ライカから初のスマホ「Leitz Phone 1」(ライツフォンワン)が登場しました。
ライカ(Leica)とは、一眼レフカメラや高級コンデジなど高価なカメラを販売しているカメラメーカーです。
ライカはデザイン性や機動性が優れていて人気のカメラとなります。
この記事では、ライカ初のスマホである「Leitz Phone 1」について優れているポイントを解説していきます。
Leitz Phone 1が気になる方、購入を検討している方は参考にしてください。
目次
Leitz Phone 1とは
Leitz Phone 1(ライツフォンワン)はシャープのAQUOS R6の性能や筐体をベースにライカが全面的に監修したAndroidスマホです。
2021年7月16日に発売し、ソフトバンク独占販売となっています。
スペックは以下のとおりです。
スペック的にはハイエンドモデルと言えます。
動作速度に最も影響するCPUは、Qualcommの「Snapdragon 888 5G」です。
Qualcomm社が開発するCPUの中では2021年現在最も高性能となります。
また、バッテリー容量も5,000mAhとなり、スマホのサイズと重量を考えるとかなり多いほうです。
USB Type-C PD対応となり、約130分の充電で連続待受時間が約520時間となります。
3.5mmのヘッドフォンジャック搭載で非常に使い勝手が良い仕様となっています。
さらにLeitz Phone 1は、IP68等級の防水に対応しています。万が一の事態に備えられるため安心感があります。
Leitz Phone 1の価格
販売価格は187,920円
スマホにしてはとても高いですが、ライカのカメラにしては安いと言った価格帯となっています。
Leitz Phone 1の優れているポイント
Leitz Phone 1は、ライカならではのデザイン性の高さやカメラ性能が非常に高いことが特徴となります。
やはりライカのスマホということで、カメラ性能に特化しています。
Leitz Phone 1の優れているポイントは以下のとおりです。
ポイント
- 1インチの高性能イメージセンサー搭載
- Pro IGZO OLEDディスプレイ搭載
- 高性能チップセット「Snapdragon 888 5G」搭載
- 洗練されたデザイン
優れているポイントについて細かく解説していきます。
1インチの高性能イメージセンサー搭載
Leitz Phone 1の最大の特徴は、高級コンデジによく搭載される1インチの超大型イメージセンサーが搭載されていることです。
F値 1.9 / 焦点距離19mmの7枚構成レンズを背面カメラに搭載しており、シングルカメラながらも超広角や最大6倍のデジタルズームにも対応しています。
ポイント
一眼レフに匹敵する2020万画素の高精細な写真や動画の撮影ができます。
暗いシーンでは明るく撮影ができ、動きの速いものも滑らか且つ綺麗に自然な色での撮影が可能です。
さらには、モノクロ写真の撮影などあらゆる撮影が可能で、自然な背景ボケも楽しめます。RAWやJPEGでの保存にも対応しています。
また、他のスマホにはない磁気式レンズキャップにより、背面カメラを使用しない際はレンズの保護ができます。
スマホで撮影したとは思えないほどの高いクオリティの写真を手軽に撮れるのが魅力です。
シャッター音がライカ Mシリーズのカメラと同じ音源を収録していて、撮影の雰囲気も楽しめます。
カメラスペック
背面カメラ:有効画素数約2,020万画素+ToF
前面カメラ:有効画素数約1,260万画素
Pro IGZO OLEDディスプレイ搭載
自然な色を再現することができる約6.6インチの「Pro IGZO OLEDディスプレイ」を搭載しています。
ポイント
・ピーク時の輝度2000ニト(HDR画質)
・コントラスト2000万:1
・10億色表示に対応
・最大240Hzリフレッシュレート対応
・ディスプレイ指紋認証対応
省電力性能や応答性が非常に高く、有機ELの持つ高いコントラストが魅力のディスプレイです。
動画コンテンツは没入感のある映像を体感でき、Leitz Phone 1で撮影した写真や動画を高画質で見ることができます。
表示するアプリに合わせて、リフレッシュレートが1Hzから240Hzの間で可変するため、省エネ性能と画面の滑らかさを両立します。
ディスプレイスペック
画面サイズ:約6.6インチ
解像度:2730 x 1260
ディスプレイ種類:Pro IGZO OLED
高性能チップセット「Snapdragon 888 5G」搭載
Leitz Phone 1は高性能チップセットである「Snapdragon 888 5G」が搭載されています。
ポイント
高い処理能力を持ち、あらゆる操作が非常に快適です。
Snapdragon 888 5Gと12GBメモリにより圧倒的なマシンパワーで超快適な動作を実現します。
撮影した写真や動画をパソコンを使わずにLeitz Phone 1で快適に編集ができます。スマホ市場では最高クラスの性能となります。
CPUスペック
オクタコア(2.8GHz+1.8GHz)
Snapdragon 888 5G
洗練されたデザイン
Leitz Phone 1は、ライカならではの高級感のあるデザインが特徴的です。
背面は強化ガラスを搭載したマットブラックとなり、ライカのロゴが特徴的でデザインや素材の質感にこだわりを感じます。
ポイント
外観デザインは非常にかっこよく上質なモデルとなっています。
また、レンズキャップが付属するのもスマホとしては非常に珍しいモデルとなり、レンズを傷や汚れから保護してくれます。
まとめ
ライカ初のスマホ「Leitz Phone 1」はスマホ最大級の1インチ高性能イメージセンサーを搭載し、高画質カメラをポケットに入れて持ち運べるのが注目ポイントです。
Leitz Phone 1はカメラに比べれば圧倒的にコンパクトで、撮った写真や動画の管理や編集ができるのはとても便利です。
スペックも高くデザイン性も良いですが、価格が187,920円とスマホとしてはかなり高額となるため、やはり買うのにやや躊躇気味になります。
カメラが欲しいなら高級コンデジや一眼レフカメラを買っても良いと感じました。ただ、ライカのカメラを買うならLeitz Phone 1は安いと感じるでしょう。
非常に魅力的なモデルですが、良く検討してから購入することがおすすめです。
Source:ソフトバンク