最近のノートPCはDVD、BDドライブが搭載されていないモデルが多くなりました。MicrosoftのSurface ProなどのタブレットPCも搭載しておらず、MacBook Proも数年前からドライブ内蔵モデルがなくりました。
外付けBDドライブがあれば、ドライブが搭載されていないノートPCやタブレットでアニメや映画のブルーレイディスクを再生できたり、ディスクへの書き込みや取り込みも可能となります。
この記事では、DVD、BDドライブが搭載されていないPC、タブレットを持っている方向けにおすすめの外付けBDドライブを紹介していきます。
BD外付けドライブの購入を検討している方は参考にしてください。
目次
外付けBDドライブとは
外付けBDドライブとは、基本的にUSBでパソコンなどに接続します。
ポイント
Blu-rayディスクの読み書きに対応した光学ドライブです。BDの他にCDやDVDも対応しています。
ほとんどのドライブはBD-R、BD-RE、BD-ROMに対応しています。
最近ではAmazonプライムビデオやHuluなどの動画配信サービスで映画やアニメを見ることが多いですが、それでもまだBlu-rayディスクの需要はあります。
BD-R、BD-RE、BD-ROMの違い
ディスクの種類は大きく分けて3種類あります。
BD-R、BD-RE、BD-ROMの違いは以下のとおりです。
参考
- BD-R:1回のみ書き込み可能なディスク(追記型)
- BD-RE:繰り返し書き込み可能なディスク(書き換え型)
- BD-ROM:読み込み専用ディスク(読み込み型)
また、ディスクの容量に関する種類もあります。1層(25GB)、2層(50GB)、3層(128GB)BDXLの製品があります。1枚のディスクで100GBの大容量がありますが、価格は高額となります。
現在のBlu-rayの需要とは
映画やアニメを観るときにBlu-rayだと高音質、高画質で見れるので、DVDよりもBlu-rayを選択するシーンが多いと思われます。
解像度は以下のとおりです。
ポイント
- DVD:720×480
- 地上デジタル放送:1440×1080
- Blu-ray:1920×1080
高解像度で繊細な映像を楽しめるのが最大の特徴です。
YouTubeやAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスはフルHDの解像度に対応し、最近では4Kにまで対応しています。
しかし、購入した映画のBlu-rayディスクの再生や音楽ソフト、ゲームソフトなどのインストールで外付けドライブを使うシーンはあり、まだ需要はあると言えます。
外付けBDドライブを選ぶ際の注意点
外付けBDドライブを選ぶ際には注意点があります。
注意ポイント①
接続する機器によっては動作が不安定になるドライブがあります。
タブレットにはUSBバスパワーの外付けBDドライブは注意が必要です。
USBバスパワー(USB給電)とは、接続している機器から電源を供給するタイプです。
電力が弱いタブレットはUSBバスパワーの外付けBDドライブは高確率で動作しません。DVDやBDで映画を観ているとたびたび途中で止まったりします。
タブレットの場合は、電源を別に取れるACアダプターが付いているものをおすすめします。ノートPCやデスクトップPCはUSBバスパワーで問題ありません。
注意ポイント②
Blu-rayディスクの転送速度のチェックが大切です。
特にディスクに書き込みをしたい場合は、書き込み速度を確認する必要があります。
一般的なポータブルBDドライブは6倍速(最大27.0MB/s)
高速モデルのBDドライブは16倍速(最大72.0MB/s)
高速なドライブは、読み込むのも早ければ書き込むのも早いので非常に快適です。
おすすめの外付けBDドライブ5選
ノートPCはもちろん、タブレットでも使える外付けBDドライブをご紹介します。
今回は、MicrosoftのSurface Proで使用できるか検証しています。もちろん、MacBook ProなどのノートPCでも安定して動作します。
紹介する商品は、すべてタブレットでも動作不安定にならず安定して利用できるモデルを厳選しました。
I-O-DATA 外付けブルーレイドライブ BRP-UT6CK
ポイント
メーカー:I-O DATA
対応メディア:DVD/CD/BD(BDXL)
書き込み速度:8倍速
インターフェース:USB3.1
電源:バスパワー/AC電源
対応OS:Windows/Mac
薄型パソコンにも合うスタイリッシュなデザインで、動作音が驚くほど静かなモデルです。
また、240gと軽いので持ち運びに便利です。USB Type-Cに対応しているので、新型MacBookも利用できます。
BDで映画が観たい方、BDの読み書きがしたい方にはおすすめです。
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ロジテック 外付けブルーレイドライブ LBD-PWA6U3VWH
ポイント
メーカー:ロジテック
対応メディア:DVD/CD/BD(BDXL)
書き込み速度:8倍速
インターフェース:USB/TypeC
電源:バスパワー
対応OS:Windows/Mac
9.5mmの超薄型ドライブで持ち運びに便利です。
UHD BDドライブのため、超高画質4Kブルーレイディスクの再生が可能です。
電源不要でUSBバスパワーですが、Surface Proなどで動画再生、ディスクへの書き込みが安定しています。
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BUFFALO 外付けブルーレイドライブ BRXL-PTV6U3-BK/N
ポイント
メーカー:BUFFALO
対応メディア:DVD/CD/BD(BDXL)
書き込み速度:4倍速
インターフェース:USB3.2
電源:バスパワー/AC電源
対応OS:Windows/Mac
ケーブルが収納できるので、持ち運びもコンパクトです。
書き込みソフトが付属しているのがポイントが高いです。
コスパも良くて、動作も安定していて非常に快適です。持ち運びしたい方におすすめなモデルです。
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I-O-DATA 外付けブルーレイドライブ BRD-UT16LX
ポイント
メーカー:I-O DATA
対応メディア:DVD/CD/BD(BDXL)
書き込み速度:16倍速
インターフェース:USB3.1
電源:AC電源
対応OS:Windows/Mac
4K解像度対応の「Ultra HD Blu-ray」の再生に対応した外付けブルーレイドライブです。
AC電源接続のため、電力不足、読み込み速度の低下などが一切ない安定モデルです。
持ち運びはしないで、家で使いたい方におすすめです。
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Pioneer 外付けブルーレイドライブ BDR-X12JBK
ポイント
メーカー:Pioneer
対応メディア:DVD/CD/BD(BDXL)
書き込み速度:16倍速
インターフェース:USB3.2
電源:AC電源
対応OS:Windows/Mac
BD-Rへ16倍速の高速記録可能です。安定性、記録品質をより重視したモデルです。
BDの再生、書き込みも非常に快適でWindows、Macの最新OSに対応しています。
記録品質を重視して、ディスクの読み取り、書き込み、機能などが高性能なモデルが欲しい方におすすめです。
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まとめ
意外とドライブの無いタブレットやノートPCを持っていると、音楽ソフトやゲームソフトなどのインストールで外付けドライブを使うシーンがあります。
どうせならタブレットでもBDの映画やアニメも観たいと思い、DVDドライブよりもBDドライブを選択したい方も多いとおもいますが、値段もDVD外付けドライブと大差はないです。
ポイント
外付けBDドライブを買うならBUFFALO、I-O DATA、ロジテック、Pioneerがおすすめです。
以上、参考になれば幸いです。