Apple Watchはアップデートで様々な新機能が追加され、さらに便利になります。
マスク着用時のiPhoneのロック解除にiOS14.5で対応しました。
Apple Watch Series 6 はデュアルコアS6 SiPによって処理性能が向上し快適になったうえに、新センサー搭載により血中酸素濃度が測定できるようになったりと様々な機能が充実しています。
この記事では、Apple Watch Series 6の特徴やデザイン、使用感、優れているポイントを徹底解説していきます。
Apple Watch Series 6を検討している方や気になっている方は必見です。
目次
Apple Watch Series 6レビュー
腕時計なので外観が非常に大切です。
今回は、Apple Watch Series 6の44mmゴールドアルミニウムケースモデルを購入しました。
横長の白いデザインのパッケージで格式高い雰囲気が溢れます。
ゴールドは非常に高級感があり、様々なバンドと相性が良いです。
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Apple Watchのバンド「ソロループ」
つなぎ目がなくて話題のバンド「Solo Loop」を購入しました。
ソロループは、柔らかい伸縮性のあるシリコンで作られています。驚くほど快適な着け心地を追求したデザインで、クラスプもバックルもありません。
優れているポイント
- 脱着が非常に簡単
- 水や汗に濡れたときに乾きやすい
- プールなどで活用できる
- 手洗い用洗剤で洗える
実際に着けてみると、非常に軽快感があります。
外出したりランニング時に汗をかいたり汚れた場合は、手洗い用洗剤で洗えるところが便利です。
水への耐性があるのが最大のポイントですね。
ただし、通気性がないので就寝時はあまりおすすめできないのがデメリットです。
サイズ選びには注意
サイズが9種類もあるということで、サイズ選びは手首を測らないといけません。
Apple公式サイトの製品ページからバンドサイズの測定を購入前に行う必要があります。
外観デザインは従来モデルと同様
Apple Watch Series 6の外観はSeries 5やSeries 4と同じデザインです。
四角い時計スタイルが特徴的ですね。
ポイント
Digital Crownを回すとアプリをスクロールして操作ができます。Digital Crownを押すことでホーム画面に戻ることができ、起動したいアプリに切り替え可能です。また、サイドボタンは電源ボタンの役割とアプリのタスク切り替えが可能です。
本体の左側にはスピーカーを搭載していて、通知音、通話音声などを鳴らせます。
Apple Watch Series 6はSeries 3よりも音量が50%大きくなっています。
通話の音量も問題なく、ハンズフリーが快適です。
Apple Watch Series 6をおすすめする理由
Apple Watchは毎年、新たな機能が追加されたりスペックが向上し進化しています。
Apple Watch Series 6では様々な便利機能が搭載され、パフォーマンスも向上しました。
おすすめする理由は以下のとおりです。
ポイント
- マスクを着けたままiPhoneのロック解除が可能
- 常時表示Retinaディスプレイが見やすい
- 新センサー搭載で血中酸素濃度を測定できる
- 新しい高度計搭載で常時高度を計測できる
- ランニングなどのワークアウトで非常に役立つ
- バッテリーの持ちが良い
- 5W充電器で急速充電に対応
- 心電図アプリに対応
アウトドアや家の中で日常的に使ってみてわかった優れているポイントを徹底解説していきます。
優れているポイントがすべておすすめする理由となります。
マスクを着けたままiPhoneのロック解除が可能
マスクを着けたままApple WatchでiPhoneのロックを解除できます。
ポイント
マスク着用時にiPhoneのFace IDのロック解除ができるので、より快適になります。
iPhoneがロック解除された場合はApple Watchが振動と通知をします。
iPhoneをiOS14.5以降、Apple WatchをwatchOS7.4以降へアップデートする必要があります。
常時表示Retinaディスプレイが見やすい
Apple Watch Series 6の常時表示ディスプレイは従来のSeries 5よりも最大2.5倍明るくなりました。
日中の外出時でも画面は非常に明るく高品質だと言えます。
また、常時点灯ディスプレイは見たいときに時間や天気、通知などの情報を確認できます。
明るい太陽の下でも文字盤が見やすくて快適でした。
バッテリー持ちは気にしなくて良い理由
ディスプレイはLTPO技術をバックプレーンに使った有機ELディスプレイです。
黒い画面において消費電力が少なく、常時点灯していてもバッテリー消費は微々たるものです。
通常は画面のリフレッシュレートが60Hzですが、画面を見ていないときは画面の明るさを落としリフレッシュレートも1Hz下がるので、バッテリーの消費が軽減されます。
参考
リフレッシュレートとは、ディスプレイが1秒間に何回、画面を更新するかを表していて、単位だとHz(ヘルツ)を使用します。
また、画面の明るさを落として文字盤をダークモードにする『アンビエント表示』機能も搭載されています。この機能でApple Watchのバッテリー消費はかなり軽減されています。
画面を見ていないときは、自動的にアンビエント表示されます。
血中酸素濃度を測定できる
Apple Watch Series 6から新センサーの『血中酸素ウェルネスセンサー』が搭載され、血中酸素濃度(SpO2)の測定が可能になりました。
血中酸素濃度とは
赤血球内のヘモグロビンの割合を表す数値です。
SpO2は非常に重要な健康の指標となります。
- 健康な人なら95%~100%
- 90%を下回ると血液が酸素を運搬できていない状態
コロナウイルスで肺炎が流行っていますが、そういった時にもSpO2の測定が役立ちます。
呼吸器系や心臓の異常を検知できるようになったということです。
90%以下であると心臓や肺に何らかの異常が発生している可能性があると言われています。
ポイント
本体背面から出力される赤色のセンサーで血液の色を検知し、血中の酸素濃度を測定します。
また、定期的に自動で測定されます。
計測したデータは、iPhoneの 「ヘルスケア」 アプリに記録されます。
測定中(15秒間)は腕を動かすと測定に失敗するので注意が必要です。
測定時には腕にしっかりバンドを装着して腕をテーブルか、ひざの上に乗せて測定すると良いです。
新しい高度計搭載で常時高度を計測できる
Apple Watch Series 6から新しい高度計が搭載されました。
今回搭載された新しい高度計の特徴は以下のとおりです。
ポイント
- 常時測定が可能になった
- 屋内・屋外ともに正確な計測ができる
- リアルタイムで高度差を記録する
この機能は、アウトドアで登山やスキーなどの高度の変化を伴うアクティビティで活躍します。
Apple Watchは常に様々な情報を記録してくれます。
実際に高度のリアルタイム計測をしましたが、地上での高度の変化を1m刻みで検出しました。
自分の今いる場所の高さを知れるのは便利ですね。
アウトドアや山登りの場面で非常に役立つ機能なのではないでしょうか。
ランニングなどのワークアウトで非常に役立つ
Apple Watchでは、ウォーキングをはじめ、ランニングやサイクリング、スイミングなど様々なワークアウトに対応しています。
項目ごとに最適化されたアルゴリズムにより、測定精度がSeries 6でさらに向上しました。
ポイント
データが確認しやすく、ペースや心拍数、走った距離などを正確に計測してくれます。
走りながら数値を確認することも多いと思いますが、フォントサイズが大きく視認性も高かく非常に見やすいです。また、汗や雨など水滴が画面について意図せず勝手に操作されることもないです。
また、Apple Watchに記録された運動データはiPhoneにも即時反映されます。
1日の目標運動時間、目標消費カロリー、目標スタンド時間を設定することができるため、達成するために運動を頑張ることができます。
合計歩数、合計距離、上がった階段などの記録も簡単に確認でき自分自身のステータスが把握できるのが非常に良いです。
結論、スポーツ中の快適さが格段に変わってきます。さらに、細かくデータ化され記録されるのがモチベーションへと繋がりました。
バッテリーの持ちが良い
Apple Watch Series 6のバッテリーの持続時間は最大18時間とAppleが公開しています。
実際に1日、常時表示ディスプレイONにして計測してみました。
経過時間 | バッテリー残量 |
0分 | 100% |
4時間 | 92% |
6時間 | 85% |
8時間 | 79% |
12時間 | 63% |
15時間 | 51% |
17時間 | 40% |
24時間 | 27% |
※使い方によって変動しますので、あくまでも1例として参考にしてください。
非常に長くバッテリーが持つため、常時表示ディスプレイを安心して使えます。
常時表示ディスプレイを無効にしたら、さらに長くApple Watchを使えます。
ポイント
バッテリー消費の多いモニタリング機能を使用しなければ丸一日は余裕で使用可能です。
あまりハードに使わないユーザーであればさらに長い時間の使用が期待できます。
5W充電器で急速充電に対応
Apple Watch Series 6から急速充電に対応しました。
Series 5では80%の充電に約1.5時間ほど掛かっていましたが1時間で充電が可能です。
充電状態 | Apple Watch 6 | Apple Watch 5 |
0 ⇒ 80% | 1時間 | 1.5時間 |
0 ⇒ 100% | 1.5時間 | 2.5時間 |
充電速度が向上したことで、隙間時間にバッテリーを素早く充電し時間に困ることも少なくなります。
Apple Watch磁気充電ケーブルもApple Watchの背面につけるだけなので楽です。
心電図アプリに対応
手首の上で心電図を記録することができるようになり、自分の心臓の健康状態のステータスを常に確認できます。
また、記録しデータ化もしてくれるので情報を共有できたりと非常に便利です。
まとめ:Apple Watchでできること
Apple Watch Series 6は様々な機能が充実しています。
新たな機能やスペックが向上し、生活を変える程の大きな魅力があります。
Apple Watch Series 6でできることは以下のとおりです。
Apple Watchでできること
✔iPhoneに届く通知をすぐに確認できる
✔LINE、Discord、SMSの送受信ができる
✔ハンズフリーで通話やSiriも可能
✔スマホ同様に正確な時間を確認できる
✔ストップウォッチ・タイマーを使える
✔ワークアウトで非常に役立つ
✔現在地の確認、ナビが使える
✔高度や方向を確認できる
✔血中酸素濃度が測定できる
✔心電図が測定できる
✔睡眠アプリで睡眠時間計測ができる
✔音楽の再生、操作ができる
✔iPhoneカメラのリモコンとして使える
✔Apple Pay(キャッシュレス)支払いができる
✔Apple WatchでSuicaを利用できる
✔iPhoneと連携して健康管理ができる
✔iPhoneがマスクしたままFace IDロック解除できる
✔緊急時は直ぐ緊急連絡先へ連絡がいく
✔防水のため、プールでも使える
✔自分好みのベルトを選べる
✔高品位な素材を使用し腕時計として使える
時計として使うだけではなく、使い方次第で生活の質を高め、生活を支えるデバイスとなります。
気になっている方は是非購入を検討してみてはいかがでしょうか。