2021年モデルの新型iPhoneである「iPhone13」。
AppleはiPhone13と上位機種であるiPhone13 Proシリーズが登場しました。
この記事では、新型iPhone13の新機能・スペックとiPhone14の予想スペックを徹底解説していきます。
iPhone13の購入を見送りiPhone14の購入を検討するユーザーもいると思います。iPhone13を買うべきか、iPhone14を待つべきか悩んでいる方は参考にしてください。
目次
iPhone13の新機能・最新情報
新型のiPhone13はどのようなモデルなのかまとめていきます。
最新情報まとめ
- A15 Bionicチップ搭載
- カメラの大幅アップデート
- 120Hz(ProMotionディスプレイ)対応
- ノッチの小型化
- マクロ撮影対応
- ストレージ構成に1TBモデル追加
- 端子はLightning継続
- バッテリー性能の大幅向上
- 9月17日予約開始、9月24日発売
詳しく解説していきます。
現行モデルのiPhone12と比較した予想スペックは以下のとおりです。
iPhone12 | iPhone13 | |
ディスプレイ | 5.4インチ(iPhone12 mini)60Hz 6.1インチ(iPhone12)60Hz 6.1インチ(iPhone12 Pro)60Hz 6.7インチ(iPhone12 Pro Max)60Hz |
5.4インチ(iPhone13 mini)60Hz 6.1インチ(iPhone13)60Hz 6.1インチ(iPhone13 Pro)120Hz 6.7インチ(iPhone13 Pro Max)120Hz |
カメラ |
【標準モデル】 【Proモデル】 スマート |
【標準モデル】 【Proモデル】 【共通】 |
プロセッサ | A14 Bionic | A15 Bionic |
メモリ | 4GB/6GB(Proモデル) | 4GB/6GB(Proモデル) |
ストレージ | 【標準モデル】 64GB/128GB/256GB 【Proモデル】 128GB/256GB/512GB |
【標準モデル】 128GB/256GB/512GB 【Proモデル】 128GB/256GB/512GB/1TB |
生体認証 | Face ID | Face ID |
外部接続端子 | Lightning端子 | Lightning端子 |
通信機能 | 5G(sub‑6 GHz)対応 Wi-Fi 6対応 |
5G(sub‑6 GHz)対応 Wi-Fi 6対応 |
バッテリー(ビデオ再生) | iPhone12:最大17時間 iPhone12 mini:最大15時間 iPhone12 Pro:最大17時間 iPhone12 Pro Max:最大20時間 |
iPhone13:最大19時間 iPhone13 mini:最大17時間 iPhone13 Pro:最大22時間 iPhone13 Pro Max:最大28時間 |
カラー | 【標準モデル】 ホワイト/ブラック/ブルー/グリーン/パープル/レッド 【Proモデル】 グラファイト/シルバー/ゴールド/パシフィックブルー |
【標準モデル】 レッド/ブルー/スターライト/ミッドナイト/ピンク 【Proモデル】 グラファイト/シルバー/ゴールド/シエラブルー |
iPhone13の新機能について主要なアップデート内容を徹底解説していきます。
A15 Bionic搭載
チップセットはiPhone12シリーズではA14 Bionicチップが搭載されています。
新型iPhone13では、より高性能なA15 Bionicチップが搭載されました。
ポイント
A14 BionicチップからA15 Bionicチップとなり、CPUコアの性能がさらに高速化し、グラフィック性能も向上します。
2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した新しい6コアCPUとなります。
新しいSoCは現行の 「A14 Bionic」 と同じく6つのコアを持ったチップですが、パフォーマンスが大幅に向上します。
より快適な操作が可能となり、優れたパフォーマンスを実現します。
カメラの大幅アップデート
新型iPhone13のカメラは、iPhone13とiPhone13 miniは2つのカメラが対角線上に配置され、ProモデルはiPhone12 Proシリーズと同様にトリプルカメラ(超広角、広角、望遠)を搭載しています。
- iPhone13/miniのみカメラ配置が斜め
- センサーシフト手ぶれ補正搭載
- ビデオ撮影機能が向上
- シネマティックモードが追加
- 超広角カメラにオートフォーカス搭載
- Proシリーズのみナイトモード対応
- Proシリーズのみマクロ写真撮影が可能
カメラ性能がさらに向上しました。
iPhone13 Proシリーズ以外はレンズの並びが斜めになります。
アナリストのミンチー・クオ氏によると、iPhone14では4,800万画素カメラを搭載し、イメージセンサーが拡大されると報じています。
iPhone14ではすべてのモデルにアップデートされた超広角カメラが搭載し、さらにLiDARが搭載されポートレート写真がより綺麗に撮影できます。
的中率の高いリーカーであるジョン・プロッサー氏によると、iPhone14シリーズはiPhone4に近いデザインが採用されるとしています。
背面カメラが本体内部に埋め込まれるデザインになると予想されています。
ノッチの小型化
iPhone13シリーズでは、ノッチがコンパクト化しました。
ノッチとは、iPhoneのディスプレイ上部の切り欠き(フロントカメラ,接近センサー,スピーカー)の部分です。
ポイント
表示領域がさらに広くなり閲覧性が向上します。
iPhone14シリーズでは、さらにディスプレイが大幅にアップデートされると予想されています。
iPhone14シリーズでは、ノッチを廃止しパンチホールデザインへ大幅アップデートされると予想されています。
ディスプレイ業界の内情に詳しいロス・ヤング氏によると、iPhone14シリーズはフロントカメラがパンチホール式になるとコメントしています。
これにより、大幅に画面の視認性が向上します。
120Hz(ProMotionディスプレイ)対応
iPhone12 Proシリーズのリフレッシュレートは60Hzですが、iPhone13 Proシリーズでは、120Hzの高リフレッシュレートに対応しました。
iPad Proのディスプレイも120Hzのリフレッシュレート(ProMotionテクノロジー)に対応していますが、新型iPhoneにも対応しました。
ポイント
iPhone13 Proシリーズでは最大120Hzのアダプティブリフレッシュレート(ProMotionテクノロジー)に対応しました。
Webブラウザなどを閲覧する際などのスクロールもより滑らかで、綺麗な表示となります。
ストレージ構成に1TBモデル追加
年々写真や動画の画質が良くなり、ストレージ容量が多く必要となります。
iPhone12シリーズの最大ストレージ容量は512GBとなります。
4K動画や高画質な写真を保存すると64GBでは足りなくなります。
ポイント
iPhone13 Proシリーズのみストレージ構成に1TBが追加されます。
パソコンのコンテンツをスマホでも見たい方や、データ同期をしたい方は大容量をおすすめします。
生体認証はFace ID搭載
iPhone13シリーズには、iPhone12シリーズ同様にFace IDが搭載されました。
9to5Macによると、2022年モデルのiPhoneは、Touch ID搭載ディスプレイが採用されるとしています。
参考
iPhone13(2021年):Face ID
iPhone14(2022年):Touch ID搭載ディスプレイ
iPhone13の発売日
iPhone13の予約開始日および発売日は以下のとおりです。
予想スケジュール
予約開始日:2021年9月17日(金)21時~
発売日:2021年9月24日(金)
まとめ:iPhone14を待つべき?
新型iPhone13シリーズはマイナーアップデートとして登場しました。
しかし、iPhone12シリーズと比べるとますます使い勝手がよくなるでしょう。しかし以前から噂されていた、Touch ID搭載ディスプレイなどの大幅アップデートがあるのは2022年モデルのiPhoneとなると予想されています。
ポイント
スマホの買い替え時期の方、現状の性能に妥協したくない方、最新機種を選びたい方はiPhone13を買うべきだと感じます。大幅な新技術搭載などのメジャーアップデートを狙うなら、来年のiPhone14を待つのが良いかもしれません。
新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
これらは確定情報ではない為、最終スペック、デザインは変わる可能性があります。
Source:MacRumors , Wccftech , Svetapple.sk , EverythingApplePro E A P , 9to5Mac , Apple Hub , Tech Limited , Apple , FRONT PAGE TECH