食洗機は家事の時短、節水による節約に繋がり、高温で洗浄するため除菌効果もある便利な家電です。
水に触れることなく、ボタン1つで完結する最強の時短家電の「食洗機」。
ただし設置場所の問題や、水道工事の問題があり導入のハードルが高いことがデメリットとなります。
そんなときに、シロカの食洗機が登場し購入しました。
この記事では、シロカの食洗機の洗浄能力、乾燥能力、実際の運転音、使い勝手を解説しつつメリットとデメリットを紹介していきます。また、購入候補だったJaime SDW-J5L-Wと比較していきます。
食洗機が気になっている方、食洗機の購入を検討している方は必見です。
目次
シロカ SS-M151の仕様とスペック
シロカは、様々な生活家電を生産する国内メーカーです。
シロカの食洗機の特徴は以下のとおりです。
ポイント
タンク式と分岐水栓のどちらも使える2WAYタイプ。
水道工事不要で、洗浄から乾燥まで全自動でできます。
賃貸で水道工事ができない方にも、水道工事できる方にもおすすめです。
洗浄中に庫内が見えるデザインとなっていて、カラーも上品なシックでスタイリッシュなモデルとなります。
仕様・スペックについて
シロカの食洗機の仕様とスペックは以下のとおりです。
■ siroca 食器洗い乾燥機 SS-M151
収納容量 | 16点(3人用) |
使用水量 | 5L |
乾燥方式 | 送風乾燥 |
洗浄方式 | 回転ノズル噴射式 |
消費電力 | 512W(50Hz)/526W(60Hz) |
サイズ | 幅42× 奥行43.5× 高さ 43.5 cm |
コース | 標準/念入り/お急ぎ/ソフト/予約 |
タイマー | 1~6時間 |
洗剤使用量 | 6g |
コード長 | 2.0m |
設置場所の条件
食洗機を使用するための設置場所の条件があります。
本体サイズ以外にも設置場所の条件を考慮して考える必要があります。
注意ポイント
- 水平で安定した場所
- 2m以内にコンセント(アース含む)がある場所
- 排水ができる場所
- ガスコンロなどの熱源から離れた場所
このあたりを注意しながら導入を検討しました。
シロカの食洗機の優れているポイント
優れているポイントは以下のとおりです。
ポイント
- 工事不要で賃貸でも使える
- 一度にたくさん洗える
- 頑固な油汚れや茶渋が綺麗になる
- しっかり乾燥する
- 洗濯機よりも静か
- 水道代が安くなる
購入前に気になるポイントとしても言えます。
実際に使ってみた収納力、洗浄力、乾燥能力などを細かく解説していきます。
工事不要で賃貸でも使える
普通の食洗機は分岐水栓の工事をしないと使用できません。
しかし、シロカの食洗機なら置くだけですぐに使えるのが最大の魅力です。
タンク式、分岐水栓のどちらも使えます。後からでも分岐水栓に切り替えが可能なのでどちらの環境でも利用できて便利です。
分岐水栓を使わない場合は、付属のカップを使いタンクに給水します。
分岐水栓の工事をする食洗機の場合は、工事費用+部品代が別途掛かります。
分岐水栓工事費用
工事費用:5,000円
部品:3,000~12,000円
実際に工事業者に依頼をした際の費用となります。
取り付けする蛇口の形状によって費用が変動します。
ポイント
- 設置してすぐに使える
- 部品代、工事費用が掛からない
【収納力】一度にたくさん洗える
コンパクトサイズですが最大16点の食器が収納できるので、家族3人分の食器を一度に洗えます。
一人暮らしの方の一日分は調理器具も含めカバーできる容量です。
標準収納容量
16 点(大皿2点、中皿2点、小皿2点、中鉢2点、小鉢2点、茶わん2点、 汁わん2点、コップ2点、小物類(はし、スプーン等))
水筒はもちろん、タッパーやZiploc(ジップロック)にも対応しています。
【洗浄力】頑固な油汚れや茶渋が綺麗になる
結論、手で洗うよりも数倍きれいに洗えます。
食べたあと食器を水で軽く流す作業など一切不要で、そのまま庫内に投入でOK。
複雑な構造の容器も問題なく洗浄できます。
ポイント
- 頑固な油汚れがきれいになる
- 手洗いでは落とせなかった茶渋が消滅
- 洗い残し、残香、ぬめりゼロ
マグカップの底についていたコーヒーの着色汚れが、綺麗になるのを見て衝撃を受けました。やはり手洗いには限界があります。
360°あらゆる角度からの洗浄、約65~70℃の高温で洗浄するため除菌もできて衛生面も安心です。
【乾燥能力】しっかり乾燥する
購入時に気になっていた乾燥能力ですが、運転終了後は食器に水滴はゼロです。
ポイント
乾燥のパワーが強いため、タオルで食器を拭く手間がなくなります。
食洗機で洗った後はそのまま食器棚へ戻せます。
ただし、プラスチック容器の場合は多少の水滴が残ることがあります。
【静音性】洗濯機よりも静か
食洗機を導入前に気になるのが運転音です。
結論、洗濯機よりは静かですが別の部屋にいても音は聞こえます。
口コミにあって心配していた「ブザーが鳴るような音」ではなかったのが幸いです。
注意ポイント
食器を詰め込みすぎて庫内に接触しないように注意が必要です。振動音の原因となります。
【節水】水道代が安くなる
手洗いでは食器をすすぐときに水を流しっ放しにするため水道代が掛かりますが、食洗器は水を効率的に循環させて洗います。
そのため、手洗いよりも約30Lの節水が可能となります。(日本電気工業会自主基準/標準汚染時)
1回の食洗機の使用水量は約5Lで、約35Lの水を使用する手洗いよりも経済的です。
1度の皿洗いにかかる水が食洗器の導入により最大で10分の1に抑えられます。
実際にワットチェッカーで消費電力を測定してみました。
参考
洗浄・すすぎ中:467W
乾燥中:2.4W
1回(標準)の料金:約12円
電気代は掛かりますが、それ以上に手洗いする際の水道代は掛かります。
結果的に食洗機を使うことで、水道代が減り節水による節約に繋がります。
シロカの食洗機を使ってみて感じたデメリット
実際に使ってわかったデメリットは以下のとおりです。
ポイント
- 給水が面倒
- 定期的なメンテナンスは必要
しっかり洗浄もできるし乾燥もできる。
機能面もデメリットはありませんが、使い勝手について少しデメリットが存在します。
給水が面倒
賃貸で分岐水栓の工事ができない場合は、本体上部より水を投入する必要があります。
ポイント
付属のカップ(1.8L)を使い3~4回給水でタンクが満水となり、ブザーが鳴ります。
作業は一瞬ですが、「自動で給水してくれればもっと楽だ」と思ってしまいます。
その場合は水道工事をすれば即解決です。
工事ができない賃貸は仕方のない作業だと言えます。他の「工事不要」食洗器も同じように給水作業があります。
しかし、手で洗うことを考えるとお手軽に感じます。
定期的なメンテナンスは必要
定期的なメンテナンスをしないとノズルが回転しなくなります。
ポイント
残さいフィルター、メッシュトレイ、ノズルを最低でも月1回程度のお手入れが必要です。また、食洗機のドアパッキンなども柔らかい布で拭く必要があります。
洗浄中にノズルが回転しなくなることが多発する場合はお手入れが必要となります。
ノズルが回転しなくなって洗浄効果が落ちるのはデメリットです。しかし定期的なメンテナンスで改善します。
まとめ:食洗機は究極の時短家電
工事不要で設置もすべて自分で完結できる食洗機。
シロカは性能やコスパが非常に優れている食洗器です。
こんな方におすすめ
- 工事不要モデルが欲しい!
- 洗浄・乾燥能力が高いモデルが欲しい!
- 2~3人用が欲しい!
- 時短したい!
『購入は早ければ早いほどお得』だと感じました。食洗機は時短に繋がります。時間に余裕ができることにより、できることが増えて生活が変わります。導入しない理由がありません。
様々な家電やガジェットがある中で、便利アイテムの上位に立つものだと言えます。
食洗機が気になっている方、食洗機の購入を検討している方の参考になれば幸いです。