M2チップおよびM2 Proチップを搭載したハイエンドモデルのMac miniが2023年1月17日に正式に発表されました。
M2チップが搭載されて大幅に刷新して登場しました。
前モデルのMac miniはM1チップが搭載され性能が向上して2020年11月に登場しましたが、2023年2月に新型モデルが登場しました。
この記事では、2023年モデルの新型Mac miniについての特徴を解説していきます。
新型Mac miniが気になる方、購入を検討している方は参考にしてください。
目次
新型Mac mini (2023)の特徴
M2チップが搭載されて大幅に刷新して登場しました。
新型Mac miniはわずか縦横19.7cmの小型モデルですが、圧倒的なパワーを秘めています。
最新情報まとめ
- CPUはApple M2/M2 Pro搭載
- メモリは8GB~最大24GB
- ストレージは256GB~最大2TB
- 4つのThunderbolt/USBポート搭載
- MagSafe電源コネクタ搭載
- Thunderbolt 4デジタルビデオ出力
- 最大4K解像度、60Hzのディスプレイ1台に
対応 - スピーカー搭載
- Wi-Fi 6E (802.11ax)対応
- 発売日は2023年2月3日
- 価格は84,800円~
次世代のM2チップが搭載されて、8K ProResビデオの編集などパワーが必要な作業も快適にこなせるモデルとなりました。
2つまたは4つのThunderbolt 4ポート、2つのUSB-Aポートを搭載し拡張性にも優れています。
特徴を詳しく解説していきます。
M2/M2 Pro搭載
新型Mac miniでは、新プロセッサが搭載されスペックが大幅にアップデートされました。
ポイント
前モデルのMac miniと比べ高性能コアやGPUコア数が増加し、さらに高性能になりました。
M2チップの特徴やM1チップと比較した性能のポイントは以下のとおりです。
ポイント
- 200億個のトランジスタ構成
- 第2世代5nmプロセス
- 100GB/sのメモリ帯域で50%向上
- メモリ最大24GB
- CPUパフォーマンスは18%向上
- CPUは8コア(性能4コア、効率4コア)
- GPUパフォーマンスは最大25%向上
- GPUは最大10コアに向上
- 次世代のSecure EnclaveとNeural Engine搭載
- H.264とHEVCの8Kビデオ、ProResに対応
徹底した電力効率で、M1チップよりも全体的にパフォーマンスが向上しています。
M2チップはM1チップと同じ5nmプロセスで製造されるため、CPU構成は変わりませんが、高性能コアと高効率コアが強化されているのでマルチスレッド性能は18%向上しています。
ポイント
CPUは高性能コア4個、高効率コア4個とM1チップと同じ構成にも関わらず、キャッシュの増加などで性能が向上。
デザイン性に優れたボディ
MacBook ProやMac Proと比べて、新型Mac miniは超小型でスリムですが圧倒的な性能を持っています。
ポイント
わずか縦横19.7cmの小型ボディですが、大型デスクトップ級の性能を秘めています。
デスクを綺麗に見せたい方で、高性能なPCを求めている方にはMac miniはおすすめです。
4つのThunderbolt/USBポート搭載
M2 Pro搭載Mac miniの本体背面には、4つのThunderboltポートと、2つのUSB-Aポート、HDMIポートおよびEthernetポートが搭載されています。
ポイント
コンパクトなボディの中に多くのポートが搭載され、拡張性に優れています。
Wi-Fi 6E (802.11ax)対応
Mac mini初のWi-Fi 6Eに対応しました。
Wi-Fi 6Eは6GHz帯域に拡張され、より高速な通信速度を実現します。
ポイント
高解像度の映像を伝送することに優れたWi-Fi 6Eを採用するとしています。
Wi-Fi 6Eは2020年1月にWi-Fi Allianceが発表した新しいWi-Fiの規格です。
「E」はExtendedを意味していて、Wi-Fi 6を拡張しより高速な通信が可能な規格となります。
新型Mac mini 発売日
新型Mac miniは2023年2月3日(金)に発売となります。
価格は最小構成で84,800円からとなります。
ポイント
予約開始日:2023年1月17日(火)
発売日:2023年2月3日(金)
まとめ
新型Mac miniはさらに性能が大幅アップデートされ登場しました。
ポイント
次世代プロセッサが搭載され処理速度が高速化し、あらゆる作業や操作がより快適になります。
よりコンパクトで高性能なデスクトップMacを求める人にとって、おすすめのモデルになりそうです。
新たなスペックや新機能が分かり次第、情報を更新します。
これらは初期の情報で、最終スペック、デザインは変わる可能性があります。
Source:Apple , FRONT PAGE TECH