Apple Watchは、健康管理など様々な用途で活躍する便利なスマートウォッチです。
多くの機能を搭載していて幅広い使い方ができますが、Apple Watchのモデルごとに機能や使い勝手が変わっていきます。
どのモデルを購入すれば良いのか気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Apple Watchを買うときの選び方や注意点をまとめました。シリーズ、モデル、ケースサイズの比較などを徹底解説しています。
これから購入を検討している初心者の方に向けて、分かりやすく簡単に紹介します。
Apple Watchデビューをしたい方、Apple Watchの選び方で悩んでいる方は参考にしてください。
目次
Apple Watchの選び方
Apple Watchはシリーズやサイズなどそれぞれ特徴や違いがあり、価格や使い勝手も大きく変わっていきます。
大前提として、Apple WatchはAndroidスマホでは使えません。Apple Watchのセットアップや連携にはiPhoneが必要となります。
Apple IDが設定されたiPhoneとペアリングすることで使えるようになるため、iPhoneを持っていない人は、まずはiPhone6s以降のモデルを用意しましょう。
Apple Watchを選ぶときのポイントは以下のとおりです。
ポイント
- Apple WatchのSeries(世代)
- Apple Watchのケースサイズ
- Apple WatchのGPSとセルラーモデル
- Apple Watchのケース素材
- Apple Watchのバンド
Apple Watchを購入する際には、シリーズやサイズ、ケース素材などを決める必要があります。
どのような選び方をすれば良いのか、これからApple Watchデビューをする方に向けて簡単に解説していきます。
Apple WatchのSeries(世代)
Apple Watchのナンバリングモデルの最新はApple Watch Series 9となり、毎年9月頃にAppleイベントが開催され新型モデルが登場しています。
毎年、新たな機能が追加されたり、性能が向上し進化していきます。
Apple Watchには大きく分けて3つのモデルがあります。
シリーズ
Apple Watch Series1~9:ナンバリングモデル
Apple Watch SE:機能を制限した廉価版
Apple Watch Ultra:高耐久、高性能ハイエンドモデル
Apple Watch Series1~9のナンバリングモデルの最新モデルであるSeries 9は皮膚温測定機能などが搭載されています。
Series 7ではディスプレイの表示領域が拡大されたり耐久性が向上したりしています。Series 6では血中酸素濃度の測定、睡眠管理など機能が追加されシリーズごとに進化しています。
Apple Watch SEは、機能が抑えられ価格の安さを重視したエントリーモデルで、第2世代が最新モデルです。ディスプレイの常時表示や血中酸素濃度測定、心電図測定機能などがありません。
2022年秋に初めて登場したApple Watch Ultraは、高耐久で大型ディスプレイを搭載していてバッテリー持ちも最も長く、登山やダイビングなど、よりアクティブなスポーツに特化したモデルになります。
Apple Watch Series 7や6などの旧モデルは、Appleでは販売終了していますがAmazonや中古サイトなどから購入が可能です。新型モデルの登場で旧モデルは値下げされていることが多いです。
最新モデルは価格は高いですが、その分機能が向上しているので長く使う場合は最新モデルか最新モデルに近いモデルの購入がおすすめです。
Apple Watchのケースサイズ
ケースサイズはApple Watch本体の大きさです。大きいサイズと小さいサイズの2種類があります。
ケースサイズは世代によって異なっていますが、Apple Watch Series 9、Series 8は41mmと45mmの2種類があります。
ポイント
ケースサイズでは大サイズと小サイズの2種類があり、手首に装着したときの存在感や重さ、価格が変わってきます。
また、小サイズのApple Watchバンドは短く、大サイズのApple Watchバンドは長くなりバンドの寸法にも影響します。
サイズの種類と重さ、価格の違いは以下のおとりです。
ケースサイズは画面の大きさや見やすさに繋がる一方で、価格にも差があります。
大サイズの特徴
- Apple Watchの存在感が大きい
- 操作がしやすく見やすい画面
- 価格が小サイズと比べて高い
45mm、44mmケースは手首が140~220mmの方にフィットします。
Apple Watchを腕に装着したときの雰囲気をより楽しみたい方や、存在感が欲しい方、大画面で操作性、視認性を重視する方は大サイズがおすすめです。
小サイズの特徴
- コンパクトでスタイリッシュ
- Apple Watchをスマートに見せたい
- 価格が大サイズと比べて安い
41mm、40mmのケースは手首が130mm〜200mmの方にフィットします。
Apple Watchをファッションの一部としてスマートに見せたい方や、よりコンパクトなモデルが欲しい方は小サイズがおすすめです。
自分自身の好みや使いやすいサイズを選びましょう。
Apple WatchのセルラーとGPSモデル
Apple Watchには、「GPSモデル」と「GPS+セルラーモデル」がありますが、Apple Watch単独でネットに繋がるかどうかが違いとなります。
iPhoneの回線(Wi-Fi環境)を使ってネットに繋がるGPSモデルと、Apple Watch単独でネットに繋がるセルラーモデルがあります。
ポイント
セルラーモデル:iPhoneがなくても通信可能
GPSモデル:iPhoneがないと通信不可
Apple Watchを購入する際には、どちらのモデルにするか必ず選ぶポイントとなります。
また、GPSモデルはケース素材がアルミケースのみとなるため、ステンレスやチタニウムが欲しい方はセルラーモデル一択となります。
セルラーモデルで単独通信する場合は、月額料金が発生します。
注意ポイント
セルラーモデルは「GPS+セルラーモデル」となるため、通信契約を必ずする必要はありませんが、Apple Watch単独で通信したい場合は別途、通信契約する必要があります。
各キャリアでは月額で1つの電話番号を、iPhoneとApple Watchで共有して音声通話やデータ通信ができます。
常にiPhoneを持ち歩く場合は、セルラーモデルは不要です。Apple WatchのGPSモデルの特徴は以下のとおりです。
iPhoneなしでもワークアウトの記録やSuicaの使用、同期済みの音楽の再生などが可能です。電話やLINEの通知などはiPhoneが必要となります。
すべての操作をApple Watch単独で使いたい方はセルラーモデルがおすすめです。
Apple Watchのケース素材
Apple Watchには、ケースの素材が「ステンレス」「アルミ」「チタン」の3種類があります。
また、価格はケースの素材になると言って良いくらいの価格差があります。
それぞれの特徴や違いは以下のとおりです。
アルミ | ・最も軽い ・Ion-Xガラス採用 ・光沢なし ・GPS/セルラーモデル ・59,800円~ |
ステンレス | ・サファイアガラス採用 ・画面の強度が高い ・光沢あり ・セルラーモデルのみ ・112,800円~ |
チタン | ・最も重い ・サファイアガラス採用 ・画面の強度が高い ・セルラーモデルのみ ・124,800円~ |
素材によって、デザインだけでなく重量やディスプレイの強度、価格に違いがあります。
アルミは最も軽い素材となり、1日中着用したり運動する際は疲れにくく使い勝手が良いです。ディスプレイは他の素材と比べると強度は劣りますが、気になる場合はApple Watchフィルムなどでカバーできます。
高級感や見栄えを重視するなら、Apple Watchの側面が光沢のあるステンレスケースがおすすめです。チタンケースは高額ですが、頑丈さが圧倒的です。
ポイント
使う目的や利用シーンによって、最適なケース素材は変わるため、自分自身のスタイルに合った素材を選びましょう。
ケース素材で迷っている方は、価格が安く購入しやすいアルミがおすすめです。
Apple Watchのバンド
Apple Watchは簡単にバンドを交換できるので、使用するシーンによって付け替えることが可能です。
Apple Watchをおしゃれにカスタムできるwatchバンドは様々な種類があります。
スポーツをするシーン、フォーマルなシーン、就寝時などバンドによって印象や使い勝手が大きく変わっていきます。
ポイント
運動シーン:スポーツバンド、ソロループ
ビジネスシーン:レザーバンド、ステンレスバンド
就寝時:ナイロン系バンド
運動をするときは、シリコン製のスポーツバンドがおすすめです。特にソロループは装着感や使い勝手も良く、バンドを丸洗いできるので便利です。
ビジネスシーンでは、レザー系やステンレスバンドがおすすめです。Apple純正よりもサードパーティー製は安くて使い勝手も良好です。
レザーバンドは幅広いシーンで使えるので1本持っていると便利です。
Apple Watchのおすすめモデル
今買うなら、どれがどんな人におすすめなのか詳しく紹介していきます。
ポイント
最新モデルであらゆる機能を使いたい方はApple Watch Series 9がおすすめです。登山やスキューバダイビングなどよりハードな使い方をしたい方は最上位モデルのApple Watch Ultraがおすすめです。一方で低コストでApple Watchを試したいならSEシリーズがおすすめです。
また、現在はAppleでは販売が終了していますが旧モデルのSeries 3、Series 5やSeries 6も狙い目です。
ワークアウトの記録、通知や通話、音楽操作などの基本機能はどのシリーズでも可能です。バッテリー持続時間もUltra以外は最大18時間となっています。
高心拍数と低心拍数の通知、不規則な心拍の通知、心肺機能レベルの低下の通知はSEシリーズを含めSeries 3から最新モデルまで対応しています。
こんな方におすすめ
- 健康管理を徹底したい⇒Series 6以降
- 費用を抑えたい⇒SEシリーズ
- Apple Watchを試す⇒SEシリーズ
- ジムやランニングで使いたい⇒Series 6以降/SE
- 長く使う⇒Series 6以降
- 最新・性能重視⇒Series 9
- 登山などより過酷な環境で使う⇒Ultra
Series 7はSeries 8と比べて皮膚温測定機能と衝突事故検出機能が搭載されていないのが大きな特徴です。
また、Series 3以前のモデルはOSサポートが終了しているため購入はおすすめできません。
SEシリーズを買うべきか迷っている方
Apple Watch Series 9などのナンバリングモデルは約6万円と高いため、価格が抑えられたSEシリーズの購入を考えている方も多いと思います。
SEシリーズは、血中酸素や皮膚温、心電図アプリ、画面の常時表示機能に対応していません。
ポイント
ワークアウトをしたり健康の記録をするのには十分なスペックを誇ります。
SEシリーズは必要最低限の機能しか搭載されていないわけではありません。
高心拍数と低心拍数の通知や心肺機能レベルの通知、緊急SOSなどにも対応しているSEシリーズは、初めてApple Watchを購入する方におすすめです。
高速充電や防塵性能、心電図機能、画面の大きさを求める方はナンバリングモデルの購入がおすすめです。
まとめ
Apple Watchはシリーズ、モデルごとに価格の違いや、使い勝手などできることが異なるため、勢いで購入するよりもしっかりと用途を明確にして選ぶことが大切です。
選び方まとめ
- Apple WatchのSeries(世代)
- Apple Watchのケースサイズ
- Apple WatchのセルラーとGPSモデル
- Apple Watchのケース素材
- Apple Watchのバンド
Apple Watchを最速で購入するにはAppleストアですが、Apple Watchを最もお得に購入するにはAmazonがおすすめです。
Amazon購入がお得な理由
- 本体価格の最大5%ポイント還元
- プライムデーなどの大型セールでお得
- プライム会員なら無料翌日配送
Amazonでは購入時に1~5%ほどのポイント還元があるのがおすすめの理由です。また、整備済み品の旧モデルも購入できます。
ポイントで新しいバンドなどアクセサリー類も購入ができるので、非常にお得です。
Apple Watchは選ぶ要素が多すぎて複雑ですが、自分に合ったモデルに絞って最適な一台を購入しましょう。
Source:Apple