Appleは、日本時間2023年10月31日のAppleイベントで新しいM3チップを搭載した新型iMacを発表しました。
従来モデルのiMacの性能や機能を引継いで、さらに進化したモデルになりました。
この記事では、M3チップ搭載24インチiMacについての特徴をまとめています。
新型iMacを購入すべきか悩んでいる方は参考にしてください。
目次
M3搭載24インチiMacの特徴
新型iMacはデザインは従来のiMacと変わりませんが、性能が大幅に進化して登場しました。
最新情報まとめ
- M3チップ搭載
- 処理速度は最大2倍高速
- 24インチ4.5K Retinaディスプレイ搭載
- メモリは8GB/16GB/24GB
- ストレージは256GB/512GB/1TB/2TB
- Thunderbolt 3×2搭載
- Wi-Fi 6E対応
- Bluetooth 5.3対応
- 価格は198,800円～
- 11月7日（火）発売
iMacの進化ポイントについて、詳しく解説していきます。
次世代M3チップ搭載
2年ぶりの刷新となった新型iMacには新たにM3チップが搭載されました。
| M3iMac | M1iMac |
| CPU：8コア GPU：8コア メモリ：最大24GB レイトレーシング 16コアNeural Engine 100GB/sのメモリ帯域幅 |
CPU：8コア GPU：7コア メモリ：最大16GB 16コアNeural Engine |
2021年に登場したiMacに比べるとデザインは変わらないものの、M1の2倍高速となり性能が大きく進化しました。
ポイント
M1に代わる新たな強力なチップである「M3チップ」を搭載し、よりパワフルになります。
3nmプロセスで製造され、処理速度だけでなく省電力性能も改善されるため本体の発熱の低下にも繋がりパフォーマンスが向上しました。
また、M3チップは2024年に刷新されるiPad Proにも搭載される見込みです。
24インチ4.5K Retinaディスプレイ搭載
新型iMacのディスプレイサイズは従来モデルと変わらず24インチとなりました。
ディスプレイ性能は変化していませんが、重量が4.46Kgから4.43Kgに軽量化されています。
広々とした4.5K Retinaディスプレイは、臨場感あふれる映画やゲームにも最適です。
ポイント
美しい4.5K Retinaディスプレイであらゆる映像を繊細に映し出します。
Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応
新型iMacでは、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3に進化しました。
| M3iMac | M1iMac |
| Wi-Fi 6E（802.11ax） Bluetooth 5.3 |
Wi-Fi 6（802.11ax） Bluetooth 5.0 |
安定した通信が可能となり通信速度が速くなり、あらゆるパフォーマンスが向上します。
Wi-Fi 6Eは、Wi-Fi6に比べて低遅延と安定性を重視したネットワークのため、ゲームのプレイがより快適になります。
ポイント
データ伝送速度が高速化され、データ通信量の多い動画ストリーミングで活躍します。
| 規格 | 通信速度 | 周波数帯 |
| Wi-Fi6E | 9.6Gbps | 2.4GHz 5GHz 6GHz |
| Wi-Fi6 | 9.6Gbps | 2.4GHz 5GHz |
| Wi-Fi5 | 6.9Gbps | 5GHz |
| Wi-Fi4 | 600Mbps | 2.4GHz 5GHz |
Wi-Fiで利用できる周波数帯に6GHzが追加されたことにより、通信容量が増えました。
Wi-Fi 6EもWi-Fi 6と同じく最大通信速度は9.6GHzですが、新たに追加された6GHz帯を利用することで混線を回避でき、より安定した通信が可能です。
ポップなカラーバリエーション
従来のiMacと同様にポップでカラフルなカラーバリエーションが登場しました。
カラーはグリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、パープル、ブルー、シルバーとなります。
ポイント
iMacならではの鮮やかなカラー展開となり、7色から選択できます。
自分の環境に合ったカラーやデザインのモデルを選ぶことができるのは非常にメリットがあります。
発売は2023年11月7日
ポップな7色のカラーバリエーションから選べるiMacは2年ぶりの刷新となりました。
10月31日から予約開始、11月7日に販売開始となります。価格は198,800円～です。
まとめ
新型iMacは、M3チップを搭載して処理速度が最大2倍となって圧倒的なパフォーマンスを発揮できるモデルとなりました。
2021年4月に発売されたM1チップ搭載iMacと比べてると、以下のような進化があります。
進化ポイント
- M1チップ⇒M3チップ
- 処理速度が最大2倍高速
- Wi-Fi 6⇒Wi-Fi 6E
- Bluetooth 5.0⇒Bluetooth 5.3
マイナーアップデートな印象のiMacですが、新しいM3チップを搭載したモデルということで性能が大幅に進化し、これまで以上に日常的な操作についても非常に快適になります。
Source：Apple
