をも高めます。
HomePod(第2世代)の外観デザイン
外観デザインは初代と変わっておらず、高さが4mm小型化し、0.2Kg軽量化されました。
本体は100%再生メッシュ素材が採用されていて、カラーはミッドナイトとホワイトの2色のみとなります。
初代HomePodとのサイズ感の比較は以下のとおりです。
HomePod2 | HomePod | |
高さ | 168mm | 172mm |
横 | 142mm | 142mm |
重さ | 2.3kg | 2.5Kg |
本体上部にはタッチコントロールが搭載されています。
音声操作以外にもタッチコントロールを使って、音量の調整などの操作が可能です。
また、本体上部にタッチして音楽の再生や一時停止、曲のスキップなどもできます。
HomePod (第2世代)でできること
最近では様々なスマートスピーカーがありますが、AppleのHomePodならではの機能が多く搭載しています。
HomePodは、1台あれば家をスマートホーム化してさらに便利な生活を送ることができます。
具体的にHomePod(第2世代)でできることを詳しく解説していきます。
Siriで様々な音声操作が可能
本体上部をタップしての操作も可能ですが、リモコンやスイッチなどの手動操作をしなくても声だけで操作が可能です。
HomePod(第2世代)はAIやマイク性能が非常に優れていて、他のスマートスピーカーと比べると圧倒的な操作性を実現します。
ポイント
周囲の反響音を読み取り調整したり、音楽を再生中でもユーザーの声をしっかりと認識します。
音声操作は以下のような使い方が可能です。
- 音楽や動画の再生
- 天気やニュースの情報収集
- インターネット検索
- リマインダーやスケジュール管理
- アラーム(目覚まし機能)
- ショッピング
- 家電や照明機器などの操作
正確な音声の読み取りができないとストレスを感じるかと思いますが、音声の認識率が良くレスポンスも早くて優秀です。
今ある家電を音声操作可能
HomePodで今あるエアコンやテレビ、照明などの家電製品を操作することができます。
HomeKitやSiriショートカットで設定が可能です。
ポイント
HomePodがあれば、音声でエアコンなどの家電を操作ができて非常に便利です。
HomeKitに対応していない家電の場合は、スマートリモコン「Nature Remo mini2」などを導入することで今ある家電を音声操作可能になります。
ショートカットを使った家電の音声操作ができるようになります。
HomePodと家電を繋ぐ役割をするのがスマートリモコンです。
各リモコンをスマートリモコンに登録することで、HomePodやスマホのアプリ上でも操作が可能になります。
Apple製品とシームレスに接続できる
HomePod(第2世代)は、超広帯域チップ(U1)を搭載しているため、様々なAppleデバイスとシームレスに繋がります。
iPhoneやiPadを認識して、音楽や通話の引き継ぎなどが双方向でよりスムーズに行えるようになりました。
外出中にAirPods Proで聴いていた曲は、帰宅後スムーズにHomePodに引き継げて快適です。
ポイント
iPhoneなどで使っているアプリや機能がそのまま使えるため、シームレスで使い勝手が良いです。
電話やメモ、Apple MusicもそのままHomePodで利用することが可能となります。
非常にシームレスで実用的で使い勝手が良く、Apple Musicで登録しているプレイリストが使えたりと操作感をそのまま利用できるのは魅力的です。
室内検知機能でサウンドを自動調整
HomePod(第2世代)は、S7チップを搭載していて最新ソフトウェアとシステム検知テクノロジーによって壁からの音の反射などを認識して空間を検知します。
そのため、音質をリアルタイムで最適な状態に自動調整します。
ポイント
室内検知機能でより心地良い快適なサウンドを実現します。
臨場感あふれる原音に忠実な音を再生
HomePod(第2世代)は、HomePod miniのコンピューテーショナルオーディオにウーファーを加えて低音をさらに強化しています。
また、電源を入れる操作が不要なので、音楽を聴きたいときにすぐ聴くことができて手軽に音楽を楽しめます。
ポイント
深みのある豊かな低音と臨場感あふれるサウンドを再生することが可能です。
また、360度の音場を生み出すスピーカーを搭載していて、音の広がりや厚みを全方向から体験できるのもHomePodの魅力です。
AmazonのスマートスピーカーであるEcho Showなどのスピーカーと比べると圧倒的な音質の差が体験できます。
空間オーディオ対応で音楽を聴ける
HomePod(第2世代)は1台でも空間オーディオに対応していて、臨場感溢れる立体的なオーディオ体験ができます。
ポイント
空間オーディオにより音の距離感を楽しめて音に包まれるような、よりリアルなサウンドを聴くことができます。
様々な方向から音が聞こえてくるなど臨場感が増し、まるで映画館にいるような体験ができます。
また、2台設置すればステレオペアを構築でき、より広がりのある音となりますが初代モデルやHomePod miniとは互換性がなく、第2世代のみで動作します。
温度湿度センサー搭載でスマートホーム機能が充実
HomePod(第2世代)は、温度と湿度センサーが搭載されています。
部屋の温度や湿度を確認できるだけでなく、温度に応じてエアコンや扇風機などを自動でオンオフできるオートメーションを作成できます。
ポイント
スマートホーム機能が充実しているため、常に最適な部屋を実現します。
温度が20℃以下になった場合にエアコンを起動するなど、様々なトリガーで動作することが可能です。
テレビのスピーカーとして使える
HomePod(第2世代)は、Apple TVを接続しているテレビと連携しTVの音声をHomePodから流すことができます。
ポイント
オーディオデバイスとしてHomePod(第2世代)を利用できて迫力のあるサウンドで楽しむことができます。
5つのビームフォーミングツイーターや、カスタム設計の高偏位ウーファーによって高品質なサウンド再生が可能です。
Bluetooth接続ですが、遅延もまったくなく快適な視聴環境を構築できます。
まとめ:HomePod(第2世代)を買うべき?
進化したHomePodが登場しました。発売は2月3日(金)となります。
外観は初代モデルから大きく変わっていませんが、性能が大幅に向上しています。
HomePod 第2世代を買うべき人、おすすめする人は以下のとおりです。
こんな方におすすめ
- 音質重視のスマートスピーカーが欲しい
- HomeKitデバイスに興味がある
- 普通のスピーカー+αの多機能を求めている
- Apple製品を持っている
価格は44,800円となっていて、スマートホームの中でも高いですがそれ相応の価値があります。
価値が還元されて元が取れるガジェットは生活満足度が格段に上がります。
この機会に是非使ってみるのもよいのではないでしょうか。
Source:Apple