Appleは毎年様々な新製品を登場しますが、2022年はたくさんMacの最新モデルが登場すると予想されています。
ユーラシア経済連合(EEC)のデータベースに、未発表のMacが複数登録されたとConsomacが報じています。
この記事では、2022年に登場が予想されている次期モデルの新型Macシリーズについての最新情報を解説していきます。
新製品が気になっている方、MacBook Airや、MacBook Proを購入しようか悩んでいる方は参考にしてください。
目次
M2チップ搭載の新製品はいつ登場か
2020年秋に初めてM1チップを搭載したMacが登場し、2021年の春にはM1チップを搭載したiPad Proが登場しました。
Appleが年に1度開催する開発者向けのイベント「WWDC22」で、M1チップに続く第2世代の新しいAppleシリコン「M2」が発表されました。
M2チップの特徴
- 200億個のトランジスタ構成
- 第2世代5nmプロセス
- 100GB/sのメモリ帯域で50%向上
- メモリ最大24GB
- CPUパフォーマンスは18%向上
- CPUは8コア(性能4コア、効率4コア)
- GPUパフォーマンスは最大25%向上
- GPUは最大10コアに向上
- 次世代のSecure EnclaveとNeural Engine搭載
- H.264とHEVCの8Kビデオ、ProResに対応
M2チップは「M1 Pro」や「M1 Max」の性能は上回らず、M2チップはM1チップと比べて強力になったということになります。
現状のAppleシリコンでは、以下のとおりの性能順になります。
参考
M1< M2< M1 Pro< M1 Max < M1 Ultra
海外メディアのBloombergによると、Appleは2022年後半にもM2チップの上位版(M2 Pro/M2 Max)を搭載した新製品を発表する可能性があると報じています。
今後さらに「M2 Pro」や「M2 Max」の登場も期待されています。
発売予想時期
- 2022年前半
・MacBook Air(7月発売)
・13インチMacBook Pro (7月発売)
- 2022年後半
・14/16インチMacBook Pro
・Mac Pro
・Mac mini
・iMac Pro
2022年前半(WWDC22)で登場したモデルと、2022年後半に登場するモデルの特徴をまとめました。
M2 MacBook Air
2022年モデルのMacBook Airはどのようなモデルになって登場したのか特徴をまとめていきます。
特徴まとめ
- 薄型軽量化された新デザイン
- CPUはM2チップ搭載
- パフォーマンス、省電力性能の向上
- Liquid Retinaディスプレイ搭載
- 空間オーディオ対応の4スピーカー搭載
- バッテリー駆動は18時間
- MagSafeとThunderboltポート搭載
- Touch ID搭載
- 複数のカラーバリエーション登場
- 価格は税込16万4800円~
- 7月発売開始
MacBook Proのようなフラットなデザインとなり、MagSafeでの高速充電にも対応しました。
前世代のモデルと比べて体積を20%も削減することに成功しています。より無駄のない洗練されたデザインが魅力のモデルにアップデートされました。
新型MacBook Airは薄型軽量化され、さらに持ち運びが便利となります。
M2 MacBook Pro 13インチ
同じくM2チップを搭載したMacBook Pro13インチが登場しました。
今までのMacBook Proとデザインなどは変わらずに、M2チップが搭載されたモデルとなります。
特徴まとめ
- 薄型軽量化された新デザイン
- CPUはM2チップ搭載
- 最大1.4倍高速化
- Touch Bar搭載
- Liquid Retinaディスプレイ搭載
- 空間オーディオ対応の4スピーカー搭載
- バッテリー駆動は20時間
- MagSafeとThunderboltポート搭載
- Touch ID搭載
- 7月発売開始
- 価格は178,800円~
MacBook Proシリーズの中で最初にM2チップを搭載したモデルとなります。
動画編集などの高負荷な作業でも快適に操作したい人はProモデルがおすすめです。
M2 Mac mini(2022年秋)
現行のMac miniはM1チップが搭載され、性能が向上して2020年11月に登場しました。
M2チップ搭載モデルは2022年秋のAppleイベントで発表される可能性があります。
次期モデルの新型Mac miniはデザインが大幅刷新され、スペックもさらに向上すると予想されています。
最新情報まとめ
- 次世代デザインで薄型化
- M2チップ搭載
- 4つのThunderbolt/USBポート搭載
- MagSafe電源コネクタ搭載
- 豊富なカラーバリエーションが登場
現行モデルのMac miniと比べ、薄型になりデザインも刷新されます。チップについては、M2チップが搭載されハイエンドモデルになることが予想されています。
処理能力が大幅に向上すると報じられていて、海外メディアでは非常に期待が高まっています。
14/16インチMacBook Pro(2022年秋)
2022年後半に上位モデルのMacBook Proが登場する可能性があると報じられています。
M2 ProおよびM2 Maxチップを搭載し、M2チップを搭載したMacBook Pro 13インチよりさらに性能が向上すると予想されています。
最新情報まとめ
- 次世代デザインを採用
- M2 Pro/M2 Maxチップ搭載
- 12コアCPU/38コアGPUを搭載
- メモリは64GB搭載
- 次世代のThunderbolt/USBポート搭載
- MagSafe電源コネクタ搭載
マーク・ガーマン氏によると、さらに強力な性能を搭載したMacBook Proシリーズの上位モデルが登場すると報じています。
2022年モデルの新型iMac 27インチ後継モデルやiMac Pro、Mac Proの情報が登場次第、記事を更新します。
まとめ
2022年に登場する次世代M2チップを搭載した新型Macについての情報をまとめました。
M2を搭載した新型MacBook Proや新型Mac mini、Mac Proなどの登場が期待されています。
その他に、EECに登録が期待されているMac製品としては、iMac 27インチ後継モデルやiMac Pro、Mac Proなども可能性が高いとしています。
新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
これらは初期の情報で、最終スペック、デザインは変わる可能性があります。
Source:EEC , Macworld , Tech Limited , Apple Hub , FRONT PAGE TECH